東京23区で治安が良いのはどの区?安心して住めるおすすめの区5選

あの街・この街
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東京23区内に住みたいと考えていらっしゃる方の中には、治安を気にしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。同じ23区でも区によって治安の良し悪しは異なります。そこでこの記事では、東京23区の中でも、治安が良い区を紹介します。物件探しの際の参考にしてみてください。

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1. 治安が良い区のポイント

区内に深夜営業の店が少な買ったり歓楽街が周囲になかったりすると大きなトラブルが起こりにくいと考えられます。深夜営業の店や歓楽街があると、深夜に酔った方たちが集まりやすくなるため、トラブルも起こりやすいでしょう。直接的な被害を受けることはなくても、夜出歩くことに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

また、周囲に死角が多いかどうかも治安の良し悪しに大きく影響します。例えば、空き家や空き地が多いエリアは犯罪の温床になる恐れがあります。そのため、物件選びの際は、周辺を歩いてチェックしてみてください。
さらに、ファミリー世帯が多い区は治安が良い傾向にあります。また、学校の多いエリアも周囲に歓楽街などが少ないため安心できるでしょう。

そのほかの点でいうと、コンビニのゴミ箱もチェックしてみてください。ゴミ箱からゴミがあふれるくらい汚れている、家庭ゴミを捨てているといった状況であれば、マナーの悪い方が近くに住んでいる可能性があるため、治安での不安も残ってしまいます。

治安良い区を探していらっしゃる場合は、このような点を中心にチェックしてみてください。

1-1. 犯罪情報マップをチェックする

細かい犯罪情報を知りたい方は、警視庁が提供する「犯罪情報マップ」のチェックをおすすめします。犯罪情報マップでは同じ区内でも町単位でどのような犯罪が発生しているか確認可能です。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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2. 東京23区で治安が良い区5選

ここでは、東京23区の中でも、治安が良いとされる区を5つ紹介します。これから物件を探す方は、ぜひ参考にしてみてください。

2-1. 文京区

文京区は、23区の中でもトップクラスに治安が良いと言われる区です。区内には東京大学や東洋大学、お茶の水女子大学など教育機関が多く落ち着いた雰囲気の区であるため、住みやすくもあるでしょう。

文京区の治安が良いとされている理由の1つに、警察官の巡回が多いことが挙げられます。区内には皇族の墓苑である豊島岡墓地があり、周辺は24時間警察官が巡回しています。また大塚警察署も近くにあり、街灯防犯カメラも設置されているなど、犯罪が起こりにくい環境です。

そのほかにも、放置自転車の取り締まりを定期的に行っていることもあり、放置自転車も少なく、自転車の盗難に遭う可能性も低いのが特徴です。新宿や池袋、渋谷などへのアクセスは便利な一方で、区内には繁華街がないため安心できるでしょう。

2-2. 練馬区

練馬区は23区北西部に位置する区でファミリー世帯が多く住んでいます。文京区同様周囲には繁華街や歓楽街などがないため、酔っ払いなどによるトラブルが起きにくいのが特徴です。区内には規模の小さい飲食店や商店街、スーパーなどはたくさんあるため、生活に困ることはありません。

また、練馬区は観光スポットがあまりないため、地域住民以外を見かけることは少なく、もし変な人がいるとすぐに目立ってしまいます。
そのほかにも、小学生や中学生に対しては防犯ブザーを配布しているなど、子ども向けにも防犯対策をしています。さらに、警察官はもちろんボランティア団体によるパトロールも行われているため、安心感があります。

さらに、先述の警視庁が提供する犯罪情報マップとは別に、区役所が「ねりま安全・安心情報マップ」を提供しており、区内の治安情報をチェックすることも可能です。

2-3. 杉並区

杉並区は、阿佐ヶ谷や荻窪、高円寺など人気のエリアが多く商店街も充実しているほか、自然も多いなど、住みやすさが特徴の区です。そのため、子育て中のファミリー世帯が多く、閑静な住宅街も少なくありません。

さらに、街灯や防犯カメラも増設されているため、1人でも安心して出歩けるでしょう。また、交番はもちろん、交番以外でも防犯や犯罪の相談ができる「巡回安全パトロールステーション」と呼ばれる窓口が6ヶ所に設置されています。ここには警視庁のOBが在籍していて、相談に乗ってくれます。

2-4. 目黒区

目黒区は、フランスやタイ、インドネシア、コロンビアなど各国の大使館があり、警備が厳しく行われているため、治安は比較的良いとされています。

目黒区もこちらもファミリー世帯が多い区であり、町単位で防犯対策講習や防犯研修など防犯に対する取り組みを実施しているなど、防犯意識が高いと言えるでしょう。

そのほかにも、世帯層中心に区内のパトロールも実施しているなど、住民同士がつながりを持ちつつ、防犯活動に取り組んでいます。ただし、中目黒駅や学芸大学駅は居酒屋も多く酔っ払い同士でのトラブルなども起こるため注意が必要です。

2-5. 世田谷区

世田谷区は23区西部に位置する区で、23区内で人口が最も多い区です。世田谷区もファミリー世帯が多く、のんびりとした雰囲気があるため、落ち着いて生活できるでしょう。

23区内での人口こそ多いものの、代沢や成城、等々力、深沢など高級住宅街が多い区でもあるため、治安が悪いことはありません。また目黒区同様大使館があるため、警備の警察官が多いのも特徴です。

さらに、街の各所に防犯カメラが設置されており、個人レベルでも自宅玄関に防犯カメラが設置されている点も治安の良さに繋がっています。路上での犯罪などは起こりにくいと考えられます。

一方で、世田谷区の中でも、渋谷に近い東部エリアは若者も多く、トラブルなども起こりやすいため、治安を気にするのであれば東部は避けたほうがいいでしょう。

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3. まとめ

今回は、治安が良い区を選ぶときのポイントと、東京23区の中でも治安が良い区を解説しました。同じ23区といってもその特徴は大きく異なります。

そのため、繁華街の有無やファミリー世帯の多さ、コンビニのゴミ箱、さらには犯罪情報マップの確認を忘れないようにしましょう。今回紹介した区を踏まえて部屋探しに取り組んでみてください。