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マンションと戸建て、購入するならどっち?メリットとデメリットを比較

中古マンション
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住まいの購入を検討する際に、まず考えるのが「マンションか戸建て、どちらが良いか?」という問題ではないでしょうか。

この記事では、自分の好みやライフスタイルにあった選択ができるよう、それぞれの特徴、メリット・デメリットや資産価値などのお金の面についてもわかりやすく解説します。

1. マンションと戸建て、それぞれのメリット・デメリットとは?

1-1. マンションのメリットは?

共用部分のメンテナンス、管理の手間が掛からない

マンションは、個人が所有する住戸の「専有部分」とマンション住民全体の財産である「共用部分」で構成されています。エントランスや廊下、エレベーターやゴミ置き場などは共用部分となり、多くのマンションの場合、これらの管理は外部の管理会社に委託されています。

そのため、毎日の清掃やゴミ出し、定期的な修繕工事なども、住民が直接行うことなく手間が掛かりません。便利に生活ができることは、マンション最大のメリットと言えますね。

都心、駅近などの好立地の物件を手に入れやすい

マンションと戸建ての立地傾向を比較してみると、マンションは都心エリアや駅近に立地していることが多く、逆に戸建ては郊外エリアや駅から少し離れた場所に立地することが多い傾向があります。

特に、中古マンションであれば好立地に建つ物件を見つけやすく、立地面でもメリットが大きいと言えます。

オートロックや管理人などの体制により、セキュリティに優れている

マンションの場合、エントランスがオートロックになっているものも多く、防犯カメラや管理人・住民の目が常にあるため、戸建てに比べてセキュリティ面が優れていると言えます。

実際の侵入窃盗の傾向データをみても、戸建てに比べ低い数値になっています。

※ 参考: https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/akisu/ppiking.html

階段がなく、室内がフラットで有効面積が広い

マンションは戸建てに比べて室内の面積が小さいというイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、ワンフロアで階段がない分有効に活用できる面積が大きく、狭さを感じづらいというメリットがあります。段差が少なく高齢の方も暮らしやすいですね。

共用部設備・施設が充実している物件も

大規模のマンションでは共用部の施設が充実している物件も多く、敷地内の公園や集会所、キッズルームやゲストルームなどが用意されている物件もあります。中には、ホテル風のロビーやコンシェルジュ付きの物件も。

すべてのマンションに共通しているものではありませんが、物件探しの際には共用部施設についても注目してみると良いですね。

1-2. マンションのデメリットは?

近隣住戸との騒音などのトラブルも

マンションは上下左右に住戸が隣接しているため、騒音のトラブルが発生しやすいことはデメリットと言えます。賃貸住宅に住んだ際、上階の足音や隣の部屋の騒音が気になったという経験のある方も多いのではないでしょうか。

最近のマンションでは音対策がなされている物件も多くなっていますが、いずれにしてもマンションへ入居する際は、近隣住戸への配慮が必要になりますね。

管理費・修繕積立金など、ランニングコストが掛かる

マンションのメリットとして管理の手間が少ないことを上げましたが、この管理やメンテナンスをコンスタントに行うための費用として、住民は毎月管理費・修繕積立金を支払う必要があります。これらの費用は、住んでいる間無くなることはありません。

物件の築年や広さなど状況によって異なりますが、月額2~3万円前後掛かるケースが多いようです。業務委託費と建物の資産価値を守るメンテナンス費用であるため必要な費用にはなりますが、毎月支払うとなると負担も大きくなります。入居後に必要となるランニングコストとして、しっかり考えておく必要がありますね。

管理規約で定められたルールを守る必要がある

マンションは戸建てと異なり、たくさんの住民の方が一緒に所有する建物です。そのため、管理規約には様々なことが定められており、住民は必ずこれらのルールを守る必要があります。例えば、住戸内のリフォームを行う際には、必ず工事内容について事前に申請をし、管理規約に定められたルール内で行う必要があります。

また、ペットの飼育についても、種類や大きさや頭数まで決められている物件も多く、中には飼育不可の物件も少なくありません。何でも自由にしたいという方にはマンションは向かないと言えるかもしれません。

駐車場にもお金が掛かる

マイカーをお持ちの方の場合、戸建てであれば駐車スペースを敷地内に設ければ駐車場代は必要ありませんが、マンションでは敷地内の駐車場を有料で借りる必要があります。こちらも毎月掛かるランニングコストとして考えておく必要があります。

1-3. 戸建てのメリットは?

騒音のトラブルが少ない

戸建ても近隣に住戸があるため、全く音について気にする必要がないわけではありませんが、上下左右に住戸が隣接したマンションと比べると、音についてのトラブルは少ないと言えるでしょう。

自分の希望が叶えやすい

マンションには管理規約がありますが、戸建ての場合は自分がオーナーとなるため、すべて所有者の自由にできる点がメリットです。ペットの飼育についても頭数も種類も制限がなく、大型のペットやたくさん種類を飼いたいという方には戸建てをおすすめします。

もちろん、リフォーム工事内容にも制限はなく、外観も内装内容も自由です。オリジナリティのある住まいを実現したい方には戸建てのメリットが大きいですね。

管理費・修繕積立金・駐車場などの、毎月決まった支出がない

マンションで毎月必要となる、管理費・修繕積立金、駐車場代が戸建てでは必要ありません。入居後にコンスタントに必要な毎月の費用は抑えられるという点はメリットと言えますね。

1-4. 戸建てのデメリットは?

建物の管理、メンテナンスをすべて自分で行う必要がある

戸建ての場合、建物すべての維持・管理をご自身で行うことになります。マンションであれば、管理人さんが日々の掃除やゴミ出しなどの管理を行ってくれますが、戸建ての場合は、ゴミ出しも曜日や時間が決められていますし、部屋だけでなく庭の掃除や草むしり、害虫の駆除などもすることになるでしょう。

また、資産価値を守るためには建物のメンテナンスも重要です。戸建ても経年による劣化は起こるため、定期的な点検や修繕が必要です。毎月の管理費や修繕積立金は必要ありませんが、そうした費用を全く考えなくて良いわけではありません。突然の設備の不具合などで、大きな出費が必要になることもあるため、ご自身で計画的にメンテナンス費用を積み立てるなど、維持管理のための予算を捻出することは大事ですね。

セキュリティがマンションに比べると弱い

マンションのメリットでも先にご説明しましたが、戸建ての場合、セキュリティ面はより注意が必要です。玄関や開口部の戸締りだけでなく、防犯カメラの設置やその他侵入を防ぐため対策もしっかりとしておきたいですね。

2. マンションと戸建て、資産価値の違いは?

では、マンションと戸建てで、資産価値はどう違うのか見ていきましょう。

マンションも戸建ても経年によって資産価値は下がります。そこで重要になるのが、それぞれの土地と建物の所有割合です。経年による影響を受けるのは建物で、土地は劣化しません。したがって、土地の所有割合が低いマンションは、ほとんどが建物の価値で決まってしまうため、建物の経年による影響を受けやすいと言えます。

ただ、建物価値の下がり方は、マンションと戸建てでは異なります。これはコンクリート造か木造かの違いで、戸建ての建物価値の下落のほうが大きいと言えます。加えて、マンションの場合は、管理組合によって建物の維持管理もきちんと計画的に行われるため、資産価値が下がりづらいとも言えます。

どちらの資産価値が高いのか、厳密には立地や建物の状況等の条件によっても異なるため一概には言えませんが、長期で所有する場合は土地の所有割合の大きい戸建てのほうが資産価値を保ちやすいと言えるかもしれません。

3. まとめ

ここまで、マンションと戸建てのメリットとデメリットについて解説してきました。どちらの選択肢にも一長一短あるため、これらをしっかりと理解した上で、ご自身の好みやライフスタイル、将来のライフプランなどを考慮し選択することをおすすめします。