インテリアファブリックの選び方とは?素材や柄の種類も解説!

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インテリアファブリックにはさまざまな種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。自宅のカーテンやラグ、クッションなどを選ぶ際はそれらの特徴を知っておくと、より良い商品が選べるはずです。

そこで、今回はインテリアファブリックの素材にはどんなものがあるか、おすすめの選び方や取り入れたい柄などをご紹介します。お部屋のインテリアに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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1. インテリアファブリックの種類

インテリアにおけるファブリックとは布生地の総称で、それらの素材には大きく分けてポリエステル・コットン・シルク・リネン・レーヨンの5種類があります。ファブリックに使用される素材が異なれば、お部屋の印象も大きく変化するため、慎重に選ばなければなりません。

以下で、それぞれの特徴を頭に入れておきましょう。

1-1. ポリエステル

インテリアファブリックの中で最も多い素材はポリエステルです。石油に含まれているキシレンを繋ぎ合わせてつくります。

比較的安価で入手できるため、カーテンやクッションなどはほとんどがポリエステル製です。ポリエステルのファブリックはシワになりにくく、型崩れしないことがメリットとして挙げられます。

しかし、色落ちしやすいため、お手入れ方法には気を遣わなければなりません。

1-2. コットン

植物由来のコットンは織り方によってさまざまな表情をみせてくれます。肌触りも良く、ラグやカーテンなどに使用されることがほとんどです。

耐水性もあるため、長く使えるファブリックとして重宝するでしょう。ただ、毛羽立ちやすく、洗濯をすると縮む可能性があります。メンテナンス方法など扱い方は事前に調べておきましょう。

1-3. シルク

シルクは蚕の繭を原料とする天然素材です。美しい光沢と滑らかな質感が特徴であり、インテリアファブリックの中でも高級感があります。肌にも優しい素材で、吸湿性や保湿性にも長けています。

ただ、変色がしやすいため、直射日光が当たる場所での使用は避けた方が良いでしょう。シルクのインテリアファブリックは洗濯機で洗えないものも多く、お手入れが大変です。

1-4. リネン

リネンは「麻」とも呼ばれています。亜麻の茎が原料であり、世界各国で生産されている人気のある天然素材です。カーテンやソファカバー、寝具などに取り入れられています。

軽く柔らかい素材であるため、肌触りも気持ち良いはずです。丈夫で型崩れしない特徴があますが、乾燥し過ぎると硬くなる性質があります。

1-5. レーヨン

紙の原料と同じパルプからつくられるレーヨンは、シルクの代用品として19世紀に誕生した人工繊維です。染色がしやすいため、カーテンなどに使われることが多く、ドレープ性にも長けています。

ただ、シワになりやすく水や摩擦に弱いため、使い方に注意しなければなりません。乾きにくいため、洗濯をする際は注意が必要です。

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2. インテリアファブリックの選び方

ここからはインテリアファブリックのおすすめの選び方についてご紹介します。以下では、自宅のインテリアでもよく迷われるカーテン・ソファ・ラグ・クッション・パネルの5つを見ていきましょう。

2-1. カーテン

インテリアファブリックの中でもカーテンはお部屋の大部分を占めるため、慎重に選ぶことが大切です。カーテンを選ぶ際はまずお部屋の全体的なイメージを思い浮かべましょう。

ナチュラルな雰囲気にしたい場合はグリーンやベージュ、ホワイトなど、大人っぽい雰囲気にしたい場合はグレーなどがおすすめです。また、あわせて欲しい機能も明確にしておきましょう。

直射日光が気になる場合は遮光性の優れたものやUVカット機能が付いたものが良いでしょう。

2-2. ソファ

ソファもカーテンと同様に大きな割合を占めます。ただ、ソファはカーテンと違い、気軽に取り替えができません。そのため、飽きの来ないデザインを採用することをおすすめします。

シンプルなモノトーンカラーのソファはどんな空間にも馴染むでしょう。模様替えを定期的に楽しみたい方は大きな布をソファに掛けたり上からマルチカバーを被せたりしましょう。

2-3. ラグ

お部屋にラグが敷いてあると空間にメリハリが付きます。ただ、一口にラグといってもサイズや形にはさまざまな種類があるため、お部屋の雰囲気に合うものを選ばなければなりません。

ラグ選びで迷ったら、四角型のものを選ぶことをおすすめします。比較的どんな空間にも馴染んでくれるため、悪目立ちすることもないでしょう。個性的なデザインにしたい場合は円形や雲の形など特殊なデザインを選んでみてください。

2-4. クッション

ソファやベッドの上に置くクッションはあまり大きなものではないため、アクセントとして色や柄を選ぶと良いでしょう。全体のバランスを見ながら上手にコーディネートしてみてください。

統一性を持たせるために柄だけ同じにして、色を変えるのもおすすめです。つくりたいイメージに合わせて好みのクッションを探してみましょう。

2-5. パネル

自宅にファブリックパネルがあると、空間の印象をガラリと変えることができます。ファブリックパネルは低コストで購入できるため、気軽に取り入れやすいアイテムです。

商品を決める際は、家具の大きさやパネルの設置場所を考慮してバランスの良いものを選んでみましょう。季節ごとに模様替えをすることで、よりおしゃれな空間に仕上がります。

※ ファブリックパネルについては、「ファブリックパネルの魅力とは?飾り方や選び方のコツをご紹介!」で詳しく解説しています。

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3. インテリアファブリックに取り入れたい柄

最後にインテリアファブリックで取り入れたい柄についてご紹介します。カーテンやラグなどのファブリックを取り入れる際は、柄などデザインにも配慮しないとごちゃついた雰囲気になってしまう場合があります。

メリハリのあるおしゃれな空間にするためにもおすすめの柄を知っておきましょう。

3-1. ボタニカル柄

まずおすすめしたいのが「ボタニカル柄」です。ボタニカル柄は植物を散りばめた柄であり、古典的なデザインからポップなデザインまでさまざまな種類があります。

小花を散りばめた可愛らしいデザインはナチュラルな雰囲気に、葉っぱやツルを大胆に描いたデザインはエレガントな雰囲気におすすめです。

3-2. ダマスク柄

クラシカルなデザインの「ダマスク柄」を取り入れると、重厚感や高級感が増します。大人っぽいインテリアをつくりたいときにおすすめです。

繊細なデザインが特徴であるため、カーテンなど存在感があるファブリックに取り入れると良いでしょう。デザインには植物や紋、縞などが使用されており、見る角度や光の加減によって違う表情を見せてくれます。

3-3. 幾何学模様

アールデコやアラベスク、麻の葉などあらゆる種類がある「幾何学模様」も人気の柄です。曲線的なデザインは柔らかい印象を、直線的なシャープな印象をつくるのにぴったりでしょう。

デザインによっては落ち着かない雰囲気になってしまうこともあるため、購入前にはサンプルで確認しておくと安心です。

3-4. 格子柄

チェックの意味を持つ「格子型」はカジュアルな印象を出すのにおすすめです。単色のギンガムチェックや多色使いのタータンチェックなどさまざまな種類があるため、お好きなデザインを選んでみましょう。

シンプルな空間をつくりたいけれど物足りなさも感じるという場合はカラフルな色味を使用してみることをおすすめします。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はインテリアファブリックの種類や選び方についてご紹介しました。ファブリックは素材が異なれば、印象も大きく変化するため、それぞれの希望や条件に合わせて選ぶ必要があります。

インテリアファブリックを選ぶ際は床や壁、家具などの色味やデザインも考慮していきましょう。