バーチカルブラインドで後悔するポイントは?選び方や種類を解説!

インテリア
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おしゃれなイメージがある「バーチカルブラインド」ですが、実際に使ってみると不便だと感じる場合も多く、購入を後悔している方も少なくありません。

バーチカルブラインドは簡単に取り替えられるものではないため、商品は慎重に選ぶことが大切です。

そこで今回は、バーチカルブラインドでよくある後悔や失敗しない選び方・おすすめの種類をご紹介していきます。海外風のおしゃれな空間を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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1. バーチカルブラインドでよくある後悔

バーチカルブラインドの選び方をご紹介していく前に、まずは失敗事例を把握しておきましょう。購入を後悔することがないように、購入前に対策しておくことが大切です。

同じ失敗を繰り返さないように、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。

1-1. 風に揺れる音がうるさい

風通しの良い場所ではバーチカルブラインドは不向きです。風によってルーバーがあおられ、音を発します。この音は生活の妨げとなるため、設置する場所は工夫しましょう。

特に見落としがちなポイントとして、エアコンの位置があります。窓の他にエアコンとの距離も考えながら設置していきましょう。

1-2. たたみ代が邪魔になる

バーチカルブラインドを横に寄せると、たたみ代が邪魔になる可能性があります。たたみ代は窓の一部を覆うため、空間が狭くなってしまう場合もあるでしょう。

閉塞感を感じやすいため、狭い空間にはあまりおすすめしません。また、出入りの際に邪魔になる可能性もあるため、設置位置は工夫しましょう。

1-3. 目隠しとしては不十分

ルーバーの角度によっては、外から室内が見えてしまうこともあります。ブラインドを開けば開くほど目隠しの効果は低くなるため、視線が気になる窓には不向きです。

厚手の生地や遮光性のある製品を選ぶと、目隠しの効果も上げられるでしょう。ブラインドの性能は、空間の用途に合わせて検討していくことをおすすめします。

1-4. すぐに汚れてしまう

バーチカルブラインドのデメリットは、洗濯できないことです。定期的にお手入れをしていないと、すぐに汚れてしまい、カビなどが生えやすくなってしまいます。

最近では、ルーバーの取り外しが可能なタイプも販売されているため、条件に合わせて取り入れていきましょう。長く綺麗に使いたいなら、撥水タイプのブラインドもおすすめです。

1-5. 開閉しづらい

バーチカルブラインドの後悔として、開閉しづらいことも挙げられます。特に掃き出し窓やベランダに続く窓は出入りのしやすさが重要になってくるため、操作性の良いバトンタイプを選びましょう。

両端にバトンを付けておくことで、左右どちらからの開閉作業もスムーズになります。

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2. 後悔しないバーチカルブラインドの選び方

バーチカルブラインドの後悔ポイントが把握できたところで、今度は選び方のポイントを解説していきます。

バーチカルブラインドを選ぶときは、素材・ルーバーの幅・取り付けタイプ・操作方法・カラーを考慮して最適なものを選ぶようにしましょう。

2-1. 素材で選ぶ

ルーバーの素材は主に4種類です。選ぶ素材によって、雰囲気や使い勝手が異なります。

柔らかい雰囲気をつくりたいなら布製、木の温もりを感じたいなら木製がおすすめです。紙製のブラインドは和室にも馴染みやすく、厳粛な雰囲気を演出してくれます。スタイリッシュにまとめたいなら、アルミ製のブラインドも良いでしょう。

2-2. ルーバーの幅で選ぶ

ルーバーの幅もブラインドの印象が変わる要因の一つです。ルーバーの幅は一般的に、75mmか100mmから選べます。

細めのルーバーは光をたっぷりと取り込んでくれるため、開放的な雰囲気を演出できるでしょう。太めのルーバーは光漏れを防ぎます。遮熱性や断熱性の効果も高いため、より快適な空間に仕上がるでしょう。

2-3. 取り付けタイプで選ぶ

バーチカルブラインドの取り付け方は、天井付けと正面付けの2種類です。空間を広く見せたいのであれば、正面付けが良いでしょう。コンパクトにまとめたいのであれば、天井付けがおすすめです。

どちらも正しいサイズをしっかりと計測した上で、商品を選ぶようにしましょう。

2-4. 操作方法で選ぶ

バーチカルブラインドの操作方法は主に、バトン式・コード式・ワンチェーン式・電動式の4つです。それぞれメリットだけでなくデメリットもあるため、ライフスタイルに合わせて選んでみましょう。

小さなお子さんがいる場合は、高い位置に設置するバトン式がおすすめです。予算に余裕がある方は、自動で開閉できる電動式も良いでしょう。

2-5. カラーで選ぶ

ブラインドのカラーは豊富で、色が変わればイメージも変化します。自宅にバーチカルブラインドを取り入れる際は、全体の雰囲気に馴染むかどうか確認してから購入するようにしましょう。

照明の色味によっても色合いは変わってくるため、サンプルなどで確かめることも重要です。

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3. バーチカルブラインドの種類

最後に、バーチカルブラインドの種類を4つご紹介していきます。それぞれイメージが異なるため、自宅の雰囲気に合わせて検討してみましょう。

3-1. シングルスタイル

バーチカルブラインドの中では最も標準的なスタイルです。シンプルな構造をしているため、どんな雰囲気の部屋でも馴染みやすく、あらゆるコーディネートが楽しめます。

選べるルーバーの種類も多く、生活の仕方や間取りに合わせた仕様が取り入れられるでしょう。

3-2. アンサンブルスタイル

透過性のないドレープと透過性のあるレースのルーバーを交互に配置したタイプのブラインドです。ドレープのルーバーを回転させることで、レースのルーバーが回転しながら現れます。

採光とプライバシーをしっかり確保できる造りで、あらゆる場面で活躍するでしょう。リビングや寝室にも最適です。

3-3. モアラップスタイル

透過性のないドレープルーバーを採用したタイプです。ルーバーの重なり幅を大きくすることで、光漏れを最小限に抑えてくれる効果があります。

夏は外からの熱の侵入を防ぎ、冬は室内の暖かい空気を外に逃がしにくくしてくれるため、省エネブラインドとして人気です。遮光性のある生地を取り入れると、より高い効果が期待できます。

3-4. ツーウェイスタイル

透過性のないドレープと透過性のあるレースのルーバーを1つに繋げたタイプのブラインドです。カーテンのようにドレープとレースを切り替えられるため、昼は採光を確保し、夜はプライバシーをしっかりと守ります。

カーテン感覚で使えるため、使い勝手が良いのもメリットでしょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、バーチカルブラインドの失敗事例や選び方のポイント・おすすめの種類をご紹介しました。バーチカルブラインドは高級感を演出できるアイテムですが、選び方を間違えてしまうと使い勝手が悪くなります。

騒音が気になる場合もあるため、商品を選ぶ際はあらゆる条件を考慮しましょう。必要に応じて、遮光機能や撥水機能・防汚機能などを取り入れるのもおすすめです。

予算と照らし合わせながら、最適なブラインドを購入しましょう。

FLIE magazine 編集部

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