「ウォーターサーバーを契約したいけど、どこに置けばいいの?」 「おしゃれに置きたいけど、スペースもないし…」
いつでも美味しい水やお湯が使える便利なウォーターサーバーですが、置き場所選びは意外と重要です。適当に決めてしまうと、「思ったより不便だった」「なんだか邪魔…」と後悔につながることも。
1. まず確認!ウォーターサーバーの置き場所を決める7つの重要ポイント


設置後に後悔しないため、置き場所を決める上で必ず確認すべき7つのポイントを押さえましょう。
1-1. ポイント①:サーバーの種類とサイズは?
サーバーには「床置き型」と「卓上型」があります。サイズ感を把握することが第一歩です。
- 床置き型: 一般的な縦長タイプ。サイズは高さ100~130cm、幅・奥行30~45cm程度。
- 卓上型: キッチンカウンターや棚に置けるコンパクトタイプ。サイズは高さ50~60cm、幅・奥行30~50cm程度。
1-2. ポイント②:設置スペースは十分か?(放熱スペースを忘れずに)
サーバー本体のサイズに加え、熱を逃がすための「放熱スペース」が必須です。
【重要】 サーバーの背面・側面と壁や家具との間には、最低でも10cm〜15cm程度の隙間を空けましょう。
このスペースがないと故障や余計な電気代の原因になります。
1-3. ポイント③:近くにコンセントはあるか?
ウォーターサーバーは電源が必須です。安全のため、延長コードや「たこ足配線」は避け、壁のコンセントに直接プラグを差せる場所を選びましょう。
1-4. ポイント④:家族構成とライフスタイルに合っているか?
誰が、どのタイミングで一番使うかをイメージすると、最適な置き場所が見えてきます。
- 赤ちゃん・お子様がいる家庭: ミルク作りならキッチンや寝室。安全のため保護者の目が届く場所へ。
- ご高齢の方がいる家庭: 過ごす時間が長いリビングなら、こまめな水分補給がしやすくなります。
- 一人暮らし: 自炊派ならキッチン、くつろぎの時間に飲みたいならリビングなど、自分の動線に合わせましょう。
1-5. ポイント⑤:水ボトルの保管・交換はしやすいか?
意外と見落としがちなのが、交換用の水ボトルの置き場所です。サーバーの近くに保管場所を確保するか、交換時に無理なく運べるかを考慮しましょう。
1-6. ポイント⑥:生活動線の邪魔にならないか?
毎日通る廊下やドアの開閉の邪魔になる場所は避けましょう。ぶつかって転倒したり、ケガをしたりする危険性があります。
1-7. ポイント⑦:設置に適した環境か?
長く安全に使うために、以下の環境は避けてください。
- 不安定な場所: 傾いた床、柔らかいカーペットの上。
- 高温多湿な場所: 雑菌が繁殖しやすくなります。
- 直射日光が当たる場所: 水質が劣化する原因になります。
2. 【場所別】ウォーターサーバーおすすめの置き場所とメリット・デメリット


7つのポイントを踏まえ、具体的な設置場所ごとの特徴を見ていきましょう。
2-1. キッチン:料理にも大活躍!利便性No.1
料理や飲み物の準備で水を使う機会が多いキッチンは、最も実用的な設置場所です。
- メリット:
- 料理(炊飯、スープなど)にすぐ使える。
- コーヒーやお茶の準備がスムーズ。
- コップやグラスが近く、動線が効率的。
- 赤ちゃんのミルク作りに最適。
- デメリット:
- 冷蔵庫や食器棚でスペースの確保が難しい。
- コンロの近くは油はね、シンクの近くは水はねで汚れやすい。
2-2. リビング:いつでも水分補給!家族の憩いの場に
家族が集まるリビングは、誰もが手軽に水分補給できる場所です。
- メリット:
- 喉が渇いた時にすぐ飲め、水分補給が習慣になる。
- 来客時にもスマートに対応できる。
- デザイン性の高いサーバーはおしゃれなインテリアになる。
- デメリット:
- 部屋の広さによっては圧迫感を与える可能性がある。
- キッチンまでコップを取りに行く手間がかかる。
2-3. 寝室:美容と健康の習慣に
就寝前や起床後の一杯の水を習慣にしている方におすすめです。
- メリット:
- ベッドから出てすぐに白湯や水を飲める。
- 夜間のミルク作りもキッチンまで行かずに済む。
- デメリット:
- サーバーの稼働音(冷却音や水の音)が気になり、眠りを妨げる可能性がある。
3. ここはNG!ウォーターサーバーを置いてはいけない危険な場所


安全に使うために、設置を避けるべき場所を必ずチェックしてください。
3-1. 冷蔵庫など、熱を発する家電のすぐ隣
冷蔵庫とウォーターサーバーは、どちらも熱を放出します。隣接させると互いの熱で放熱が妨げられ、冷却効率が低下し電気代が高くなったり、故障の原因になったりします。
3-2. 直射日光が当たる窓辺や屋外
直射日光はサーバーの大敵です。水質が劣化し、雑菌が繁殖しやすくなるほか、サーバー本体の変色や劣化を招きます。
3-3. 高温多湿になる場所(ストーブの近くなど)
ストーブの近くや湿気がこもりやすい場所は、水質劣化やサーバー内部の電子部品の故障につながります。風通しの良い場所に設置しましょう。
3-4. 不安定な床や畳の上
傾いた床や柔らかいカーペットの上は、サーバー転倒の危険があります。転倒による水漏れやケガのリスクがあるため、必ず硬く水平な床に設置してください。
4. まとめ:最適な置き場所で快適なウォーターサーバーライフを!
ウォーターサーバーの置き場所選びの要点を解説しました。
- 決める前のチェックポイント:
- サーバーのサイズと放熱スペース(10〜15cm)を確保
- 壁のコンセントが近くにあるか
- ライフスタイルと動線に合っているか
- ボトルの保管・交換はしやすいか
- 水平で風通しの良い場所か
- 避けるべきNGな場所:
- 冷蔵庫の隣、直射日光、高温多湿、不安定な場所
導入前にこの記事のポイントを参考にシミュレーションし、あなたの生活に最もフィットする場所を見つけて、快適なウォーターサーバーライフをスタートさせてください。


