自宅やキャンプ、ビーチなどでハンモックに寝転びたいと憧れている方も多いでしょう。しかし、ハンモックはきちんと選ばないと購入を後悔してしまうかもしれません。
イメージと違ったということがないように、ここでハンモックの後悔ポイントや正しい選び方を知っておきましょう。特に吊り下げ式のハンモックは設置方法を把握していないと、怪我をする恐れもあります。
注意点をしっかりと押さえ、ハンモックの魅力を最大限に活用していきましょう。上手に使えれば、ハンモックは自宅のインテリア性を高めることもできるはずです。
ハンモックの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ハンモックの後悔ポイント
まず、ハンモックでよくある後悔をご紹介していきます。ハンモックの購入を検討している方は事前に失敗事例を知っておくだけでも、無駄な買い物をせずに済むでしょう。
自分の暮らしに合った商品を選べるように以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
1-1. サイズが大きい
購入したハンモックが思ったより大きいという失敗はよく起こります。特に自立式のハンモックは1人用のサイズであっても長さが2mから3mほどあるため、広いスペースを確保しなければなりません。
幅も1mほどのものが多いため、自宅に置く際は事前にスペースを空けておく必要があるでしょう。
1-2. 持ち運びができない
ハンモックの中には重量が8kgから15kgほどのものもあり、思ったより重いと感じてしまうかもしれません。自宅に置く分には問題ありませんが、キャンプやビーチなどで使う場合は持ち運ぶのが大変です。
移動を考えているのであれば、重量を考慮したハンモックを選ぶ必要があります。
1-3. すぐに壊れてしまった
せっかくハンモックを購入したのにすぐに壊れてしまったという失敗も多く、選び方を考えなければなりません。ハンモックが使用できなくなる理由には、生地が破れることや紐が切れることなどが挙げられます。
商品を選ぶ際は、耐久性を考慮して決めることが重要です。どんな使い方をしたいのか購入前にイメージしておきましょう。
1-4. 設置が大変
ハンモックの種類は大きく分けて自立式と吊り下げ式の2タイプがありますが、吊り下げ式のハンモックは設置が大変なことがデメリットです。設置に手間が掛かると、数回使用しただけで使わなくなってしまう可能性もあります。
購入を後悔することがないように、ハンモックの設置方法を事前に把握しておきましょう。コツを掴めば、初心者でも簡単に設置できます。
1-5. 寝づらい
ハンモックの素材が合っていないと寝心地が悪くなってしまい、使用頻度が減ってしまう可能性があります。心地良くリラックスするためには、自分の体に馴染むハンモックを購入することが大切です。
使い方や使用する人の特徴を考慮して、使いやすいハンモックを選ぶようにしましょう。
2. 後悔しないハンモックの選び方
選ぶのが難しいハンモックですが、選び方のコツはあるのでしょうか。ここからは、ハンモック選びの際に押さえておきたいポイントをご紹介していきます。
ハンモックを購入予定の方は、以下の5つの基準を考慮して商品を選ぶようにしましょう。
2-1. 種類で選ぶ
ハンモックの種類は先ほどご紹介した「自立式」「吊り下げ式」の他にも、「ハンモックチェア」や「3WAYタイプ」などさまざまなタイプがあります。性能ごとに分類するとさらに細かくなっていくため、何も決めていないと選ぶのに時間が掛かってしまうでしょう。
商品を決める際は、自宅用なのかアウトドア用なのか使用目的をハッキリさせておくとスムーズに商品を選べます。
2-2. サイズで選ぶ
ハンモックは大き過ぎても小さ過ぎても使いづらくなってしまうため、適切なサイズを選ぶことが大切です。「寝たときに窮屈でないか」「設置スペースは確保できるか」などきちんと確認してから購入するようにしましょう。
自立式のハンモックは重たい方が安定性が高まりますが、持ち運びをしたいなら10kg以下のものをおすすめします。
2-3. 耐荷重で選ぶ
ハンモックにはそれぞれ耐荷重が設定されています。耐荷重を超えてしまうと、ハンモックが壊れたり落下したりと怪我をするリスクも高まるでしょう。
使用する人の体重によって適切な耐荷重は異なりますが、大人1人が使うなら100kgほどあると安心です。複数人で使用する場合には150kg程度の耐荷重が必要になります。
2-4. 素材で選ぶ
ハンモックは寝具として使用するため肌触りも重要です。それぞれの使用目的に合わせて適切な素材を選ぶことをおすすめします。
自宅で使用する場合にはふんわりとした触り心地が特徴のコットンや麻、屋外で使用する場合には耐久性や持ち運びのしやすさを考慮してナイロンやポリエステルを選ぶと良いでしょう。
2-5. 生地で選ぶ
使われている素材によって生地の性質も異なるため、事前に知っておくことをおすすめします。コットンや麻のハンモックに多い「クロスタイプ」はシーツのような心地良さや温かさが特徴です。
通気性の良い「メッシュタイプ」は夏場でも汗をかきにくく体に良く馴染みます。ナイロンやポリエステルに多い「パラシュートタイプ」は高い強度や快適性があるため、使い心地も良いでしょう。
3. 吊り下げ式ハンモックの設置方法
最後に、吊り下げ式ハンモックの設置方法をご紹介していきます。ハンモックの設置方法が事前にわかっていれば、直前になって慌てる心配もありません。
スムーズに使用できるため、購入後も気軽に利用できるはずです。
3-1. 設置場所を決める
ハンモックを利用するためには、まず設置場所を確保しなければなりません。自宅で吊り下げ式ハンモックを使用する場合には広いスペースが必要になるため、リビングや寝室などを使うと良いでしょう。
位置を決める際は、ハンモックロープを当てて寝転んだときのたわみも考慮して高さを設定することをおすすめします。
3-2. 下穴を開ける
ハンモックの設置場所が決まったら、下穴を開けていきましょう。その際は、金具の位置がズレないように印を付けておくことをおすすめします。
家具や動線を邪魔しないかしっかりと確認し、ストレスなくハンモックが使えるように設置することが大切です。
3-3. 金具を取り付ける
実際に金具を取り付けるときは、強度をきちんと確認しておきましょう。強度が低いと、使用している最中に落下する可能性もあり危険です。
商品によって金具の種類は異なるため、適切な金具が分からない方はホームセンターや工務店などで相談してみましょう。
3-4. ハンモックをかける
金具を取り付けたらハンモックをかけて完成です。毛布や掛け布団を取り入れれば、冬場でもハンモックで休めます。
ライフスタイルや好みに合わせて検討してみましょう。ハンモックを上手に活用できれば、お部屋もおしゃれになるためこだわりの空間を演出できます。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ハンモックの購入でよくある後悔や商品を選ぶ際の基準・吊り下げ式ハンモックの設置方法をご紹介しました。ハンモックを購入したけれど使用できなかったということがないように、選び方のコツをしっかりと押さえ、目的に合った商品を購入するようにしましょう。
