床暖房をつけっぱなしにするのはアリ?電気代やメリット・デメリットを徹底解説!

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冬になると大活躍する床暖房。でも、電気代が気になってなかなかつけっぱなしにできない…という方も多いのではないでしょうか?この記事では、床暖房をつけっぱなしにした場合の電気代や、メリット・デメリット、さらに賢い使い方まで、徹底的に解説します!つけっぱなしにするべきか、こまめにオンオフするべきか、この記事を読めばその答えが見つかるはずです。

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1. 床暖房の種類と電気代

1-1. 床暖房にはどんな種類があるの?

床暖房には、大きく分けて「電気式」と「温水式」の2種類があります。

1-1-1. 電気式床暖房

電気式は、床下に設置された電熱線に電気を流して発熱させる仕組みです。初期費用が比較的安く、設置が簡単なのがメリットです。しかし、ランニングコストは温水式に比べて高くなる傾向があります。

1-1-2. 温水式床暖房

温水式は、床下に敷設されたパイプにお湯を循環させて床を暖める方式です。給湯器を熱源とし、ガス給湯器、エコキュート、ヒートポンプなど、様々な種類があります。初期費用は電気式より高額ですが、ランニングコストは比較的安価です。

1-2. 床暖房の電気代はどれくらい?

床暖房の電気代は、種類、設定温度、使用時間、住宅の断熱性能など、様々な要素によって変化します。

1-2-1. 電気式の場合

電気式の場合、1時間あたりの電気代は約15~35円程度が目安です。24時間つけっぱなしにすると、1日あたり約360~840円、1ヶ月(30日)で約10,800~25,200円になります。

1-2-2. 温水式の場合

温水式の場合、熱源によって電気代が大きく異なります。電気式ヒートポンプを使った場合は、1時間あたり約10~25円程度。ガスや灯油を使った場合は、それぞれガス代、灯油代がかかりますが、一般的に電気式ヒートポンプよりもランニングコストは安価です。

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2. 床暖房をつけっぱなしにするメリット・デメリット

2-1. メリット

2-1-1. 快適な室温を長時間維持できる

床暖房は、部屋全体をじんわりと暖めるため、快適な室温を長時間維持できます。一度暖まると、温度変化が少なく、安定した暖かさが続きます。

2-1-2. ホコリが舞い上がりにくい

風を起こさないため、ホコリが舞い上がりにくく、アレルギー持ちの方や小さな子供がいる家庭にもおすすめです。

2-1-3. 火災の心配が少ない

床暖房は、設定温度以上に上がらないように過昇防止装置が備わっているため、火災の心配が少ないです。

2-2. デメリット

2-2-1. ランニングコストがかかる

つけっぱなしにすると、当然ながら電気代、ガス代、灯油代などのランニングコストがかかります。

2-2-2. 立ち上がりが遅い

床暖房は、部屋が暖まるまでに時間がかかるため、すぐに暖めたい場合は不向きです。

2-2-3. 部屋が乾燥しやすい

床暖房は、エアコンと比べて部屋の空気を乾燥させやすい傾向があります。

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3. 床暖房を賢く使う方法

3-1. タイマー機能を活用する

外出時や就寝時は、タイマー機能を使って床暖房をオフにすることで、無駄なエネルギー消費を抑えられます。

3-2. 設定温度を調整する

設定温度を1℃下げるだけでも、電気代を節約することができます。快適な範囲で、できるだけ低い温度に設定しましょう。

3-3. 断熱対策を強化する

窓や壁の断熱性を高めることで、床暖房の効率を上げ、電気代の節約につながります。

3-4. 他の暖房器具と併用する

エアコンやこたつなど、他の暖房器具と併用することで、床暖房の設定温度を下げることができ、電気代の節約になります。

3-5. 定期的なメンテナンスを行う

床暖房を長く使うためには、定期的なメンテナンスが必要です。フィルター掃除や点検を行うことで、効率を維持し、故障を防ぐことができます。

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4. 床暖房をつけっぱなしにするべき?

床暖房をつけっぱなしにするべきかどうかは、ライフスタイルや住宅環境によって異なります。

4-1. つけっぱなしがおすすめの場合

  • 在宅時間が長い
  • 寒さに敏感
  • 小さな子供や高齢者がいる

4-2. こまめなオンオフがおすすめの場合

  • 外出時間が長い
  • 電気代を節約したい
  • 断熱性能が低い住宅

5. まとめ

床暖房をつけっぱなしにすることには、メリットとデメリットがあります。電気代や快適性、安全性などを考慮し、自分のライフスタイルや住宅環境に合った使い方を選びましょう。タイマー機能や設定温度の調整、断熱対策など、賢く使うことで、より快適に、そして経済的に床暖房を活用することができます。