おしゃれな家にするために、オーナメントを壁に飾ろうと考えている方も多いでしょう。オーナメントにはさまざまなメリットがありますが、注意点も存在します。
自宅に取り入れる前にデメリットを把握しておかないと、失敗してしまう可能性があるため注意が必要です。そこで今回は、オーナメントを壁に飾る魅力やおすすめの飾り方・押さえておきたい注意点をご紹介していきます。
オーナメントを自宅に飾りたい方やおしゃれな空間をつくりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. オーナメントを壁に飾るメリット
そもそもオーナメントとは、飾りや装飾品のことを指します。住宅の場合、季節ごとの置物や飾りを「オーナメント」として指すのが一般的です。
ハロウィンやクリスマスなどのディスプレイがその代表例として挙げられます。そんなオーナメントにはどのような魅力があるでしょうか。
壁に飾るメリットを5つご紹介していきます。
1-1. 華やかな空間になる
オーナメントは、室内が華やかになることがメリットです。空間に個性が生まれるため、他の住宅とはひと味違う雰囲気を演出できるでしょう。
リビングや寝室・玄関など物足りない空間があったときには、オーナメントを壁に飾ってみると雰囲気がガラリと変化します。おしゃれな空間をつくりたい方は、ぜひアイテムにこだわってみましょう。
1-2. 部屋にメリハリが付けられる
オーナメントは、部屋にメリハリが付けられることもメリットです。空間のバランスを良くするため、よりおしゃれな演出が叶えられます。
装飾がある空間とない空間では第一印象も異なるため、温かみのある空間をつくりたい場合は積極的にオーナメントを取り入れてみましょう。
1-3. 遊び心がある
使用するアイテムにもよりますが、遊び心があるのもオーナメントの魅力です。個性的なデザインのものを飾れば、華やかな空間になるでしょう。
自宅の壁にオーナメントを飾る際は、周辺環境のバランスを考慮して色味やデザインを選ぶことが大切です。バランスの良い空間になるように、全体の雰囲気を観察してみましょう。
1-4. 家族で楽しめる
季節のものや遊び心のあるものを取り入れれば、家族全員が楽しめます。オーナメントがあることで、家族とのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
日本には春夏秋冬多くの伝統文化があるため、時期に合わせて楽しめるアイテムを飾ってみることをおすすめします。
1-5. 模様替えが簡単にできる
模様替えが気軽にできるところもオーナメントを壁に飾るメリットの一つです。アイテムを交換するだけで部屋の雰囲気が変化するため、季節や気分に合わせてお気に入りの空間をつくってみましょう。
オーナメントをコーディネートする際は、配色バランスを意識してまとまりのある空間を目指すことも大切です。
2. 壁に取り付けるオーナメントの飾り方
続いて、オーナメントの飾り方をご紹介していきます。それぞれの方法を確認して、状況に合わせて対応していきましょう。
2-1. マジカルピンフックを使う
壁の穴を目立たせたくない場合は、ベストのマジカルピンフックを使うことをおすすめします。オーナメントを何個も飾ったり、刺す場所を間違えたりすると、壁の穴が目立ってしまうため注意が必要です。
見た目を悪くしないためにも、オーナメントの飾り方は工夫しましょう。マジカルピンフックなら穴が目立たないため、賃貸物件にもおすすめです。
2-2. 粘着フックを利用する
穴をあけたくない場合は、粘着フックを活用しましょう。壁を傷付けずにオーナメントを飾れるため、原状回復の必要がある賃貸物件にも向いています。
ただ、壁がザラザラしていたり、石のようにデコボコしていたりすると貼り付かない可能性があるでしょう。粘着力などを確認してからオーナメントを飾ることをおすすめします。
2-3. ピクチャーレールに取り付ける
ピクチャーレールがある物件は、そこにオーナメントを飾るのも良いでしょう。住宅を購入した場合は後付けも可能となっているため、予算と照らし合わせながら設置していくことが大切です。
ピクチャーレールはオーナメントを飾る他にも、洋服や帽子などがかけられます。生活にも便利な設備となっているため、優先順位を決めた上で検討してみましょう。
2-4. ひっつき虫で付ける
オーナメントはコクヨのひっつき虫で壁に付けることも可能です。ただ、ひっつき虫はザラザラしている壁や重たいものには向いていません。
事前に設置できるかどうか確認してから取り入れるようにしましょう。ペーパーなど軽いものであれば、簡単に取り付けできます。
壁に何を飾るか、全体像を思い描いてから設置するようにしましょう。
2-5. S字フックにかける
S字フックを活用するのもおすすめです。フックをかける場所が確保できれば、狭い空間でも気軽にコーディネートできるでしょう。
デッドスペースも有効活用できるため、住宅を無駄なく使いたい方に向いています。S字フックと合わせて突っ張り棒も用意しておくと、あらゆる場面で役立つでしょう。
3. 壁にオーナメントを飾る際の注意点
最後に、オーナメントを壁に飾るときの注意点をご紹介していきます。ポイントをしっかり把握しておけば、設置後に怪我をしたり雰囲気が違ったりすることが少ないでしょう。
3-1. 壁の種類を確認する
オーナメントを壁に飾る際は、壁の種類を確認しておくことが大切です。特に賃貸物件は、石膏ボードに壁紙を張るケースが多い傾向にあります。
石膏ボードの壁であれば、画鋲やピンを刺しても間柱を大きく傷付けることは少ないでしょう。稀に石膏ボードでないケースがあるため、事前に確認する必要があります。
3-2. 飾るアイテムの重さをチェックする
オーナメントは飾る前に重さを調べることが重要です。何も考えずに取り付けてしまうと、設置後に落下する危険性があります。
安全に暮らすためにも、使用する留め具に合ったアイテムを選びましょう。大きなサイズのものを飾る際は、留め具をしっかりとしたものに変更する必要があります。
3-3. 留め具の耐荷重を調べる
フックなどの留め具を使用する場合は、耐荷重をチェックすることもポイントです。耐荷重が5kgのものもあれば、20kg耐えられるものもあるため、飾るオーナメントに合ったものを選びましょう。
留め具はホームセンターや家電量販店で気軽に購入できます。
3-4. 賃貸の場合は契約書を見直す
賃貸物件の壁にオーナメントを飾る場合は、契約書を見直すことが重要です。物件によっては壁に穴をあけてはいけないケースもあるため、契約違反にならないよう注意しましょう。
オーナメントを飾る前に規約を確認しておけば、トラブルも未然に防げます。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、オーナメントを壁に飾るメリットやおすすめの飾り方・注意点をご紹介してきました。オーナメントは華やかな空間をつくるのに最適なアイテムです。
空間にメリハリが付く他、気軽に模様替えもできます。飾り方は、マジカルピンフックを使う方法や粘着フックを利用する方法などさまざまです。
設置の際は壁の種類を確認し、留め具の耐荷重を調べておく必要があります。