フローリングの補修方法には何がある?パテの使用方法も解説!

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不注意で物を落として床に穴を空けてしまうなど、フローリングの補修が必要になる場面はさまざまです。フローリングに空いた穴はどのように修繕したら良いのでしょうか。

今回はパテを使ってフローリングを補修する方法をご紹介します。スムーズに補修できるようにコツや注意点などを頭に入れておきましょう。

また、パテ以外のフローリング補修道具もあわせて解説していきます。フローリングの穴や傷にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

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1. フローリングに空いた穴をパテで補修する方法

フローリングに固い物を落としてへこみが出来てしまった場合はパテを使って補修するのがおすすめです。パテを使えば、フローリング出来たへこみや穴を簡単に平らにすることができるため、個人でも修繕可能です。業者に依頼する手間も省けるでしょう。

自分でフローリングに出来た穴を補修する場合は以下の手順で進めていくことをおすすめします。

1-1. 現状を確認する

まず、フローリングに出来た穴の大きさや深さを確認します。穴周辺に突起物がある場合はパテ埋めをする前に取り除いておきましょう。

カッターナイフやドリルなどを活用して、滑らかな状態をつくるようにしてくださいね。

1-2. 道具を準備する

パテ材やハケ、楊枝などを用意し、パテ埋めをする準備を進めていきます。フローリングに出来た穴が大きければ、割り箸などがあると便利です。

また、穴が歪な形をしていて、パテが奥まで入っていない場合、乾燥後に穴の中央がへこんでしまうこともあります。穴の奥までパテが入るように工夫して道具を用意しましょう。

1-3. パテを盛る

道具を用意したら、実際にパテ埋めをしていきますが、穴が複数箇所ある場合は目立たない場所から作業していきましょう。パテ埋め作業に慣れていないと、補修しても悪目立ちしてしまう可能性があります。目立たない場所から練習していきましょう。

パテ埋めをする際は乾燥後にへこむことを考え、少し多めに盛っておくことが大切です。

1-4. ヘラで調節する

フローリングに合わせてパテを削っていきます。穴が深い場合は一度で埋めようとせずに複数回に分けて、パテ埋めをすることで綺麗な状態をつくることができます。

パテを塗る作業と乾燥させる作業を繰り返しましょう。

1-5. 色を合わせる

パテ埋めができたら、今度はフローリングの色に合わせて色塗りをしていきます。木目のデザインなどをよく見て、塗料を選ぶと良いでしょう。

色を塗り直すときは、サンドペーパーなどで削ると色味が落とせます。他の部分まで削らないように注意しましょう。

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2. フローリングの補修をパテで行う際の注意点

フローリングに空いた穴を自分で直す際は以下のことを注意しましょう。事前に注意点を押さえていないと、業者に依頼する方が安く済む場合もあります。

トラブルに発展する恐れもあるため、しっかりと頭に入れておきましょう。

2-1. フローリングを劣化させてしまう可能性もある

フローリングの補修を自分で行なった場合、やり方次第ではフローリングを傷つけてしまう可能性もあります。

特にDIYなどに慣れていない方は取扱説明書をよく読んでおくことをおすすめします。クオリティ面でも劣ってしまうため、不安な方はプロに依頼しましょう。

2-2. 他の場所を傷つけないように養生する

パテ埋めをする際は他の場所が傷ついたり汚れたりしないように養生を貼ることをおすすめします。

養生がない場合はマスキングテープなども有効です。後片付けのしやすさもフローリングの補修を上手に行うポイントです。周囲が汚れない工夫をしましょう。

2-3. 色むらが発生してしまうこともある

パテ埋め後に色塗りをする場合、初心者が行うと色むらが発生してしまうこともあります。

フローリングのどこに穴を開けたかにもよりますが、フローリングの色にむらがあると、生活していく中で気になってしまうことも。仕上がりを考えるなら業者に依頼した方が良いでしょう。

傷や穴の大きさに応じて検討してみてください。

2-4. 賃貸の場合は管理会社に確認する

賃貸でパテ埋めを検討している方はオーナーや管理会社に補修の許可をもらってから作業するようにしましょう。

無断でフローリングを補修してしまうと、退去時に費用を請求されることもあります。下手な補修は返ってマイナスとなるため、技術に自信がない方はそのままにしておくのが無難でしょう。

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3. フローリングの補修はパテ以外でも可能

ここからはパテ以外のフローリング補修道具をご紹介します。それぞれ特徴があるため、補修の度合いによって使い分けてみましょう。

3-1. アイロン

フローリングに出来たへこみはアイロンで直すことも可能です。フローリングのへこみをアイロンで直す場合は、水で濡らした布を用意しましょう。

布をへこんだ部分に置き、上からアイロンをかけます。木は水を吸収する働きがあるため、元に戻すことが可能です。

3-2. 接着剤

フローリングが剥がれた場合は接着剤を使用しましょう。多少手間は掛かりますが、低コストでフローリングを補修できます。

剥がれている箇所に接着剤を流し込み、上からしっかりと押さえ付けて貼り付けましょう。瞬間接着剤を使うと、すぐに固まります。フローリングの材質によっては使えないタイプもあるため、よく確認してから購入することをおすすめします。

3-3. ホットナイフ

フローリングの補修にはホットナイフも役立ちます。

ホットナイフは特に充填材を溶かすために使われ、グルーガンに近いイメージがあります。電源を入れると、ナイフ部分が熱くなり、充填材をフローリングの厚みに合わせることが可能です。

使用時は火傷をする恐れがあるため、軍手をはめて使うことをおすすめします。

3-4. サンドペーパー

フローリングの擦り傷はサンドペーパーを活用すると良いでしょう。擦り傷はサンドペーパーで突起物を取り除き、色塗りをすることで滑らかな状態に戻せます。

フローリングにトゲがあっては、生活していく中でも不安です。やすりで綺麗に削り、安全な状態を保ちましょう。

3-5. 専用の補修キット

ホームセンターやインテリアショップなどにはフローリングを補修する専用のキットが売られています。必要な道具が揃っているため、初心者でも簡単に作業ができるでしょう。使用方法も中に説明書が入っているため、スムーズに補修が可能です。

作業に自信のない方は専用のキットを使うのもおすすめです。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はフローリングの補修方法をご紹介しました。今回ご紹介したパテを使った方法は初心者でも気軽できるフローリングの補修です。必要な道具を揃え、丁寧に作業していきましょう。

また、今回ご紹介した補修道具の他にもさまざまなアイテムがあります。個々の特徴を知り、用途や使い勝手に合わせて揃えていきましょう。

FLIE magazine 編集部

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