ミッドセンチュリースタイルの部屋を上手につくるには?特徴やコツをご紹介!

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自宅のデザイン性を高めたい方におすすめしたいインテリアスタイルが「ミッドセンチュリー」です。ミッドセンチュリーは、1990年代後半から2000年代に若者の間でブームになったスタイルで、現代アートのような雰囲気があります。

そんなミッドセンチュリースタイルの部屋を上手につくるには、どのような点に気を付けたら良いでしょうか。今回は、ミッドセンチュリースタイルの特徴やコーディネートのポイント・おすすめのインテリアをご紹介していきます。

自宅のコーディネートで迷っている方は、ぜひ候補の一つとして検討してみてください。

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1. ミッドセンチュリースタイルの特徴

ミッドセンチュリーを和訳すると「1世紀の中盤」という意味です。戦後に誕生した近代的なデザインが特徴で、個性を活かしたコーディネートができます。

そんなミッドセンチュリースタイルはどのようにつくっていけば良いのでしょうか。主な特徴を5つご紹介していきます。

1-1. カラフルな印象

まず、ミッドセンチュリースタイルはカラフルな配色が特徴です。鮮やかなレッドやオレンジを使うため、華やかな印象に仕上がります。

個性的な雰囲気をつくりたい方は、リビングや寝室のコーディネートに採用してみると良いでしょう。ただ、あまりにもカラフル過ぎると、ごちゃついたイメージになってしまいます。

配色バランスを考えながらコーディネートしていきましょう。

1-2. 曲線的なデザイン

ミッドセンチュリースタイルは曲線的なデザインが多いことも特徴です。円形や貝を模したようなシェル形状などオリジナルを感じられる家具をたくさん使用します。

曲線的なデザインは柔らかく、空間に優しさをもたらしてくれるのも魅力です。明るくポップな雰囲気が演出できるでしょう。

1-3. 斬新な雰囲気

ミッドセンチュリースタイルはシンプルながら機能性と快適さを重視しているのも魅力の一つです。家具や空間のデザインには、使いやすさを考えるための人間工学が活用されています。

新しい素材やテクノロジーも採用されており、実用性と快適さを追及しているのが特徴です。

1-4. 壁面装飾が多い

ミッドセンチュリースタイルの部屋にはウッドパネリングがよく採用されています。木のパネルを壁にかけることで、温もりと暖かさを感じられるでしょう。

他にも、アーティスティックな絵画や写真が壁面装飾として取り入れられています。このように、壁面だけでも個性を生み出せるのがミッドセンチュリースタイルの魅力でもあるでしょう。

※ 参考記事: 「壁に飾るオーナメントの魅力とは?飾り方や注意点もご紹介!

1-5. 異素材を組み合わせる

木材と金属など異素材を組み合わせるのもミッドセンチュリースタイルの特徴です。他にも、天然素材と合成素材のように異素材を組み合わせることで、空間にメリハリが生まれます。

素材それぞれが持つ性質を理解しておくと、ユニークで個性的な空間がつくれるでしょう。

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2. ミッドセンチュリースタイルの部屋をつくる際のポイント

続いて、ミッドセンチュリースタイルの部屋をつくる際のコツをご紹介していきます。以下のポイントをしっかりと押さえておけば、コーディネートで失敗する確率も下げられるでしょう。

より快適な空間がつくれるように、細かい部分までこだわることが大切です。

2-1. 床には無垢材を使う

斬新な雰囲気なミッドセンチュリースタイルですが、床には天然木を使用することをおすすめします。床の色が安定すれば、他で色を多く使用してもまとまりが出てくるでしょう。

特にオーク材やチーク材は落ち着いた色であるため、重厚感や高級感のある空間が演出できます。シンプルな床材を使用し、おしゃれにまとめましょう。

2-2. ポップな色使いをする

ベースカラーは落ち着いた淡色系やモノトーンを使用するのがおすすめですが、アクセントカラーはポップな色使いが適しています。一般的なインテリアでは、ある程度色味やトーンをまとめるのが基本です。

しかし、ミッドセンチュリースタイルでは2色〜3色のポイントカラーをつくっておいた方がハイセンスな雰囲気になるでしょう。

2-3. デザイナーズ家具を取り入れる

ミッドセンチュリーの家具は、デザインの自由度が高いのが特徴です。取り入れるテーブルやソファ・収納棚などは、デザイン性の高いものを採用するようにしましょう。

あまり見かけないような形状の家具を置くと、個性もしっかりと出せます。全体のイメージを大切に、テーマ性を持ってコーディネートしていきましょう。

2-4. ファブリックにこだわる

レザーや布製品を取り入れるのもミッドセンチュリースタイルを上手にコーディネートするポイントです。ソファはシックでシンプルな革製にして、クッションをインパクトのある柄物にするなどモダンと個性派の両立を実現させてみましょう。

目立つところはしっかり強調するなどメリハリを意識するとおしゃれな雰囲気が演出できます。

2-5. レトロな雑貨を置く

プラスチックの小物入れやブリキ看板などレトロな雑貨が多いのもミッドセンチュリースタイルの魅力です。雑貨や小物を選ぶときは、ポップな配色になっているかもチェックしてみましょう。

色違いのアイテムを並べるのもおすすめです。参考事例をたくさん見て、つくりたい雰囲気をイメージしてみてください。

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3. ミッドセンチュリースタイルの部屋におすすめなインテリア

最後に、ミッドセンチュリースタイルの部屋に置きたいインテリアをご紹介していきます。それぞれの魅力をしっかりと確認し、好みに合わせて取り入れていきましょう。

3-1. コーヒーテーブル

ミッドセンチュリースタイルの部屋には、コーヒーテーブルが映えます。ヴィンテージ感のあるものなら、重厚感も演出できるでしょう。

雑貨を並べたり本を積んでおいたりさまざまな使い方ができます。ソファやサイドボードなどの色味と合わせると、統一感が出て、おしゃれな雰囲気がつくれるでしょう。

3-2. テーブルランプ

テーブルランプもアメリカンな雰囲気を出すのにぴったりなインテリアです。特におすすめなのが、シェードにグラスファイバーが使用されているもので、レトロな雰囲気もしっかり演出してくれます。

電球の色味は暖色系のものが良いでしょう。温かみのある空間がつくれます。

3-3. ウォールクロック

存在感を出したいなら、ウォールクロックを設置するのもおすすめです。ヴィンテージ感のあるものやダメージ加工されているものなどが適しています。

設置場所を決める際は、全体の印象や動線を考慮することが大切です。生活の邪魔にならない位置に設置する必要があります。

※ 参考記事: 「インテリアとして自宅に時計を置くメリットは?商品の選び方も解説!

3-4. ウォールデコ

ウォールデコを取り入れれば、簡単におしゃれなミッドセンチュリースタイルの部屋がつくれるでしょう。特に、ダイヤ型のアイテムは1950年代の雰囲気を出してくれます。

ペアのアイテムも多く、シンメトリーに飾ったりずらして飾ったりとさまざまな工夫が楽しめるのも魅力です。年代によってデザインが変わるため、コーディネートの際は年代をできる限り合わせると良いでしょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ミッドセンチュリースタイルの特徴やコーディネートのポイント・おすすめのアイテムをご紹介してきました。ミッドセンチュリースタイルはカラフルな配色や曲線的なデザインが特徴です。

コーディネートの際は、デザイナーズ家具を取り入れたりレトロな雑貨を飾ったりすると良いでしょう。シンプルなところはとことんシンプルに、こだわるところはしっかり強調させることをおすすめします。

FLIE magazine 編集部

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