ファブリックパネルは絵画やパスターなどと比べると、気軽に取り入れられる壁掛けインテリアです。1枚飾るだけでも空間が華やかになり、お部屋のアクセントとして重宝します。複数枚組み合わせて飾ることもでき、さまざまな使い方が可能です。
今回はファブリックパネルの魅力やおすすめの飾り方・選び方を詳しく解説します。ファブリックパネルを自宅に取り入れたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
1. ファブリックパネルの魅力とは
ファブリックパネルとはその名の通り、生地の付いたパネルです。発祥は北欧とされており、明るいデザインや自然な柄が数多く出回っています。
そんなファブリックパネルにはどのような魅力があるでしょうか。自宅に飾るメリットをご紹介します。
1-1. 印象を一気に変えられる
ファブリックパネルは1枚飾るだけでも空間の印象がガラリと変わります。色味や柄によって与える印象も異なるため、模様替えにもおすすめのインテリアです。季節や気分に合わせてデザインを変えてみても良いでしょう。
1-2. 低価格で購入できる
ファブリックパネルは比較的低価格で購入できるのもポイントです。絵画やポスターなどは安くても1万円からのものがほとんどですが、ファブリックパネルなら2千円から3千円程度で購入できます。
ブランド生地もリーズナブルに楽しめるため、北欧生地のインテリアを自宅に取り入れたかった方にもおすすめです。
1-3. どんなインテリアにも合わせやすい
ファブリックパネルは温かみがあり、ソファにも合わせやすいのが特徴です。
比較的どんなインテリアとも合わせやすいため、お好きなスタイルが楽しめるでしょう。色味や柄の種類も豊富で、自分に合ったデザインを見つけることができますよ。
1-4. 簡単に設置できる
大きなサイズでなければ、ファブリックパネルは非常に軽量です。見た目もコンパクトであるため、壁に掛けても圧迫感は出ません。
賃貸などで壁付できない場合も床や棚の上に置くことでお部屋のアクセントとして活躍してくれるでしょう。
取り外しも簡単にでき、扱いやすいメリットがあります。
2. センスのあるファブリックパネルの飾り方
ファブリックパネルはどのように飾ったらおしゃれに見えるでしょうか。お部屋別におすすめの飾り方をご紹介します。コーディネートの際に役立ててみてください。
2-1. リビング
リビングは家族が集まる場所です。そのため、ファブリックパネルは安定感のある飾り方をしましょう。ソファやカーテン、ラグなどのファブリックと色味を合わせると統一感のあるリビングがつくれます。
配置場所はソファやテレビボードの上がおすすめです。壁の3分の2程度の大きさにするとまとまりが出せるでしょう。
2-2. 寝室
寝室にファブリックパネルを飾りたい場合は落ち着いた印象を大事にしましょう。
ベッドの色味を考慮して、一体感をつくるのがポイントです。ベッド背面の壁に掛けたりヘッドボードに置いたりすると、おしゃれな雰囲気がつくれます。
ファブリックパネルは1枚で飾るのもおすすめですが、複数枚並べてみるのも個性的で素敵です。配列にこだわり、心身ともに休める空間を目指しましょう。
2-3. 玄関
玄関にファブリックパネルを飾る際は小さなギャラリースペースをイメージして配置を決めていきましょう。つくりたい雰囲気に合わせて色味やデザインを決めていくことをおすすめします。
カラフルなものなら明るいイメージに、モノクロなら落ち着いたイメージをつくれます。玄関にニッチがある場合はそちらを活用してみても良いでしょう。
2-4. 廊下
廊下も玄関同様にそこまで広いわけではないため、限られたスペースで上手にコーディネートしていくのがポイントです。
ファブリックパネルがあるのとないのとでは印象を大きく左右するため、アイキャッチになるようなデザインのものを選びましょう。
2-5. トイレ
壁の面積が狭いトイレにファブリックパネルを飾る場合は小さなものを複数枚まとめるのがおすすめです。小さなファブリックパネルを複数枚使用する飾り方は可愛らしく、居心地の良い空間になるでしょう。
他のインテリア雑貨と合わせながらお気に入りの空間をつくってみてくださいね。
3. おしゃれなファブリックパネルの選び方
ファブリックパネルはデザインの好みで選ぶのも大切ですが、空間のバランスを見て選ぶことも重要です。以下で商品を選ぶ際に考慮すべきポイントを解説します。
3-1. インテリアで選ぶ
ファブリックパネルのデザインを選ぶ前にまず確認していただきたいことは、お部屋のインテリアスタイルです。どのような色が多く使われているかなど配色バランスを確認しましょう。
設置場所の雰囲気に合わせて、色味や柄を決めていけば、実際に合わせる際に失敗したと後悔することも少なくなるはずです。
3-2. サイズで選ぶ
ファブリックパネルを選ぶ際は大きさにも注目しましょう。家具の大きさも考慮しなければならないため、商品を購入する前に家具のサイズを測っておくことをおすすめします。
ソファやテーブルの上に飾る場合は家具の4分の3を超えないようにしましょう。それ以上の大きさになってしまうと、圧迫感が出てしまいます。
3-3. 素材で選ぶ
ファブリックパネルには木製やスチレンボード製などさまざまな種類があります。それぞれ与える印象も異なるため、設置場所のインテリアスタイルを考慮しながら決めていきましょう。
木製のファブリックパネルはシワやたるみができにくく、高級感のあるデザインを楽しむことができます。一方、スチレンボードは軽量で扱いやすく、賃貸などでおすすめです。
3-4. 取り付け方法で選ぶ
ファブリックパネルは壁に穴を開けて飾る方法が一般的です。
しかし、賃貸では壁に穴を開けられないため、テープや強力磁石で壁に固定できるタイプのものを使用する必要があります。それぞれ耐荷重を確認し、落下することのないように対策しましょう。
リフォームやリノベーションができる場合は、壁紙にマグネットクロスを取り入れることもおすすめです。
※ 参考記事: 「マグネットクロスとは?設置するメリットやデメリットをご紹介!」
3-5. 飾る場所で選ぶ
ファブリックパネルの適切なサイズや飾り方は飾る場所によって異なります。それぞれの空間の大きさに合わせて、商品を選ぶことをおすすめします。
商品を購入する前に他のもので、どのぐらいのサイズ感になるか確認しておくと良いでしょう。配列を含めてベストな飾り方を検討してみてください。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はファブリックパネルについて詳しく解説しました。ファブリックパネルはお部屋に飾るだけで雰囲気を一気に変えられる万能なインテリアです。飾り方や大きさによって、与える印象も違うため、商品は慎重に選ぶ必要があります。
今回ご紹介した飾り方のポイントを参考にワンランク上のインテリアコーディネートを楽しみましょう。