庭をおしゃれにすると、住宅のデザイン性が上がります。自宅の快適さを高めたいと考えている方は、庭のリフォームを検討してみると良いでしょう。
しかし、庭のリフォームではどのようなことを行なったら良いか分からない方も多いはずです。また、リフォームは業者に依頼した方が良いのでしょうか。それとも、自分で行なった方が良いのでしょうか。
そこで今回は、庭のリフォームを自分で行うメリットやデメリット・おすすめの方法をご紹介していきます。
庭の雰囲気を変えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 庭のリフォームを自分で行うメリット
庭は自分でもDIY可能です。業者に依頼するケースとどのような違いがあるでしょうか。
以下では、庭のリフォームを自分で行う際に得られるメリットを5つご紹介していきます。
1-1. 納得のいく庭が作れる
庭のリフォームを自分で行うと、納得のいく庭が作れます。庭のリフォームを業者に任せた場合、工事途中のデザイン変更は追加で費用が掛かるケースがほとんどです。
業者によっては、デザインの変更すら困難な場合があります。自分で庭のDIYを行えば、途中でのデザイン変更はもちろん、完成後の手直しも自由に行えるでしょう。
1-2. 自分のペースで庭を作れる
自分で庭づくりをすると、自由にペースを決められます。仕事や家事などで時間が取れない場合も、自分のペースでゆっくりとDIYを進められるでしょう。
業者に依頼してしまうと、完成まで慌ただしく、デザインの変更をしたくてもなかなかできません。マイペースに庭づくりをしたい方は、自分でリフォームすることをおすすめします。
1-3. 費用を抑えられる
リフォームにかかる工事費用を抑えられるのも、自分で庭づくりをするメリットです。庭のリフォームやデザインを業者に任せると、材料費の他に人件費や諸経費が掛かります。
特にウッドデッキの設置は費用が高く、50万円以上の費用を覚悟しておかなければなりません。DIYなら費用を抑えられるため、浮いた分を庭づくりの材料費やアイテムに充てられます。
1-4. デザインの幅が広い
自分で庭づくりをすると、デザインの幅が広がります。業者に依頼した場合は、デザインがあらかじめ決まっているケースもあるため自由度は下がってしまうでしょう。
自分の好きなデザインで庭づくりをしたい方は、DIYを検討することをおすすめします。DIYなら、材料も自分で好きなように選べるはずです。
1-5. 作る過程も楽しめる
庭のリフォームを自分で行うと、庭に愛着が湧きます。庭づくりの過程を写真やブログに記録できるのも、DIYならではの楽しさです。
コツコツと自分のペースで庭づくりを進めたい方や趣味を見つけたいと思っている方は、庭のDIYを検討してみると良いでしょう。
2. 庭のリフォームを自分で行うデメリット
続いて、庭のリフォームを自分で行うデメリットを5つご紹介していきます。デメリットは対策次第で気にならなくなるため、事前に対処法も知っておくと良いでしょう。
2-1. 工具を用意する手間が掛かる
庭をDIYする場合は、工具や材料を自分で用意する必要があります。すでに持っている方は購入する必要がないため、費用を安く抑えられますが、持っていない方は工具や材料を用意する手間が掛かるでしょう。
一から用意する必要がある方にとっては、業者に任せた方が負担が少ないかもしれません。事前に購入するアイテムを把握しておくと良いでしょう。
2-2. 知識が必要
庭のDIYは、ある程度の知識が必要です。普段から説明書を見ながら何かを組み立てたり使ったりできる方であれば問題ありませんが、そういった説明を見ずに感覚で作業を進めてしまう方は失敗する可能性があります。
少しでも不安がある方はYouTubeなどで使い方を確認してから進めると良いでしょう。
2-3. 業者に任せた方が安くなる場合もある
DIYで一から庭を作ろうとすると、工具費や材料費などで費用が嵩みます。一方、業者であればエクステリア用品や雑貨などを安く仕入れることが可能です。
場合によっては、業者に依頼した方が安く済む可能性があるため、必要なものや条件を整理してみると良いでしょう。コンクリート施工など大掛かりな工事を自分で行う場合は専用の機材を購入する必要があるため、業者に任せた方が安く済みます。
2-4. 時間が掛かる
基本的にDIYは、時間も体力も使います。外作業のため、天気にも左右されるでしょう。
休日や空いた時間を使って作業していくため、業者に依頼する場合と比べて時間が掛かります。スピード優先の方や休みを庭づくりに割けない方は業者に任せると良いでしょう。
業者に任せた場合、工事の内容によりますが1週間~3週間ほどで完了します。
2-5. 定期的にメンテナンスが必要
定期的にメンテナンスが必要なのも、自分で庭のリフォームを行うデメリットです。DIYの内容によっては、補修や修繕が必要になるケースもあるため、細かいところにも配慮して作業を進める必要があります。
素材の特徴を把握しておくと、メンテナンス時もスムーズに作業ができるでしょう。
3. 庭のリフォームを自分で行う方法
最後に、庭のリフォームを自分で行う方法を4つご紹介していきます。庭のDIYを検討している方は、以下の方法を試してみると良いでしょう。
3-1. ウッドデッキを設置する
庭のリフォームで人気があるのは、ウッドデッキの設置です。ウッドデッキの使い道はさまざまで、ガーデンファニチャーを置いてくつろいだり寝転んだりできます。
ただ、ウッドデッキをつくるには図面の作成や資材の調達・床板貼りなど本格的な作業が必要です。知識がないと困難なため、不安な方は業者に依頼すると良いでしょう。
3-2. 砂利を敷く
庭に砂利を敷くのも、おすすめのリフォーム内容です。砂利は見た目がおしゃれになるだけでなく、防犯対策にもなります。
種類も多いため、作りたいデザインや予算を考慮しながら最適なものを購入してみましょう。砂利を敷く高さによって雰囲気が変わるため、完成イメージを思い描きながらコーディネートしてみることをおすすめします。
3-3. 人工芝を敷設する
人工芝の敷設は、時間が掛からないため庭のDIYにおすすめです。水やりや肥料散布などのメンテナンスも不要となっているため、手間も掛かりません。
色や材質などさまざまな種類があるため、庭のイメージに合うものを購入してみると良いでしょう。人工芝は一年を通して青々とした景観を楽しめます。
※ 参考記事: 「人工芝のデメリットは?失敗しない選び方や活用方法をご紹介!」
3-4. 花壇を作る
レンガを使用すれば、花壇を作ることも可能です。庭に花壇があると、空間が華やかになります。
作りたい雰囲気に合わせて、お好きな植物を植えてみましょう。高さや広さによってさまざまな雰囲気が作れるため、庭の立体感も演出できます。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、庭のリフォームを自分で行うメリットやデメリット・おすすめの方法をご紹介してきました。庭のリフォームを自分で行えば、自分のペースで自由度の高い庭が完成します。
ただ、その分、工具や材料を用意する手間が掛かるため、予算はしっかりと立てておきましょう。庭のリフォーム方法には、ウッドデッキを設置したり砂利を敷いたりとさまざまなものがあります。