ベランダの防犯対策とは?狙われる要因やおすすめの対処法をご紹介!

ライフスタイル
この記事は約6分で読めます。

空き巣の侵入経路としてベランダが選ばれるケースは多く、入念な対策をしておかないと大きな被害を受ける可能性があります。侵入経路としてベランダが選ばれる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

今回は、ベランダが狙われやすい原因やおすすめの防犯対策・ベランダに防犯カメラを設置する際の注意点をご紹介していきます。特に、近隣地域で空き巣被害が多発している場合はしっかりと対策しておきましょう。

スポンサーリンク
任意売却なら「未来改善パートナーズ」

1. ベランダが泥棒に狙われる理由とは

ベランダは泥棒に狙われやすいため、入念な対策が必要です。しかし、闇雲に対策しても意味がないため、なぜ狙われやすいのか把握しておくことをおすすめします。

以下では、ベランダが狙われやすい原因を5つご紹介していきます。それぞれの理由をしっかりと理解し、適切な対処をしていきましょう。

1-1. 足場になるようなものが置いてある

ベランダは地面からある程度の高さのある位置に設置されていることがほとんどです。近くに足場となる室外機やゴミ捨て用のボックスなどが置いてあるケースが多いため、そこから容易に侵入できます。

また、ベランダの近くに塀やカーポートの屋根がある場合は、そこからも侵入されやすいでしょう。

1-2. 死角が多い

特にマンションやアパートのベランダは死角が多いことも特徴です。共同住宅の手すりは1.1m以上あるため、身をかがめると外から見えなくなります。

一度侵入されてしまうと、見つかりにくいため、通報できずに被害に遭ってしまうでしょう。さらに、ベランダと地面が近い場合は真下に陰ができ、身を潜められると気付きにくいため注意が必要です。

1-3. 足場がしっかりしている

ベランダは足場がしっかりとしていることも、空き巣に狙われやすい要因です。特に角部屋は排水管などを伝って侵入されやすいため入念な対策が必要でしょう。

お部屋探しをする際は、防犯対策もしっかり考えた上で、安全に暮らせる場所を選ぶことが大切です。

1-4. 簡単に登れる

よじ登り対策をしていないベランダは、簡単に侵入できるため被害に遭いやすいでしょう。隙間の空いている柵を使用しているなど簡単に登れるベランダは要注意です。

他にも、近くの建物からジャンプして侵入できるかどうか、雨どいなどもよじ登る対象がないかしっかり確認する必要があります。

1-5. 外から見えない

ベランダはプライバシーの観点から外から見えないように設計されています。その分、空き巣にも入られやすくなってしまうため、慎重に対策していくことが重要です。

ただ、共同住宅で勝手に対策してしまうと、罰則を受ける可能性があるため注意しましょう。事前にどんな対策が可能か確認することをおすすめします。

スポンサーリンク

2. ベランダの防犯対策

続いて、ベランダの防犯対策として有効な手段を5つご紹介していきます。それぞれ方法を確認して、取り入れられるものから導入していきましょう。

2-1. 物を置かない

まず、ベランダに物を置くのは控えましょう。特にベランダで大きな植物を育てている場合は、目隠しとなってしまうため空き巣被害に遭いやすくなってしまいます。

また、ゴミなどが乱雑におかれているベランダも目を付けられやすいため、定期的なお手入れが必要です。しっかりと管理されたベランダなら空き巣に入られるリスクも下げられます。

2-2. 防犯砂利を敷く

防犯砂利を敷くのも一つの手段です。ガラス製や天然石・溶岩・セラミック・瓦などさまざまな種類の石があるため、砂利の上を歩くと掃除機と同じくらいの音が出ます。

誰かが侵入したことに気が付きやすくなるため、空き巣被害を避けられるでしょう。ただ、大きな音が出るため、近隣トラブルに発展する可能性はあります。

2-3. 窓に防犯フィルムを貼る

窓に防犯フィルムを貼るのもおすすめです。特にCP認証などを受けている防犯フィルムは、窓ガラスを打ち破りにくくする効果があります。

しかし、有資格者が規定の方法で施工する必要があるため、工事に高額な費用がかかってしまうでしょう。全面貼りでないと効果を発揮しないため、高コストになりがちな方法です。

入念な防犯対策をしたい方に向いています。

2-4. 柵をつくる

ベランダに侵入させないために、忍び返しを設置するのも良いでしょう。DIYで設置することもできますが、鋭利なものであるため取り扱いには注意が必要です。

泥棒を侵入させない柵をつくれば、安心安全な暮らしが営めます。忍び返しはベランダの他、ブロック塀やフェンス門扉・手摺り・排水パイプなどにもおすすめです。

2-5. 防犯ブザーを設置する

窓用の防犯ブザーを設置するのも有効な方法でしょう。泥棒が窓を開けたりガラスに衝撃を与えたりした場合に大きな音を鳴らすため、被害を回避できる可能性が高まります。

窓用防犯ブザーの種類は、衝撃検知タイプ・開放検知タイプ・両方を兼ね備えたタイプの3パターンです。

スポンサーリンク

3. ベランダに防犯カメラを設置する際の注意点

ここからは、ベランダに防犯カメラを設置するときの注意点をご紹介していきます。慎重に取り扱わないと、トラブルに巻き込まれる可能性もあるため注意しましょう。

3-1. 賃貸の場合は管理会社に確認する

賃貸物件のベランダに防犯カメラを設置したい場合は、無断で設置せず、オーナーや管理会社に確認を取ることが重要です。防犯カメラの設置は近隣住民のプライバシーを侵害する可能性があるため、設置が認められていないケースもあります。

設置したい理由や場所などを詳細に説明して許可を得ましょう。

3-2. 近隣トラブルに発展する可能性もある

防犯カメラの設置場所によっては、近隣住宅まで映り込んでしまう可能性があります。住人に不快感を与えかねないため、防犯カメラの設置は慎重に行いましょう。

最悪の場合、訴えられてしまう可能性もあるため、防犯カメラを設置したいときは許可を得ることをおすすめします。

3-3. 届きにくい高さに設置する

ベランダに防犯カメラを設置する際は、手が届きにくい高さに取り付けるようにしましょう。すぐ手が届く場所に設置してしまうと、侵入者に破壊されてしまうだけなく、何かに引っかかって不意に壊してしまう可能性もあります。

ある程度高い位置に設置されていれば、外からもあまり目立ちません。

3-4. 設置は業者に依頼するのがおすすめ

自分で防犯カメラを設置できない場合は、業者に依頼するのがおすすめです。費用はかかりますが、適切な位置や範囲を設定してくれるでしょう。

業者によってさまざまなプランがあるため、目的や予算に合わせて検討していくことが大切です。そのためにも、なぜ防犯カメラの設置が必要なのか、今一度考えてみましょう。

スポンサーリンク

4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ベランダが空き巣に狙われやすい理由や有効な防犯対策をご紹介しました。ベランダはしっかりした足場が多いことや外から見えにくいことが原因で、侵入されやすい傾向にあります。

ベランダに物を置かないことや防犯フィルムを貼ることで対策しましょう。必要があれば防犯カメラの設置も有効ですが、必ず許可を取ってから設置することが大切です。