間取り変更リフォームを成功させるには?事例や注意点をご紹介!

リノベーション
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家の築年数が経つと、使わない空間が出てくる可能性があります。そのような無駄なスペースは、間取り変更をして有効活用するのがおすすめです。

間取りを変更すると、日当たりの悪い部屋もなくせるため、より快適な空間が実現できるでしょう。そこで今回は、間取り変更リフォームの代表的な事例や注意点・費用を安く抑える方法をご紹介していきます。

自宅の間取り変更を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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1. 間取り変更リフォームの事例

間取り変更リフォームには、以下の5つがあります。それぞれ特徴を解説していくため、状況に合わせて最適なリフォームをしていきましょう。

適切なリフォームが施されれば、住宅の快適性も高められます。

1-1. 壁を撤去する

間取り変更リフォームの代表事例として、まず挙げられるのは「壁の撤去」です。壁を取り壊すことで、広々とした空間を実現できます。

リビングと和室の間の壁を撤去して、和室をフローリングにした場合の費用は60万円ほどです。2部屋が洋室だった場合は25万円程度でリフォームできるため、予算を考慮してみましょう。

1-2. 間仕切りを設置する

逆に空間を分けたい場合は、間仕切りを設置する必要があります。部屋を2つに分けて、ドアを設置した場合の費用は15万円ほどです。

引き戸の場合も15万円ほどになるため、使える予算や用途に合わせて最適なリフォームを検討していきましょう。費用を安く抑えたい場合は、ロールスクリーンなどが適しています。

1-3. キッチンを移動する

キッチンを移動させるリフォームも人気です。キッチンは日々調理をする場所であるため、家のどこにあるかで使い勝手が変わってきます。

間取りを決める際は、動線を意識しながら設計することが重要です。キッチンの種類を変えずに移動する場合は、35万円ほどで済みます。

1-4. 収納を充実させる

収納を増やすのも、住宅の快適性を高める手段です。家族が多い方はもちろん、子どもが大きくなってきた方や趣味を楽しみたい方はリビングや玄関・子供部屋の収納を増やしてみましょう。

収納を充実させたい家はスッキリとした空間が保てるため、動線の邪魔をしません。

1-5. インナーテラスを新設する

家で過ごすことが多くなってきた方は、インナーテラスを設置するのもおすすめです。インナーテラスは在宅勤務をしたり楽器の演奏をしたりとさまざまな使い方ができます。

アイデア次第で自由に活用できるため、あらゆる場面で役立つでしょう。家族構成やライフスタイルに合わせて検討してみましょう。

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2. 間取り変更リフォームの注意点

続いて、間取り変更リフォームの注意点をご紹介していきます。間取りを変更する際は以下のポイントを把握しておくと、スムーズに工事を進められるでしょう。

2-1. 素材の特徴を知っておく

間取り変更の際は、素材の特徴を把握しておくことが重要です。住宅設備は定期的なメンテナンスが欠かせないため、素材に合ったお手入れをする必要があります。

メンテナンス方法を事前に把握しておかないと、思わぬ不具合が発生し、余計な費用がかかってしまうでしょう。コストを抑えるためにも、キッチンや浴槽などの水回りは特に注意が必要です。

2-2. 構造上できない可能性もある

間取り変更リフォームを検討する際には、構造上できない可能性があることも頭に入れておきましょう。壁には撤去できない部材があると、工事内容に制限がかかるため、あらかじめ把握しておくことが大切です。

業者と契約する前に、希望の工事ができるかどうかしっかり確認しましょう。

2-3. 条件を整理しておく

間取り変更のリフォームでは、条件を整理しておくことも重要です。やりたいことを全て詰め込んでしまうと、費用が高くなるだけでなく工期も長引きます。

使える予算をしっかりと把握し、予算オーバーにならないように工夫しましょう。あらかじめ、条件に優先順位を付けておく必要があります。

2-4. 業者選びは慎重に行う

リフォームは施工業者の技術力によって、仕上がりが大きく違ってきます。そのため、業者選びは慎重に行いましょう。

契約する前には、会社のホームページなどで施工事例や実績を確認することをおすすめします。業者選びに失敗してしまうと、工事不良などのトラブルが起こる可能性もあるため注意が必要です。

2-5. 予算管理に気を付ける

リフォームでは、さまざまな費用が発生します。予算オーバーになってしまうと、リフォーム後の生活に支障をきたす可能性もあるため、しっかりと管理することが重要です。

予算を決めるときは、これ以上は使えない金額と希望の金額の2種類を設定しておくことをおすすめします。

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3. 間取り変更リフォームの費用を安く抑える方法

最後に、間取り変更リフォームで費用を抑えるポイントを4つご紹介していきます。リフォームで失敗しないためにも、以下の注意点を押さえておくと良いでしょう。

3-1. 相場を把握する

リフォームは工事内容によって費用が異なるため、自身の相場を把握しておくことをおすすめします。適正価格を理解しておけば、業者に見積りを取ってもらうときに役立つでしょう。

依頼予定の会社が相場とかけ離れていないか、契約前に確認することが大切です。

3-2. 下請け業者を使わない会社に依頼する

下請け業者を使う会社に工事を依頼すると、仲介料として工事費以外の手数料がかかります。下請け業者を使わず自社で工事をする会社なら、余計な手数料が取られることはなく安価で工事が可能です。

業者選びをする際は、自社工事を行なっている会社を選ぶようにしましょう。

3-3. 配管の移動は行わない

水道管などの移動がある工事は費用が高額になりやすいため、費用を抑えたい方はそれらの工事を避けることをおすすめします。リフォーム内容を少し変えるだけで配管の移動を回避できるため、費用が高額な場合は工事内容を工夫してみましょう。

条件に優先順位を付けておくと、妥協ポイントが決まりやすくなります。

3-4. 設備や材料のグレードを下げる

設備や材料のグレードを下げるのも、リフォーム費用を抑えるポイントです。ただ、その分、使い勝手が悪くなる可能性があるため、優先したい項目はあらかじめ把握しておきましょう。

また、工事をまとめて行うことで、費用を下げられる可能性もあります。間取り変更とあわせて水回りの交換を行うなど、まとめて工事を済ませましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、間取り変更リフォームの事例や注意点・費用を安く抑えるポイントをご紹介してきました。壁を撤去したり間仕切りを設置したりとリフォーム内容にはさまざまなものがあるため、予算や条件などと照らし合わせて検討してみましょう。

間取りを変更する際には、素材の特徴やできないことを把握しておくことが重要です。予算は使える上限と希望額の2つを設定しておくと、失敗を避けられるでしょう。

また、リフォーム会社に契約する前に適正価格を把握しておけば、見積り時に役立ちます。下請け業者を使わない会社に依頼すると、費用も削減できるでしょう。