あの街に行ったら、ここへ寄れ Vol.42 【代々木】時代が変わっても変わらない味、洋食セットとコーヒー

地元のお店特集
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新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み
「FLIE magazine」では、スタッフの外出を伴う記事制作の場合、本人の体調管理・手洗い及び消毒・マスクの着用等の感染防止対策を徹底した上で取材を行っております。
また、各地方自治体の要請・地域ごとの感染状況等をふまえて柔軟に対応してまいります。

山手線の新宿と原宿の間にある、代々木。大きな駅に挟まれていて、少し印象が薄いかもしれません。駅を降りて街を歩いてみると、チェーン店やおしゃれなショップに紛れて、古くからある味わい深いお店がまだ多く残っています。
ぶらり下車して、お散歩してみるのも楽しい街。今回は、そんな代々木で見つけたお店をご紹介します。

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1. 3品サービスセットで元気モリモリ。洋食屋「レストラン POPEYE」

代々木駅から参宮橋方面にまっすぐ歩いて徒歩5分。昔代々木によく来ていた頃、入ってみたいなと思っていた洋食屋さん「レストラン POPEYE」。代々木ゼミナールのすぐ近くということもあり、男性の学生客ばかりで入りづらく、結局食べずじまいでした。お店の場所は昔あった場所から少し移動して、新しい店舗になったようですが、長年の時間を経てリベンジすべく入ってみることにしました。

キッチン対面のカウンター席と、窓に向かったカウンター席があります。
窓側に座りメニューを拝見します。

ベースとなるウインナー・から揚げ・焼豚・豚ヒレカツに、海老フライやカニコロッケ、チキンカツ・白身魚・ハンバーグなどが3品セットになって、№1~18まで番号が振られています。それだけでワクワク♪これは迷うやつです。
そして、全品サラダ・ライス・みそ汁付き!お財布にも優しい。いいですね~

裏側のメニューも魅力的。こちらは100円アップですが、ハムステーキ・豚の生姜焼きが選べるセットもあります。その他にも、定番のカレーやオムライスにナポリタンと、みんな大好きな洋食メニューが揃っています。
なんだか「ウインナー」に惹かれ、海老フライ+ハンバーグのセットの№1に決めました。
窓の外を眺めている間に、優しそうなマスターが料理を運んできてくれました。

どうですか、この見た目。商品サンプルみたいです。銀のプレートに盛られているのが、また趣があります。

ボイルされたやわらかいウインナーに、カリっと揚げたての海老フライ。そして定番のデミグラスソースのハンバーグ。それぞれ主役なので、どんな順番で食べたら良いか迷いますね。
子供時代に戻ったような、楽しい感覚になりました。こういうお店はずっと残ってほしいですね。美味しかったです。ご馳走様でした。

ポパイ
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目10−7

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2. 穏やかな時間が流れる空間、「珈琲専門店TOM」

珈琲専門店 TOMは、2021年1月をもって閉店しております。
本記事で使用している画像は取材当時のものです。

もう一つ、昔からずっと気になっていたお店が「珈琲専門店TOM」。周りにあるお店はずいぶんと変わってしまいましたが、このお店の佇まいは昔のままでした。本当に素敵です。

ここだけ時間が停まっているような、そんな不思議な感覚になります。
中が全く見えないため入りづらいのですが、勇気を出して入ってみました。

一階はカウンターとテーブル席が二つくらい。常連さんらしきお客さんがマスターと楽しそうに話しています。とても良い雰囲気。1階はいっぱいなので、2階席に案内されました。

窓から差し込む光が、珈琲色の味のある床や壁・家具を照らしています。素敵な店内。
たまたま私一人で、空間を独り占めです。

女将さんがメニューを運んで来てくれました。

珈琲専門店だけあって、種類が豊富です。本日の珈琲がエルサルバドル(通常580円がサービスで530円)ということだったので、そちらを注文することにしました。

コーヒーカップとソーサーがかわいい。お店オリジナルですね。よく見ると「エルサルバドル」と書いてあります。コーヒー種類ごとの専用カップ!?ということは、このコーヒーに合わせた器なのかな。こだわりが感じられますね。早速いただきます。

すっきりとした口当たり、酸味も感じられますが飲みやすいです。美味しい。
独り占めの空間で、ゆっくりと読書をしながらコーヒーを飲んでいると、本当に時間が停まってしまったような感覚。なんとも贅沢な午後でした。ご馳走様でした。

トム
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目37−3 岩崎ビル 1F

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4. まとめ

代々木にある老舗のお店を2件ご紹介しました。これからもずっと残ってほしいと思う素敵なお店。昭和を知らない若い世代の方にも、ぜひ足を運んでいただきたいです。