ウォールナットとは?魅力やインテリアを選ぶ際のポイントを解説!

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ウォールナットは世界三大銘木の一つをして知られており、国内でも家具や建具などあらゆる場面で使用されています。見た目だけでなく、機能性も優れており、自宅のインテリアにも人気です。

そんなウォールナットには具体的にどのような魅力があるのでしょうか。今回は、ウォールナットの特徴や選び方、メンテナンス方法などをご紹介していきます。

おしゃれな家づくりを目指したい方やウォールナット家具に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

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1. ウォールナットインテリアの魅力とは

ウォールナットを日本語に訳すと、「クルミ」です。

希少価値が高く、高価な木材として世界中で注目を集めています。見た目の美しさと機能性を兼ね備えているため、気品に満ち溢れた落ち着いた空間が実現可能です。家具や建材、フローリングなど住宅のあらゆる部分に活用されています。

そんなウォールナットを自宅で使用するメリットを以下でご紹介します。

1-1. 木目が整っている

まず、ウォールナットの見た目の部分から見ていきましょう。

ウォールナットは他の木材と比べても、木目が美しく、真っ直ぐに整っています。部分的な波状や巻毛状の木目も混じっているため、より高級感のある雰囲気を演出してくれるでしょう。ニスなどで仕上がると、美しさがさらに際立ちます。

1-2. 加工性に優れている

ウォールナットは乾燥後の歪みも少なく、加工性の良い木材として知られています。フローリング材やテーブル、椅子、キャビネットなどあらゆるものに使用可能です。

また、ウォールナットは釘の保持力や接着性も良く、さまざまな形に変化させられる特徴があります。

1-3. 衝撃に強い

木質も硬く、強度があるため、耐衝撃性もしっかりと保たれています。割れにくい性質があり、フローリング材としてもよく選ばれていますよ。ペットや小さなお子さんによる引っ掻き傷もすぐに補修でき、長く使える材質として人気です。

あらゆるニーズに合わせて、さまざまな形に変容してくれるでしょう。

1-4. 耐久性がある

ウォールナットは広葉樹に分類されます。広葉樹は密度が高く、耐久性にも優れています。重量も重く、丈夫な素材としてあらゆる場面で役立ってくれるでしょう。

温度や湿度による狂いも少なく、木材がへこんだり膨張したりすることも少ないはずです。

1-5. 経年変化を楽しめる

ウォールナットの床材や家具などは使えば使うほど風合いに深みが出てきます。経年変化を楽しめるため、すぐに飽きてしまう心配もないでしょう。

ウォールナットは経年変化で明るく薄い色になる傾向があるため、濃い色を好む方はメンテナンスで工夫することをおすすめします。

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2. ウォールナットインテリアの選び方

続いて、ウォールナットのインテリアを自宅に取り入れる際に気をつけた方が良いポイントをご紹介します。以下の注意点をしっかりと押さえ、インテリア選びで失敗することがないようにしましょう。

2-1. 床や壁の色味と考慮する

ウォールナットのテーブルや椅子などを取り入れる際は、床と壁の色味を考慮しながら家具の色味を決めましょう。ウォールナットは濃い目の色が多く、床も同じような色味だと同化してしまう可能性があります。空間にメリハリをつけるためにも、全体的なバランスを考えて配色しましょう。

床や壁と同系色の家具を導入する場合は、ファブリックなどでアクセントをつけることをおすすめします。

2-2. カーテンの色に合わせる

カーテンはインテリアの中でも面積が大きいアイテムの一つです。カーテンの色味やデザインを参考に他の家具のデザインを決めるのも良いでしょう。

落ち着いた雰囲気をつくりたい場合は家具とカーテンの色を濃い目のブラウンに、明るい印象にしたい場合はナチュラルブラウンがおすすめです。つくりたい雰囲気に合わせて適切な色とデザインを探しましょう。

2-3. 使用目的考える

家具の使用目的に合わせて色味やデザインを検討していくのもおすすめです。ウォールナットの家具は重厚感や高級感があるため、落ち着いた大人っぽい雰囲気をつくりやすい特徴があります。

取り入れる柄は派手なものよりシンプルなものが良いでしょう。カーテンやクッションなどのファブリックは無地やストライプのものから選んでみることをおすすめします。

2-4. 使い心地で判断する

ウォールナットインテリアを選ぶ際は使い心地をよく確かめてから購入するようにしましょう。

テーブルや椅子、ベッドなどは展示品に触れ、実際の使用感を確かめることが大切です。見た目だけで判断すると、購入後に後悔することになります。自分の好みやスタイルと合っているか確認してから商品を選ぶようにしましょう。

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3. ウォールナットインテリアのメンテナンス

ウォールナットは高級木材であるため、定期的なお手入れが必要です。木製家具によく使用されるメンテナンス方法には塗装がありますが、塗装は種類によって、仕上がりの印象が大きく異なります。

主に使われる塗装は以下の5つです。それぞれ特徴を見ていきましょう。

3-1. ウレタン塗装

ツルツルと質感が特徴のウレタン塗装は耐水性に優れているため、水拭きも可能です。

傷や汚れにも強く、耐久性もあるでしょう。流通している家具のほとんどはこのウレタン塗装であり、さまざまな場面で使用されています。最近では、ツヤのないマットなウレタン塗装も人気です。

3-2. オイル塗装

植物由来のオイルを主原料としており、環境に優しい塗装です。ウレタン塗装とは異なり、硬い膜を表面につくりません。木目などデザインにこだわった家具が実現可能です。滑らかな仕上がりで自然な雰囲気を演出できるでしょう。

ただ、傷や汚れには弱いため、定期的なお手入れが必要です。

3-3. UV塗装

UV塗装はツヤを活かしたモダンな家具によく使用されます。

ウレタン塗装よりも表面の膜が硬いため、耐久性にも優れています。鏡のような透明感のある仕上がりでスタイリッシュなデザインが可能です。光沢感のある家具を取り入れたい方はぜひUV塗装の家具を導入してみると良いでしょう。

3-4. シェラックニス塗装

アンティーク家具などに使用されるシェラックニス塗装は、カイガラムシの分泌物からつくられる自然素材のニスです。本格的なツヤ感と風合いが楽しめるため、本物趣向の方におすすめでしょう。

膜が薄いため、何度も塗り直す必要がありますが、より時間を掛けてつくられる家具であるため、独特な風合いが楽しめます。

3-5. ラッカー塗装

ウレタンをシンナーで薄めたものを表面塗る方法がラッカー塗装です。薄い膜であるため、耐久性は他の塗装より劣ります。

しかし、木の質感が前面に出るため、独特な温もりを感じられるでしょう。ラッカー塗装は国内では取り入れておらず、海外輸入家具に多い特徴があります。簡単に塗り直しができるため、定期的にお手入れをすれば長持ちするはずです。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はウォールナットの特徴やおすすめの選び方をご紹介しました。ウォールナットは経年変化を楽しめる高級木材の一つです。

今回ご紹介した塗装方法を参考にお気に入りのデザインを自宅に取り入れてみてください。塗装の種類次第では、家具の雰囲気を変えることもできます。模様替えの際はインテリアスタイルや好みに合わせて、塗装の種類を選んでみてください。

最近では、手頃な価格でウォールナット家具が販売されています。ぜひ一度、本物の木の質感を楽しんでみてくださいね。

FLIE magazine 編集部

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