大きな窓から見渡す景色が圧巻なY様のお家。お子様たちも「友達にいいなって言われるよ」「花火が見えるのが好き」と、ニコニコ笑う。
リノベーション会社を何社か周ったが、「インテリックス空間設計が一番融通が利き、こちらのイメージに前向きになってくれました」というY様。
旦那様がご自身で描いた間取り図をもとに、プランニングは進められた。
どういう風に住みたいか、自分たちで具体的な生活を考えて間取りを描きました。それをベースに建築士さんから、実現可能かどうかアドバイスをもらったので、イメージ通りの仕上がりになりました
と、うれしそうな旦那様。
建築士からの図面のアップデートが早かったのと、プロ視点の押しつけがなかったのが良かったとか。
素人のアイディアにも嫌な顔ひとつせず対応してくれたので、希望を口にしやすく、気兼ねなくいろいろと話せました
こだわりが詰まった家の顔、玄関
旦那様が特にこだわったのは玄関。様々な人が訪れる玄関から、家の中が見えないようにしたかったそう。そのためバスルームやトイレ、洗面などをパズルのように組み合わせるのに苦労したとか。
広さも感じさせたかったので、玄関を入って右手は無垢の一枚板を使ったベンチに。そして正面の壁は大好きなトラバーチンで仕上げました
床タイルは、奥様がショールームで一目惚れしたもの。旦那様は最初「パンチが効いている」と驚いたそうだが、収納の扉とも相まって意外や意外、とても良かったと笑う。
遊び心を取り入れた子供部屋
以前はひとつの部屋に二段ベッドを置いていた子供部屋。今回、姉弟それぞれの子供部屋ができた。
机と棚は絶対に必要なので作りつけに。家全体がシンプルなので、クローゼットの扉は動きのあるデザインのルーバーにしました。ホラー映画で子供が隠れるクローゼットみたいで楽しいと思ってはいましたが、実際に子供たちが懐中電灯を手に中に入って遊んでいたので笑ってしまいました
この二部屋は、色遣いは異なるが広さや設備はまったく同じ。
狭いかなと思いましたが、建築士さんに都内の子供部屋はこのくらいですと言われて安心しました。子供たちは個室ができた上に、ベッドが今までより大きいと喜んでいます
落ち着きを求めて、キッチンはあえてクローズに
キッチンをあえて壁付けにされたのは奥様のご希望。
オープンキッチンは、洗い物などを始めるとリビングでの会話が聞こえにくくなるので好きではありませんでした。それにオープンキッチンは、いつもキレイに片付けていないと恥ずかしいので
もうお子様も大きく、キッチンから見守り続ける必要もなくなったというY様。それよりも家族の会話や、広々としたリビングで勉強に励むお子様たちのために静かさを優先させた。
水回りの設備は気兼ねなく使えるもので
キッチンと壁のタイルはショールームで見た組み合わせが気に入って、そのまま採用したというY様。洗面台はベッセルタイプとも迷ったが、ショールームで見て、「子供が体重をかけてもいい丈夫なもの、汚れが落としやすいもの」を選んだとか。
結果、手入れがとても簡単なので、細かいことを気にせずに使えます
と微笑む奥様。
リノベーションは実物を見て考えられる
全体にシンプルなインテリアがお好みというY様だが、玄関やリビングなどにはアクセントが効いている。
ショールームでは、想像していなかった良いデザインや組み合わせにいろいろと出会えました。イメージではピンと来なくても、実物を見たら気に入ったというものもあります。
設備もそうですが、家そのものも実際に眺望や天井の高さなどを見てから、そこでどう暮らすのか考えられるのがリノベーションのいいところですね
と話すY様。
マンションにはPSや躯体など動かせない部分もあるが、その中でどうするかを物件の中でリアルに考えるのが楽しかったと振り返った。