日常生活では毎日ゴミが出ますが、ゴミを捨てるにはゴミ箱が不要不可欠です。一家に一台以上はあるゴミ箱ですが、その置き場所に迷っている方も多いでしょう。
ゴミ箱の大きさによっては動線の邪魔になる可能性もあるため、最適な設置場所を検討する必要があります。自宅の中でゴミ箱はどこに置いたら良いでしょうか。
今回は、ゴミ箱の置き場におすすめの場所や設置場所を決める際のポイント・代表的なゴミ箱のタイプをご紹介していきます。ゴミ箱に関して悩んでいる方は、ぜひ役立ててみてください。
ゴミ箱の設置場所が変われば、生活もしやすくなるでしょう。
1. ゴミ箱はどこに置く？
ゴミ箱をどこに置くか悩んだら、以下の場所を検討してみましょう。それぞれ特徴を解説していくため、自身の生活に合わせて最適な場所を選んでみてください。
置く場所によって、使い勝手だけでなく空間の印象も大きく左右されるため、慎重に選ぶことをおすすめします。
1-1. キッチンシンク下
キッチンのシンク下にゴミ箱を設置すると、調理で出たゴミを気軽に捨てられます。キッチンの作業スペースからゴミ箱までの動線が短く済むため、通路を汚す心配もありません。
シンク下に設置しておけば、見た目もスッキリするため、綺麗なキッチンを実現できます。キッチンが狭い場合でも設置できるため、ゴミ箱の存在感を抑えたい方におすすめです。
1-2. パントリーの中
キッチン近くにパントリーがある場合は、その中にゴミ箱を設置するのも良いでしょう。ただ、パントリーまで移動しなければならないため、使用頻度の少ないゴミ箱置き場に適しています。
キッチンやリビングで出たゴミをまとめておく場所として使用するのがおすすめです。ゴミ箱は床に直置きできるため、空間を有効活用できるでしょう。
1-3. 背面収納の中
キッチンに設置されている背面収納の一部にゴミ箱を設置するのもおすすめです。シンクで作業をしていても、振り返るだけでゴミを捨てられます。
動線も短く済むため、他の場所を汚さずに片付けられるでしょう。キッチンの背面収納は可動棚を利用したシンプルな造りが多いため、ゴミ箱を置くスペースも自由にレイアウトできます。
1-4. 家具と壁の間
家具と壁の間はデッドスペースになりやすいため、ゴミ箱の置き場として最適です。デッドスペースに設置しておけば、動線の邪魔にもならないためゴミ箱の存在感を抑えられます。
家はあらゆる場所がデッドスペースになるため、それらの空間を有効活用してみると良いでしょう。
1-5. 勝手口の外
勝手口の外にゴミを一時保管するのもおすすめの方法です。風で飛ばされたりカラス被害に遭ったりしないように、蓋の付いた大きめのボックスを用意しましょう。
外にゴミをまとめておけば、ゴミ回収のときにもスムーズに運び出しができます。目的に合わせて、最適な設置場所を検討してみましょう。
2. ゴミ箱の置き場所を決める際のポイント
ゴミ箱を置くのにおすすめの場所を知ったところで、次は設置場所を決めるときのポイントを解説していきます。ゴミ箱の設置場所はライフスタイルなど目的によって異なるため、それぞれ条件を照らし合わせてみましょう。
2-1. ゴミ箱の大きさに合わせる
ゴミ箱の設置場所を決める際には、まずゴミ箱の大きさを把握することが重要です。ゴミ箱よりも設置場所が広いと、空間を無駄遣いすることになります。
逆に、設置場所が狭いからといってゴミ箱を小さくすると、ゴミ袋を集めるのに手間がかかるため注意が必要です。ゴミ箱の大きさに合わせて、最適な設置場所を検討しましょう。
2-2. 使用頻度を把握する
ゴミ箱は1つにまとめる必要はありません。利用頻度に合わせてゴミ箱の位置を分けることで、スペースの優先順位を整えることにも繋がります。
生ゴミを捨てるゴミ箱はキッチンのシンク下に、家族の使用頻度が高いゴミ箱はキッチンの背面に置くなど目的に合わせて設置しましょう。
2-3. 隠すかどうか考える
ゴミ箱を設置する際は、隠すか見せるか考える必要があります。家の中で使えるスペースには限りがあるため、ある程度見えても良い工夫をすることが重要です。
部屋の雰囲気に合わせておしゃれなデザインを取り入れたり、生活感を感じさせないステンレスの素材を取り入れたりと工夫する必要があります。
2-4. デッドスペースを活用する
ゴミ箱の設置場所を決めるときは、どこにデッドスペースがあるか把握しましょう。デッドスペースの大きさとゴミ箱のサイズが合っていれば、そこをゴミ箱置き場として活用することをおすすめします。
デッドスペースを上手に活用すれば、家の空間も無駄なくレイアウトできるでしょう。
2-5. キッチンには置かない選択肢も
ゴミ箱をキッチンに置くと、生活感が出てしまうでしょう。そのため、敢えてキッチンにゴミ箱を設置しないケースもあります。
おしゃれなキッチンをつくりたい方は、キッチンにはゴミ箱を設置しないようにしましょう。ゴミ箱のデザインによっても部屋の印象は左右されるため、できる限りおしゃれな色や柄・形を検討することをおすすめします。
3. 代表的なゴミ箱のタイプ
最後に、ゴミ箱の代表的なタイプをご紹介していきます。それぞれの特徴をしっかり理解しておくと、ゴミ箱を購入する際に役立つでしょう。
3-1. 引き出しタイプ
引き出しタイプのゴミ箱は、一見ゴミ箱とは分からないようなデザインが特徴です。スリムな形状で、家具や家電の隙間などにも設置できます。
2段や3段が一般的なタイプとなっているため、分別もしやすいでしょう。キャスターやアジャスターなどを付けてカスタマイズできるため、使い勝手も良くなるはずです。
3-2. タワータイプ
縦に積み重なっているタワータイプも人気のゴミ箱です。デッドスペースを上手に活用できるだけでなく、見た目もスッキリします。
キッチンやリビング・居室などの雰囲気も壊しません。お部屋の雰囲気に合わせて、木目調や無地などデザインを選びましょう。
全体の雰囲気を考えて、商品を選ぶことが大切です。
3-3. キャスター付きタイプ
キャスター付きのゴミ箱は、移動がスムーズにできるメリットがあります。商品によってはキャスターを取り外すことも可能となっているため、あらゆる場面で重宝するでしょう。
キッチンやリビングで作業をするときは、キャスター付きのゴミ箱があると便利です。使用目的や家族の暮らし方に合わせてベストなゴミ箱を検討してみましょう。
3-4. 袋止め付きタイプ
袋止め付きタイプは、ゴミ袋の端が外にはみ出ないことが特徴です。内側にセットしたゴミ袋をしっかり固定できるため、回収時の負担も軽減されるでしょう。
見た目もスッキリとまとまるため、インテリア性を高めたい方に向いています。ゴミ箱を設置しても部屋の雰囲気を壊したくないという方は、袋止め付きタイプを選んでみると良いでしょう。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ゴミ箱を設置するのにおすすめ場所や決めるときのポイント・代表的なタイプをご紹介してきました。ゴミ箱選びに失敗すると生活感が出てしまうため、サイズや使用頻度を吟味して選ぶことが大切です。
色や柄・形状によって部屋の印象を左右するため、インテリアを崩したくない場合はおしゃれなゴミ箱を選ぶ必要があります。
