10年近く暮らしたマンションを、今まで部分的にリフォームをしてきたN様。ある日同じマンションで暮らす方から「水回りなどに不備が出てきた」と耳にした。築32年ということもあり、床をはがして配管を新しくするなら不備がでる前に、同時に好みの間取りにリノベーションをしようと思い至ったとか。
インターネットで見つけた数社に資料請求をしたり、近所のリノベーション業者に相談を始めたころ、ちょうどマンションの一室でインテリックス空間設計によりリフォームされた再販物件のオープンルームがあり訪問。思い描いていたイメージに合っていたので、青山まで相談会に訪れた。
実績があることと10年保証に安心感を抱き、インテリックス空間設計に決めました
打ち合わせのたびに、毎回ショールームを眺めるのが何よりの楽しみだったそう。
ホームパーティーにふさわしいリビングダイニング
N様は家族ぐるみでお付き合いをしているご友人が多く、20人近くがお家に集まることもあるとか。
そこで、大勢をもてなせるようリビングダイニングを広くした。子供たちがリビングで遊んでいる様子を、大人たちはダイニングでくつろぎながら見守れるという。お子様たちも、広くなって伸び伸び遊べると大喜びだった。
お手伝いがしやすい広々キッチン
リビングダイニングを明るく広くしたいという思いから、キッチンは吊戸棚を取ってオープンに。さらに、それまで飛び出していた冷蔵庫がフラットに収まるように、隣の洗濯機スペースと調整してもらい、広いキッチンスペースを確保。
ほんの少しのことだが、キッチンが広く複数人でも交差しやすくなり、とても使いやすくなったとか。
お手伝いがしやすくなった
と微笑むお子様。
学校で教わった料理を、ご家族に振る舞っているという。
直床だった床を二重床にして改善
今までの玄関は段差がほとんどないフラットな造りで、狭く暗かったという。
お客さんが玄関で渋滞してしまうし、廊下は砂埃ですぐに汚れてしまい大変でした
と振り返る。
そこで、まずは玄関を広げて明かり取りとして室内窓を。さらに家の床を全体に10cmほど上げて段差を作った。その分天井は、梁などで段差ができることを気にせずに限界まで押し上げたとか。天井の高さがしっかりと確保されているので、床をそこまで上げたとは感じなかった。
表からは見えない部分までしっかり修繕
リノベーションのきっかけとなった水回りの修繕では、古い配管を替えると同時に、長年の悩みだった洗濯排水の逆流を防ぐため、不足していた配管の勾配をつけた。
さらにスケルトンにしてみると、なんと躯体コンクリートに欠けている部分が見つかり、鉄筋が見えていたという。
自分では絶対に見ることができないけれど、決して放置しておけない問題です。今回スケルトンにして躯体まで確認することができ、不備も直すことができて本当に良かったと思っています
将来のため、今から壁の内部に下準備
2か月に1度のペースで模様替えをするのが趣味だという奥様。
いつでもDIYで棚を付けられるように、キッチンと子供部屋の壁にはビスを打ち込めるようにベニヤ下地を入れてもらいました
ご自身の行動パターンをよく理解し、今後への下準備を見えないところに施すのは、とても斬新なアイディア。床や壁を白系でシンプルにまとめたのも、長く飽きずに暮らせるようにだとか。
とは言え、遊び心を取り入れたい旦那様の希望で、トイレのアクセントパネルや室内窓、リビングドアには濃い色でアクセントを利かせている。
before
after
友人にもおすすめしたいほどの満足感
細部まで自分好みの家が、新築よりも安いコストで手に入ったとN様。
もし将来引っ越すことがあっても、必ず中古を購入してリノベーションしますし、友人にも絶対におすすめします!」
と力強く語ってくれた。
お子様たちも
子供部屋ができてうれしい
と笑顔を見せてくれた。