スマートロックにはデメリットがある?魅力や商品の選び方を解説!

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近年では、物理的な鍵を使わずにスマートフォンやカードキーなどでドアを施解錠できる「スマートロック」が注目を集めています。専用の機器を玄関ドアに取り付け、BluetoothやWi-Fiを経由して遠隔操作するのが一般的な仕組みです。

そんなスマートロックにはどのような特徴があるでしょうか。今回は、スマートロックを導入するデメリットやメリット・商品の選び方をご紹介していきます。

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1. スマートロックのデメリット

スマートロックは物理的な鍵を持たないためスムーズにドアを施解錠できますが、もちろんデメリットもあります。注意点を把握しておかないと、鍵を持った方が良かったと後悔しかねません。

設置を失敗しないためにも、以下のデメリットを押さえておきましょう。

1-1. ドアの形状によっては設置できない

スマートロックにはさまざまな種類があるため、機種によっては自宅のドアに設置できない可能性があります。特に、穴をあける工事が必要なタイプやシリンダーを交換するタイプの場合は、既存のサムターンやドアノブの形状に対応しているか事前に確認しておきましょう。

1-2. 費用が高い

スマートロックは、通常の鍵よりも費用が高い傾向にあります。導入に1万円〜5万円ほどの費用がかかるため、予算には余裕を持っておきましょう。

また、ランニングコストとして電気代や電池の購入費などが必要です。少しでもコストを抑えたい方は、安い端末を購入する必要があります。

1-3. ハッキングされる可能性がある

スマートロックの種類によってはハッキングされる可能性があるのもデメリットです。防犯対策を入念に行なっておきたい方は、高度なセキュリティ技術が搭載されているスマートロックを設置しましょう。

スマートロックの中には、毎回暗証番号を変更するタイプのものもあります。

1-4. 締め出されるリスクがある

スマートロックは、スマートフォンやカードキーがないと施解錠できません。自宅に置いたまま外出してしまうと、玄関ドアを開けられず閉め出されてしまう可能性があるため注意が必要です。

外出時には、スマートフォンやカードキーを持っているかしっかりと確認した上で出掛けるようにしましょう。

1-5. スマートフォンの充電が切れると利用できない

スマートフォンの電源が切れた場合も、ドアの施解錠ができません。また、電池で動くスマートロックを導入している場合は、電池が切れてしまうと鍵が開けられなくなってしまいます。

スマートフォンの充電やスマートロックの電池が切れてしまう前に対処することが大切です。商品の中には、電池残量を知らせる機能もあります。

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2. スマートロックのメリット

スマートロックには注意点がありますが、上手に活用すれば以下のようなメリットが得られます。スマートロックを購入する際は、ライフスタイルを考慮して商品を選ぶと最適なものを購入できるでしょう。

2-1. 遠隔で施錠確認できる

スマートロックを導入するメリットの一つは、遠隔で施錠確認ができる点です。外出後に家の鍵を閉めたか不安になっても、スマートフォンですぐに確認できます。

遠隔操作が可能となっているため、離れた場所からドアを施錠することもできるでしょう。荷物が多い方やお子さんを連れている方にも安心です。

2-2. 鍵の閉め忘れを防止できる

オートロック機能が搭載されているスマートロックを設置すれば、鍵の閉め忘れも防止できます。扉が閉まると同時に施錠されるため、鍵の閉め忘れが多い方にも安心です。

ただ、スマートフォンやカードキーを持たずに外に出た場合、締め出されてしまう可能性があるため注意しましょう。

2-3. セキュリティを強化できる

スマートロックを設置すると、セキュリティを強化できます。物理的な鍵が不要になるため、鍵の複製リスクも低減するでしょう。

小さなお子さんや高齢者がいる家庭でも、安全に暮らせるはずです。スマートロックを導入する際は、家族構成や暮らし方を考えると良いでしょう。

2-4. 鍵の紛失が防げる

スマートロックの導入で、鍵を持ち歩かずに外出ができます。そのため、鍵を紛失する心配もなくなるでしょう。

不法侵入などの犯罪リスクも軽減できるため、防犯対策を入念に行いたい方に向いています。特に、普段小さなバッグを持ち歩く方や鞄を持ち歩かない方など身軽な状態で外出したい方におすすめです。

2-5. ハンズフリーで楽に解錠可能

ハンズフリー機能が搭載されているスマートロックを導入すれば、ドアに近づくだけで解錠できます。カバンの中から鍵を取り出す必要もないため、手がふさがっている状態でも気軽にドアの施解錠が可能です。

荷物が多い場合もスムーズに家の中に入れるため、暮らしも便利になっていくでしょう。

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3. スマートロックの選び方

最後に、スマートロックの選び方をご紹介していきます。スマートロックを設置する際は、以下のポイントを考慮して商品を選ぶことが大切です。

3-1. 取り付け方法から選ぶ

スマートロックの取り付け方法は、粘着テープで貼り付けるタイプと穴をあけて取り付けるタイプの2種類があります。粘着テープのメリットは、壁やドアを傷付けずに設置できるところです。

一方、穴をあけるタイプは強固に取り付けができます。粘着テープだと製品の重みで落下してしまう可能性があるため、状況に合わせて最適な商品を設置しましょう。

3-2. 施錠・解錠方法から選ぶ

スマートロックの施錠・解錠方法は、主にハンズフリータイプ・スマホ操作タイプ・マルチデバイスタイプの3種類です。ハンズフリータイプはドアに近づくだけで施解錠でき、スマホ操作タイプは機能性に優れている特徴があります。

スマートフォン以外のデバイスを利用するマルチデバイスタイプは、小さなお子さんにも安心です。

3-3. 機能で選ぶ

スマートロックには、オートロック機能や合鍵シェア機能・緊急解錠機能などさまざまな機能が備わっています。機能の充実さによって費用が変わってくるため、予算と照らし合わせながら検討してみましょう。

鍵のかけ忘れが心配な方は、履歴機能が搭載された商品を選ぶことをおすすめします。

3-4. 家族構成で選ぶ

スマートロックを選ぶ際は、家族構成も考慮する必要があります。小さなお子さんがいるのか、高齢者がいるのか、車椅子を利用している方がいるのかでも選ぶ商品は変わってくるでしょう。

施錠・解錠方法はタイプによってさまざまです。それぞれの状況に合った商品を選んでいきましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、スマートロックの特徴や商品の選び方をご紹介してきました。スマートロックは費用が高いことやハッキングされる可能性があることがデメリットです。

スマートフォンやカードキーで施解錠するため、充電や電池が切れていると利用できないことも注意点でしょう。スマートフォンやカードキーを家に忘れて外出した場合は、締め出されてしまう可能性もあります。

ただ、上手に活用すれば、遠隔で施錠確認できたりハンズフリーで楽に解錠できたりと便利です。状況に合わせて、オートロック機能や合鍵シェア機能などを備えてみると良いでしょう。