おしゃれなウッドブラインドをインテリアに取り入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ウッドブラインドは天然素材でできているため、自然な風合いを楽しむことができ、あらゆる場面で活用されています。しかし、使い勝手や価格はどうなのかとなかなか手が出しにくいのも現状です。
そこで、今回はウッドブラインドの後悔しない選び方やポイントを解説していきます。部屋ごとにお勧めのウッドブラインドもご紹介していきますよ。ぜひ役立ててみてください。
1. ウッドブラインドを購入して後悔しないために知っておくこと
ウッドブラインドはおしゃれで憧れるインテリアの一つですが、選び方を間違えてしまうと、購入後に後悔してしまうことも。そのような失敗がないようにウッドブラインドの購入を検討している方は以下の点に注意しましょう。
1-1. 操作に時間が掛かる
ウッドブラインドには羽根の角度を調節するチェーンやコードが付いています。一般的なカーテンは横に引っ張るだけで開閉ができますが、ウッドブラインドはチェーンやコードを引く作業が必要です。出入りが多い場所には向いていません。ベランダがある掃き出し窓には左右に開閉できる縦型ブラインドを設置することをおすすめします。
1-2. 重さがある
ウッドブラインドはアルミブラインドに比べ、2,3倍の重さがあります。昇降する際もそれなりの負荷がかかるため、注意が必要です。サイズによって多少重さが異なるため、ストレスを軽減させるためにウッドブラインドは腰高窓など小さい窓に使用しましょう。
下地がしっかりしていなければ、落下の原因ともなり得るため、設置前に必ず下地チェックを行ってくださいね。
1-3. 遮光性は劣る
ウッドブラインドにはスラットが付いているため、完全に閉じていても多少隙間ができてしまいます。光漏れをしてしまうこともあるため、遮光性を優先して探している場合はあまりおすすめしません。
選ぶ色によっては夜間の光漏れが気になる場合もあります。ウッドブラインドの購入を検討されている方はなるべく明るい色を選びましょう。明るい色を取り入れることで、室内の明るさも保たれ、空間も広く見えますよ。
1-4. 高価格帯
値段が高いのもウッドブラインドの特徴です。しかし、天然素材は一点一点表情も異なるため、特別なアイテムとして重宝するでしょう。経年変化も楽しめるため、長く使える窓装飾ですよ。あらかじめ、予算を決めておくと使いすぎたという後悔も少ないでしょう。
2. ウッドブラインドの後悔しない選び方
ウッドブラインドを選ぶ際は以下の3つのポイントを頭に入れておきましょう。それぞれ詳しく解説していきます。
2-1. ウッドブラインドの種類を知る
まずはウッドブラインドの種類を知りましょう。ウッドブラインドは主に形状・スラット幅で分けられています。
形状は横型ブラインドと縦型ブラインドの2タイプ。横型ブラインドは一般的なブラインドの形で上下に昇降させるタイプです。腰高窓やスリット窓、出窓に向いています。縦型ブラインドは左右に昇降させ、背の高い掃き出し窓によく使われますよ。
スラット幅は25mm・35mm・50mmがありますが、一般住宅では35mmと50mmがよく使われています。幅が狭い方が上品な印象、幅が広い方が大胆な印象を与えます。それぞれのイメージに合わせてお好きなタイプを選んでみましょう。
2-2. 用途で使い分ける
ウッドブラインドの種類が分かったところで、今度はブラインドを取り入れる目的や空間の用途を考えていきましょう。生活スタイルを考えることで、選ぶべき商品も絞られてきます。条件を洗い出し、優先すべきことを明確にしていきましょう。お手入れのしやすさを優先するならフッ素コート加工のあるものを、和室に合わせるなら高級感のあるものを選ぶのがおすすめです。
2-3. 昇降操作も考慮する
ウッドブラインドの昇降操作にはポール式・チェーン式・ワンポール式があります。
ポール式は別名コード式ともいわれており、ポールとコードが別々についているタイプです。ポールを捻るだけで簡単に昇降できます。比較的安く購入できますが、コードの長さはブラインドとほぼ同じです。大きな窓には向いていません。
チェーン式はドラム式と呼ばれることもあります。ポールとコードが一緒になっているため、スッキリとした見た目です。ギアが内蔵されているため、重さも感じにくいでしょう。ただ、ポール式同様にチェーンが長いため、結ぶなど対策はしてくださいね。
ワンポール式はコードが筒状のポールの中にあるタイプです。ポール1本で操作できるため、コードが絡まることもありません。費用は3つの中では高めですが、使い勝手の面では重宝するでしょう。
3. 部屋ごとにおすすめのウッドブラインドをご紹介
3-1. リビング
リビングは家族が集まったり、洗濯物をベランダに干したりと出入りの多い空間です。そのため、移動しやすいタイプのウッドブラインドをおすすめします。窓のサイズに合わせてベストなタイプを選びましょう。最近ではカーテンレールに直接取り付け可能なデザインも増えているため、賃貸にお住まいの方でも気軽にウッドブラインドが取り入れられますよ。
3-2. 寝室
寝室にウッドブラインドを取り付けるなら、遮光性や保温性は意識しましょう。レースカーテンをブラインドの裏側に付けると、遮光性が上がります。ウッドブラインドだけでは眩しい・寒いという方はぜひ試してみてくださいね。視線を遮りたい場合はスラット幅の狭いものを選ぶのがおすすめです。
3-3. 子ども部屋
子供部屋には元気になる明るい色を取り入れましょう。ウッドは温かみもあるため、開放的な空間になるでしょう。デザインはお子さんの好みを取り入れてあげると、すぐ飽きる心配もありません。
3-4. 水回り
キッチンや脱衣所、トイレ、浴室などの水回りは防汚や防サビ機能の付いたものを選びましょう。ウッドブラインドは水拭きができないため、ハンディモップや乾いた布で汚れを拭き取ってくださいね。
3-5. 玄関
玄関に付けるウッドブラインドは開閉しやすいタイプが良いでしょう。ワンポール式もおすすめですよ。ワンポール式は壊れにくく、長持ちします。調光性は劣りますが、その分、自然な光が楽しめます。ウッドブラインドの性能を最大限活かしてみましょう。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はウッドブラインドの後悔しない選び方を解説しました。今回ご紹介したポイントを頭に入れ、購入後に後悔することがないようにしましょう。 また、窓全てをブラインドで揃えると、莫大な費用が掛かります。全体のバランスを見ながら決めていくと良いでしょう。カーテンやロールスクリーンとの併用もおすすめです。