浴室換気扇はどう掃除するのがベスト?タイプ別にやり方を解説!

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お風呂は高湿度状態になりやすく、換気扇を常に回しているご家庭も多いことでしょう。しかし、浴室換気扇の掃除を定期的に行っている方はどのくらいいるでしょうか。

浴槽や床、壁、鏡などに目がいき、換気扇のお手入れまでしていないという方が大勢いらっしゃいます。浴室換気扇はメンテナンスを怠っていると、機能に問題が生じ、最悪の場合、人体にも影響を及ぼしてしまう可能性があります。

この記事では浴室換気扇の掃除方法をタイプ別にご紹介していきます。浴室換気扇を綺麗に保つための対策も併せて解説していくため、自宅でも取り入れてみましょう。

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1. 浴室換気扇の汚れを掃除しないとどうなる?

浴室換気扇は使用していると、汚れが溜まります。カバーやフィルターに溜まった汚れはそのまま放置しておくと内部に侵入し、さまざまな問題を引き起こします。浴室換気扇を掃除しないとどうなってしまうのでしょうか。考えられる問題をご紹介していきます。

1-1. カビの原因になる

浴室換気扇の内部に汚れが溜まると、換気扇の吸引力が低下してきます。浴室内に湿気が溜まり、カビが繁殖しやすい環境となってしまうでしょう。

悪臭の原因ともなるため、定期的な掃除で清潔な状態を保ちましょう。

1-2. ホコリが落ちてくる

浴室換気扇にホコリやゴミが蓄積されていると、換気扇を起動させたときにホコリやゴミも一緒に撒き散らすことになります。入浴中にホコリが上から落ちてくる可能性もあるため、不快な思いをするでしょう。

気持ちの良い入浴をするためにも浴室は入念にお手入れをしましょう。

1-3. 電気代が高くなる

浴室換気扇に汚れが溜まると、換気効率が悪くなります。その結果、お風呂の換気時間も長くなり、電気代が跳ね上がってしまうでしょう。

無駄な出費を増やさないためにも日々のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

1-4. 換気扇の音がうるさい

汚れが溜まったまま浴室換気扇を回すと、ファンに負担が掛かり、換気扇の音が大きくなったり異音が発生したりします。そのまま放置して使い続けていると、本体の故障にも繋がりかねません。

1-5. 換気ができない

ファンやフィルター、内部などにホコリやチリが溜まった浴室換気扇は換気効率が悪く、十分な換気ができません。浴室内に汚れた空気が溜まり、体調を悪くしてしまう場合もあります。

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2. 浴室換気扇の掃除方法

ここからは浴室換気扇の掃除方法を解説してきます。それぞれのタイプで掃除方法が多少異なるため、自宅の浴室換気扇がどのタイプか確認してみてくださいね。

※ 掃除する際の注意点については「浴室乾燥機はどう掃除する?故障原因ややり方・注意点をご紹介!」で詳しく解説しています。

2-1. カバーが外せないタイプの場合

まずは浴室換気扇のカバーが外せるかどうか確認しましょう。カバー全体を引っ張っても動かない場合はカバーを外せません。

内部までは掃除できないため、フィルターを外して汚れを掃除機で吸引しましょう。その後、カバーを水拭きし、完了です。

フィルターに頑固な汚れが付いている場合は洗剤をかけ、ブラシで擦ると良いでしょう。フィルターを戻す際はよく乾燥させてから戻すようにしてくださいね。

2-2. カバーが外せるタイプの場合

カバーが外せるタイプの浴室換気扇はまず電源を切り、カバーを外しましょう。掃除機などで軽く汚れを取り、水拭きします。その後、本体内部の汚れも取り除いていきます。

落ちにくい場合は水拭き、乾拭きの順で行うと良いでしょう。水に濡らしたものはよく乾燥させてから戻さないと、故障の原因となります。なるべく天気の良い日に掃除を行うようにしてください。

2-3. シロッコファンタイプの場合

浴室換気扇のファンには主に2種類あります。まず1つは「シロッコファン」です。シロッコファンはダクトを通して吸い込んだ空気を屋外へと排出します。

掃除をする際は化粧パネルとファンを外して行いますが、構造が複雑であるため、ドライバーやペンチが必要になることも。取扱説明書などをよく読み、丁寧に取り扱いましょう。

2-4. プロペラファンタイプの場合

プロペラファンタイプの浴室換気扇はシロッコファンタイプより構造がシンプルです。吸い込んだ空気を直接屋外へと排出するため、シロッコファンタイプより多くの空気を吸引できます。

プロペラファンタイプの浴室換気扇を掃除する際はプロペラとパネルを外しましょう。洗剤をつける場合は中性洗剤がおすすめです。

2-5. 浴室乾燥機付きの場合

浴室乾燥機付きの換気扇の場合は内部に乾燥用のヒーターが組み込まれているため、専門知識が必要です。自分でメンテナンスする際はフィルターやパネル掃除に留めておきましょう。

それでも換気扇の調子が悪いときは専門業者を呼ぶようにしてください。

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3. 浴室換気扇を汚さないための対策

浴室換気扇に頑固な汚れが付かないためにはどのような対策が有効でしょうか。以下でおすすめの方法を解説していきます。

ぜひ自宅でも取り入れてみてくださいね。

3-1. こまめに掃除する

浴室は定期的に掃除をしていても、換気扇までは忘れがち。浴室を掃除する際には換気扇も一緒に掃除をしましょう。掃除機でホコリを取り除いたり雑巾で拭くだけでも違いますよ。

浴室を掃除する際は何から始めるか順番を決めておくと良いでしょう。

3-2. 24時間付けっぱなしがおすすめ

換気扇は入浴するときのみ付けるのではなく24時間付けっぱなしの方がカビの発生を防げます。空気の循環も上手くいくため、綺麗な状態を保てるでしょう。

月に1度はフィルターの掃除をしておくと安心です。

3-3. 塩素系漂白剤を使用する

塩素系漂白剤で有名なものは「ハイター」です。塩素系漂白剤はカビを分解しながら周囲を漂白してくれるため、楽に掃除が行えます。

浴室乾燥機の掃除には塩素系漂白剤の使用をおすすめします。

3-4. 換気を徹底する

浴室換気扇にカビを発生させないためには換気を徹底しましょう。浴室に窓がある場合は窓を開けて換気することでスムーズに空気の入れ替えができます。

ただ、窓付近にカビが大量発生していると、カビを浴室内に撒き散らすことになるため、窓やドアなどの換気口は清潔に保ちましょう。

3-5. 高湿度にならないように注意する

浴室は空気が溜まりやすいため、高湿度にならない環境をつくることも大切です。換気や除湿を徹底し、快適な浴室環境をつくりましょう。

浴室の湿度が高い状態で換気扇を回してしまうと、湿度が脱衣所まで流れてしまい、カビが発生する範囲を増やしてしまいます。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は浴室換気扇の掃除を怠るリスクやその対策について解説してきました。浴室換気扇は掃除を忘れがちな箇所ですが、入念にお手入れをすることでより快適な入浴を楽しむことができます。

汚れが酷い場合は業者に依頼するなど適切な対策を取りましょう。