独立キッチンの魅力とは?押さえておきたい注意点もご紹介!

リノベーション
この記事は約6分で読めます。

最近では、オープンキッチンが人気を集めていますが、条件によっては独立キッチンの方が良い場合もあります。独立キッチンはキッチンを壁で囲み、料理専用のスペースとして利用するタイプのものです。それらの魅力はどのようなところにあるのでしょうか。また、デメリットととなる部分はあるのでしょうか。

今回は、独立キッチンの特徴や向いている人の特徴をご紹介していきます。キッチンを選ぶ際の参考にしてみてください。

スポンサーリンク
任意売却なら「未来改善パートナーズ」

1. 独立キッチンのメリット

まず初めに独立キッチンのメリットから見ていきましょう。独立キッチンは主に以下の5つのメリットがあります。それぞれの特徴を最大限活かせるように、魅力を知っておきましょう。

1-1. 使い勝手が良い

独立キッチンは個室化されているため、家具や家電のレイアウトが比較的しやすいメリットがあります。冷蔵庫や収納棚など大きな家具家電もスッキリと収まるため、使い勝手の良いキッチンがつくれるでしょう。

インテリアにもこだわることができるため、自分なりのアレンジが楽しめるはずです。

1-2. 収納スペースがつくりやすい

独立キッチンは周囲が壁に囲まれているため、収納を置きやすいメリットもあります。カップボードや吊戸棚、吊り下げ収納なども容易に設置できるため、散らかりやすいキッチンも綺麗に片付けられるでしょう。

整理整頓されたキッチンは作業効率も上がります。家事の短縮にも繋がるはずです。

1-3. 集中して調理できる

人目を気にせず調理ができるのも魅力の一つです。特に来客時は料理中の手元や調理場を見られたくない方が多いため、独立キッチンが重宝します。

キッチンが隠せれば、急な来客時でも慌てて片付けることなく出迎えられます。急にママ友が来たというときもすぐに対応できるでしょう。

1-4. 生活感が出にくい

オープンキッチンはコンロやシンク周りが直接見えますが、独立キッチンならリビングから見えません。生活感が出にくいため、おしゃれなインテリアをつくりやすいでしょう。

キッチンアイテムや照明などにこだわり自分なりの空間をつくってみてくださいね。コーディネートの際はLDK全体の雰囲気を大切にしましょう。

1-5. リビングにニオイが広がらない

独立キッチンの周りには壁があるため、料理のニオイがリビングに広がらないこともメリットです。料理のニオイは気になりだすと止まらなくなってしまうため、特にオープンキッチンはメニューが制限させる可能性があります。

油や煙が広がらない独立キッチンならメニューもレパートリーも増やせそうです。

スポンサーリンク

2. 独立キッチンのデメリット

続いて、独立キッチンのデメリットをご紹介していきます。デメリットとな る部分は工夫次第で解消されますが、事前に把握しておかないと独立キッチンを選んだことを後悔してしまうかもしれません。

より快適な暮らしを営むためにも、以下の5つの注意点を押さえておきましょう。

2-1. コミュニケーションが取りづらい

独立キッチンは個室であることがメリットですが、他の部屋が見えないためコミュニケーションが取りづらいデメリットもあります。特に小さなお子さんがいる家庭では、子どもの様子を見ながら調理をしたい方もいるでしょう。

独立キッチンは家族との会話が減ってしまう可能性があるため、オープンキッチンの方が良い場合もあります。

2-2. 料理を運ぶのに手間が掛かる

ダイニングまで距離がある独立キッチンは、料理を運んだり片付けたりするのに手間が掛かります。家族が多い場合や品数が多い場合はその分、配膳や片付けに時間が掛かってしまうでしょう。

テーブルを置く位置を工夫することで、動線問題は多少改善されるため、レイアウトは慎重に考える必要があります。

2-3. ニオイが充満する

独立キッチンはリビングやダイニングにはニオイが広がりませんが、換気扇を付けていないとキッチンに充満してしまうのがデメリットです。特に窓のないキッチンはニオイが篭り、体調を壊してしまう危険性もあります。

キッチンを設計する際は、換気についても考慮するようにしましょう。

2-4. 閉塞感がある

他の部屋から独立しているタイプのキッチンは、間取りによっては閉塞感を感じてしまう場合もあります。キッチンスペースがどれくらい確保されているかによっても異なるため、キッチンとして使える範囲を事前に確認しておきましょう。

使用できる範囲が限られている場合は、配色などで工夫することをおすすめします。明るめの色を使用すると、開放感のあるキッチンになるでしょう。

2-5. 日中でも暗い

窓がない独立キッチンは日中でも暗い場合があります。暗いキッチンでの調理は危険であるため、照明などで明るさを保ちましょう。

暗いことを逆手に取って、雰囲気のあるキッチン空間をつくるのもおすすめです。光の陰影を活かして、重厚感のある雰囲気を目指しましょう。

アンティークのインテリアを真似すると上手にコーディネートできるはずです。

スポンサーリンク

3. 独立キッチンに向いている人

最後に独立キッチンに向いている人の特徴をご紹介します。以下のようなライフスタイルを送っている方は、ぜひ独立キッチンの導入を検討してみてください。

3-1. 料理にこだわりがある

調理器具や食器などを多く持っていて、料理にこだわりがある方は独立キッチンがおすすめです。壁が多いため、収納スペースを多くつくることができ、整理整頓も上手にできます。

人気のオープンキッチンは非常に開放的ですが、壁に接している面積が少ないため、収納スペースはそこまでつくれません。

3-2. 料理に集中したい

料理をするときは周りのことを気にせず集中したいという方にもおすすめです。特に調理に費やす時間が長い方は、独立キッチンにすると黙々と作業ができます。

一人で作業をするのが苦ではない方には重宝するでしょう。自分のペースで料理を楽しむことができます。

3-3. 落ち着いて過ごす空間がない

間取りの関係で他に個室がない方は独立キッチンを活用してみましょう。1つの個室として使えるため、落ち着きたいときにもおすすめです。一人の時間が欲しい場合はキッチンに篭ってみると良いでしょう。用途に合わせて、家電や家具を揃えてみてください。

インテリアをコーディネートする際はどんな空間にしたいかイメージすることが大切です。

3-4. 来客が多い

来客が多い場合は人目につく場所から食材や調理家電を隠しておける独立キッチンがおすすめです。調理や作業をしている様子もリビングから見えないため、周りを気にせず作業に集中できます。

食事を終えた後もキッチンに食器を運んでしまえば、リビングから見える心配はありません。

スポンサーリンク

4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、独立キッチンのメリットとデメリットについてご紹介しました。独立キッチンは個室のような空間がつくれるため、調理に集中できる他、生活感が隠せるメリットがあります。

しかし、よく考えないと生活する中でストレスを感じてしまうでしょう。キッチンを設計する際は、動線や明るさ、ニオイ対策などをしっかり考えることが重要です。また、独立キッチンはコミュニケーションが取りづらいタイプのキッチンです。家族構成やライフスタイルも考慮して設置を検討しましょう。