東京郊外への移住は子育てにも良い?メリットとデメリットは?

あの街・この街
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コロナ渦で注目を浴びる東京郊外への移住。
リモートワークをする機会が増え、毎日出社をする必要がなくなった方たちの中には、「もはや都心に住む必要はないのでは?」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、東京郊外へ移住するメリットやデメリット、東京郊外の子育て環境について紹介します!
東京在住で郊外に移住を考えている方は、ぜひ参考にされてください。

※ 併せて「東京郊外に住みたい方にぴったり!暮らしやすいおすすめの街5選」もご覧ください。

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1. 東京郊外に住むメリット

東京郊外に住むことには、都心に住むことに比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。まずはその魅力を確認していきましょう!

1-1. 家賃や住宅価格が安い

まず1番に挙げられるのは、家賃が安いという点です。移住を検討されている方もこの家賃の安さに魅力を感じているという方は多いかと思います。以下に首都圏と郊外の2LDKの家賃の比較をしてみました。

東京23区

  • 品川区…16.9万円
  • 目黒区…17.5万円
  • 台東区…15.6万円
  • 千代田区…23.8万円
  • 中央区…18.6万円

東京23区外

  • 八王子市…7.9万円
  • 立川市…9.6万円
  • 調布市…11.2万円
  • 町田市…8.5万円

都外

  • 横浜市戸塚区(神奈川県)…9.5万円
  • 横須賀市…(神奈川県)…8.1万円
  • 千葉市中央区(千葉県)…9.0万円
  • 船橋市(千葉県)…8.8万円
  • 川越市(埼玉県)…7.5万円
  • さいたま市中央区(埼玉県)…9.2万円

※ 家賃相場は、SUUMO関東版の家賃相場データを参考にしています。

東京郊外の家賃の値段は、首都圏の2分の1ほど。家賃は毎月掛かる固定費のため、その固定費が約半分になるのはとても助かりますよね。
家賃を浮かせることで余ったお金を、子どもの教育費に充てたり、将来の貯えに回したりすることもできます。
毎日首都圏に出社をする必要のない方たちにとって、郊外移住はお金の面では非常に大きなメリットがあるということが分かりました。

1-2. 広い家に住める

次に挙げられるメリットは、広い家に住めるという点です。
都心よりも郊外の方が、広い物件が多い傾向にあり、同じ価格内で同じ間取りの家を借りようとすると、約1.5倍~2倍の広さの家に住めることもあります。
また、戸建の場合も広い庭や駐車場付きの家を、都心に比べ比較的お手頃な価格で建てることが可能なため、「マイホームには憧れはあるけどお金が掛かる…」と悩まれている方も、郊外であれば予算内で家を建てられるかもしれません。子育てをするにあたっても、広い家は理想ですよね。

1-3. 自然に囲まれてのびのびと暮らせる

自然豊かな環境の中で、のびのびと暮らせるという点も郊外に住むメリットのうちの一つです。
郊外の戸建の場合、都心に比べ家と家の間隔が広い場合が多いため、騒音トラブルも起きにくいですし、緑も多く自然に囲まれた環境で暮らすことが可能です。
広い庭でガーデニングや休日にガーデンパーティーをして楽しんだり、動物好きの方はペットを気にせず飼ったりなど、豊かなライフスタイルを実現できますね。人混みも避けつつ、ストレスなくのんびりと過ごせるでしょう。

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2. 東京郊外に住むデメリット

もちろん郊外に住むことにはメリットばかりではなく、デメリットもあります。郊外へ移住を検討する際にはデメリットもしっかりと確認しておき、「デメリットも許容できるか」を考え、郊外移住のプランを立てましょう。

2-1. 車が必要になる

郊外での暮らしは、駅から近い場所に住んでいる場合を除き、毎日の暮らしに車が欠かせません。ショッピングモールのような大型商業施設は、都心のように駅ではなく、少し距離がある場所にあることが多いため、そのような場所に行くにも車が必要です。
車を持たないライフスタイルを考えている方は、郊外でも交通網の充実している場所や、駅近くの物件に住んだ方が良いでしょう。

2-2. 通勤や通学に時間が掛かる

都心に勤めている方にとっては、郊外に住むことで通勤に時間が掛かるというデメリットもあります。また、電車やバスの本数も都心に比べて少ない傾向にあります。
通勤時間を短縮したい場合は、都心に乗り継ぎなしで行ける路線上の物件を選んだり、立ちっぱなしの負担を軽減するため、座席に座れるよう始発電車がある駅を選んだりすると良いでしょう。
また、交通費も多く掛かるため、会社が交通費を全額負担してくれるのかを確認する必要もあります。

2-3. 物件が売れにくい

郊外のマンションを購入、子育てなどのライフイベントが落ち着いた後、いずれはマンションを売却したいと考えている方が注意すべき点は「郊外の物件は売れにくい」ということです。
郊外の物件は、都心の物件に比べて、資産価値が下がりやすい傾向にあります。
いずれは別の場所に住み替えたいと考えている方は、郊外の中でも資産価値の下がりにくい、主要駅の近くの物件を購入することをオススメします。

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3. 東京郊外の子育て環境は?

3-1. のびのびと子育てをしたいなら郊外

郊外は都心に比べ空気が澄んでいて、緑豊か、そして広い公園など子どもがのびのび遊べる環境があります。
子どもの好きな昆虫や花が身近にあり、自然と直に触れ合えますよね。
都心に住むと、そのような自然や遊び場が少なくなってしまうため、どうしても子どもたちはテレビやゲームなどに興味が行き、インドア気味になってしまうことも。
子どもには外に出て、のびのびと育ってほしいと思っている方は、郊外生活の方が向いていると言えるでしょう。

3-2. 共働き夫婦は要注意

共働きを希望する場合、郊外での子育ては考慮しなければならないことがいくつかあります。
郊外でお互いフルタイムで働いている場合、子どもが体調不良になった際、直ぐにお迎えに行ったり、ベビーシッターを見つけたりするのが難しいというデメリットが挙げられます。また、習い事や塾に行く際にも、最寄りに習い事の教室や塾があるとは限らないため、車での送り迎えが必要になる可能性も。
パートや専業主婦など、家族の中に時間に融通の利く人がいない場合、物件は駅や学校の近く、または郊外でも比較的都会の場所を選んだ方が良いでしょう。

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4. まとめ

郊外に住むことは金銭面だけでなく、生活面や子育て面でもメリットがたくさんあることがお分かりいただけたかと思います。
ですが、交通の不便さや家の価値の低下などのデメリットもあるため、郊外へ移住する際には「デメリットがあっても、メリットの方が勝るか」を考慮しましょう。
将来的に夫婦2人で正社員の共働きをして生計を立てるのかや、片一方が正社員で働き1人はパートや専業主婦になるのかなどによって、郊外が良いと感じるのか、または都心の方が便利だと感じるのかは変わってきます。ぜひ将来のライフプランも鑑みた上で、納得して郊外移住ができるよう検討してみてくださいね!