ビルトイン食洗機は後付けできる?メリット・デメリットや注意点を解説!

リノベーション
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注文住宅の設備にはさまざまなものがありますが、ビルトイン食洗機も人気です。キッチンをリフォームする際に選択するか迷っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、キッチン設備は一度取り付けてしまうと、なかなか変更ができません。より良い商品を購入するためには、設備の特徴を理解しておく必要があるでしょう。

そこで今回は、ビルトイン食洗機を後付けするメリット・デメリットとともに設置の注意点をご紹介していきます。

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1. ビルトイン食洗機を後付けするメリット

ビルトイン食洗機とは、キャビネット内に設置する食洗機のことです。食洗機には卓上型のものもありますが、それらとどのようなところが違うのでしょうか。

以下では、ビルトイン食洗機のメリットを5つご紹介していきます。

1-1. キッチン内部がスッキリする

ビルトイン食洗機のメリットとして、まず挙げられるのはキッチンの内部がスッキリ保てることです。作業スペースを圧迫させないため、調理の邪魔にもなりません。

食洗機を導入したいけれど、スペースが狭まるのは避けたいという方におすすめです。自宅のリフォームやリノベーションで検討してみてください。

1-2. 洗える数が増える

ビルトイン食洗機は、比較的大容量の機種が多いのも特徴です。洗える食器の数が増えるため、家族が多い場合に役立ちます。

急な来客やホームパーティーなどにも重宝するため、たくさんの洗い物に困ることはないでしょう。リビングによく人が出入りする方は、ビルトイン食洗機の設置を検討してみると良いでしょう。

1-3. 後片付けがスムーズになる

後片付けがスムーズになるのも、ビルトイン食洗機を後付けするメリットです。使った食器や調理道具をシンクや作業スペースから最短距離でセットできるため、家事の負担が軽減されます。

洗い物の負担を軽くしたい方は、卓上型よりキャビネット内に設置する食洗機が良いでしょう。

1-4. 大きいサイズのものも簡単に洗える

ビルトイン食洗機は卓上型より大容量の商品が多いため、大きなサイズの食器や調理器具を洗えます。大皿や洗う部分が多いアイテムは家事負担が増えるため、食洗機に頼るのが最適です。

たくさんのアイテムを一度に洗えるため、食器洗いで自分の手が汚れたり荒れたりする心配もありません。

1-5. キッチンが衛生的になる

食洗機がない住宅は、シンクや作業スペースなどに食器が溜まりがちです。ビルトイン食洗機を設置すれば、食べ終わった食器をそのまま食洗機に入れられるため、キッチンの見た目も良くなるでしょう。

住宅の中でもキッチンは特に汚れやすいため、常に清潔な状態を保っておくことが重要です。

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2. ビルトイン食洗機を後付けするデメリット

続いて、ビルトイン食洗機を後付けするデメリットをご紹介していきます。ケースによっては、卓上型の食洗機を設置した方が良い場合や食洗機自体取り入れない方が良い場合もあるため注意が必要です。

ライフスタイルや家族構成など条件を照らし合わせて最適な環境をつくりましょう。

2-1. キッチンの収納が減る

ビルトイン食洗機を導入すると、収納スペースが減る可能性があります。特にキッチンが狭い場合は、食洗機を設置しない方が良いでしょう。

どうしても食洗機を取り入れたい場合は、収納スペースをしっかりと確保しておくことが重要です。デッドスペースなどを活用し、効率良く収納しましょう。

2-2. キッチンによっては取り付けできない

キッチンのタイプによっては、ビルトイン食洗機の設置ができない場合があります。ビルトイン食洗機の導入を検討している方は、設置可能か事前に確認しておきましょう。

キャビネットが外せないタイプのキッチンは食洗機の設置ができない可能性が高いため、卓上型を検討することをおすすめします。

2-3. 水道・電気工事がかかる

キッチンによっては、水道や電気工事が必要になるケースもあります。事前に使える予算を把握しておき、予算オーバーすることがないようにしっかりと計画しましょう。

また、使い方によっては、月々の光熱費が高くなる可能性があります。毎月のコストを抑えたい方は、卓上型の食洗機がおすすめです。

2-4. 設置に手間がかかる

設置に手間がかかることもビルトイン食洗機のデメリットです。複雑な工事になればなるほど、工期が長くなります。

キッチンを使えない状態が長引く可能性があるため、設置の際は優先順位を決めておきましょう。現状の問題点を洗い出して、ビルトイン食洗機が必要かどうか検討することが大切です。

2-5. 定期的にお手入れが必要

ビルトイン食洗機は、定期的にメンテナンスが必要です。お手入れを怠っていると、故障や劣化の原因となります。

修理には高額な費用がかかるため、こまめに食洗機内の掃除をしておきましょう。食洗機内を清潔に保っておけば、食器の汚れもしっかり落ちます。

食器の汚れが取れなくなったときは、修理や交換の時期です。

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3. ビルトイン食洗機を後付けする際の注意点

最後に、ビルトイン食洗機を後付けするときの注意点をご紹介していきます。キッチン設備は一度付けてしまうと、なかなか取り外せないため慎重に選ぶことが大切です。

設置後に後悔することがないように、以下のポイントを押さえておきましょう。

3-1. 追加料金がかかる場合がある

ビルトイン食洗機の設置では、追加料金がかかる場合があります。食洗機を交換する場合には古い食洗機の処分費用がかかるため、事前に料金を確認しておきましょう。

取り外したキャビネットの廃棄費用は、3,000円ほどが相場です。見積もりを確認し、あらかじめ用意しておきましょう。

3-2. 設置場所はあらかじめ確保しておく

ビルトイン食洗機を設置する際は、あらかじめスペースを確保しておく必要があります。一般的なサイズは高さ75cm・幅45cm・奥行き60cmほどです。

それ以上のスペースがなければ設置できないため、事前にキッチンの計測をしておくことをおすすめします。

3-3. コンセントの位置を確認する

ビルトイン食洗機の設置では、コンセントの位置を確認することも重要です。取り付け時には、食洗機専用の電気回路が必要となるため、電気工事が必要になる場合があります。

ビルトイン食洗機を動かすには100Vのコンセントが必要になるため、事前に自宅の回路図を確認しておきましょう。

3-4. 不安な場合はリフォーム業者に依頼する

食洗機の設置は、リフォーム業者に依頼するのがおすすめです。安く済ませたいなら地域の事業者でもできますが、リフォーム業者は住宅設置に関して一定の知識があります。

工事不良を防ぐためにも、ビルトイン食洗機の設置は信頼できる業者に依頼しましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ビルトイン食洗機を後付けするメリットやデメリット・設置時の注意点をご紹介しました。ビルトイン食洗機はキッチンがスッキリ見える・後片付けがスムーズになるなどのメリットがあります。

しかし、収納スペースが減ることや電気・水道工事が必要になる可能性があることはデメリットです。オプションや設置状況をしっかりと確認しておき、信頼できる業者に任せましょう。