炭を使ったインテリアの魅力とは?おすすめの種類や選び方を解説!

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キャンプなどアウトドアで使う炭はインテリアでも活用することができます。炭をインテリアとして自宅に置くメリットはどのようなところにあるのでしょうか。

今回は、炭の魅力や種類、おすすめの選び方をご紹介していきます。炭は商品の選び方や置き方で異なる雰囲気を表現できます。

他のお部屋とはひと味違った個性的な空間をつくりたい方はぜひ注意点も参考に挑戦してみてくださいね。

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1. インテリアに炭を使うメリット

まず初めに、自宅のインテリアで炭を取り入れる魅力についてご紹介していきます。炭の特徴をよく知り、インテリアコーディネートに役立ててみてください。

1-1. 見た目がおしゃれ

炭のオブジェがある空間は独特な雰囲気が感じられます。リビングやキッチン、トイレなどに飾っておくだけでもお部屋の印象が大きく変わります。

空間のアクセントにもなるため、今のインテリアで物足りなさを感じている方はぜひ炭を置くことも検討してみてください。炭を入れる器にもこだわることで、よりおしゃれな空間が演出できます。

1-2. 消臭効果がある

炭には消臭効果もあります。料理のニオイが室内に広がらないように炭を置くなどさまざまな使い方ができます。お部屋を清潔に保ちたいときにも役立つため、1つあっても良いでしょう。下駄箱やトイレ、玄関などにも使用できるため、お部屋全体をスッキリとした印象にできます。

1-3. 空気清浄もできる

炭の効果はこれだけではありません。空気も綺麗にしてくれるため、より快適な室内空間を維持できるでしょう。落ち着きたい寝室や集中したい書斎や勉強部屋などに置いておくのもおすすめです。最近では、さまざまなデザインの炭が売られているため、雰囲気に合わせてお気に入りのものを選んでみましょう。

1-4. 調湿効果が期待できる

炭には調湿効果もあり、観葉植物との相性が非常に良いとされています。土の中に炭を入れておくと、蒸し暑い夏も適切な湿度に保ってくれます。虫を寄せ付けない効果もあるため、より清潔な室内環境を維持できるでしょう。気持ちの良い風通りで、気分的にも明るくなるはずです。

1-5. マイナスイオンを増やせる

体に良いとされるマイナスイオンも増やせます。炭を室内に置いておくだけで、これだけの効果が得られるため積極的に取り入れていきましょう。炭は料理や水道水にも使えるため、常備しておいても良いかもしれませんね。体調が悪いときは炭を活用してみると、パワーをもらえますよ。

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2. インテリアで使える炭の種類

ここからは、インテリアで使える炭の種類についてご紹介していきます。炭の種類は主に白炭・黒炭・竹炭・活性炭の4つがあります。それぞれ特徴をしっかりと押さえて、適切に利用しましょう。

2-1. 白炭

白炭はすばやく冷却してつくるタイプで、炭焼きの仕上げで窯口から空気を徐々に送り、窯内を1000度の高温にして製作します。炭が白熱したら窯外に引き出し、灰と土を混ぜて湿気を含ませた消粉をかぶせます。備長炭などがその代表例です。

2-2. 黒炭

黒炭は窯内で密閉してゆっくり冷却させてつくります。炭化温度は400度~700度と低温であることがほとんどです。炭化した樹皮が付着しており、割れ目が多いため、茶道用の炭として用いられます。名前の通り、色は真っ黒です。黒炭は比較的安く、入手しやすいことも特徴として挙げられます。

2-3. 竹炭

竹を250度から300度で焼き上げてつくる炭です。調理などにも使用可能ですが、扱いが困難なため浄水や脱臭剤、インテリアとして利用されます。また、お米と一緒に炊くこともでき、炊飯器に竹炭を入れると水道水のカルキやお米の細かい汚れを付着させるため美味しく炊き上げることが可能です。

2-4. 活性炭

特殊な製法でつくられた工業用の炭です。一般的な炭より3倍から7倍ほどの物質吸着力があります。主な使用用途は、脱臭剤や浄水などです。原子力発電所にも、核物質が漏れ出した時のために物質を吸着させる活性炭フィルターというものが設置されています。

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3. インテリアで利用する炭の選び方

最後に炭をインテリアとして活用するための選び方をご紹介していきます。何も考えずに選んでしまうと、購入後に後悔する可能性もあるため、慎重に判断するようにしましょう。炭を長く使うためにも以下の方法で商品を選ぶことをおすすめします。

3-1. 置く場所に合ったサイズを選ぶ

トイレや玄関など限られたスペースに大きな炭を置いても邪魔になってしまうだけです。見栄えも良くないため、置き方を選ばない小さめのサイズをおすすめします。

逆にリビングや寝室、和室など場所を選べる空間に炭を置く場合は大きなものを選んだ方がアクセントになります。置く場所に合った商品を選ぶようにしましょう。

3-2. 目的に明確にする

炭には消臭効果や調湿効果などさまざまな機能があります。自宅に炭を取り入れる際は、どのように使用したいかハッキリさせておくことが大切です。観葉植物と一緒に使用するのか、単なるオブジェとして機能させるのかでも選ぶ商品は変わってきます。どんな暮らしがしたいかしっかり考えてみましょう。

3-3. お部屋のテイストも考慮する

炭はアクセントとなるインテリアですが、お部屋全体も考慮することが重要です。お部屋の雰囲気と合っていないようなデザインや色味は悪目立ちしてしまいます。炭が馴染むインテリアは、ナチュラルスタイルやリゾートスタイル、和モダンなどです。統一感のある雰囲気を目指していきましょう。

※ 参考記事: 「和モダンとはどんなインテリア?特徴やコーディネートのポイント

3-4. 使用期限を考える

炭を選ぶ際は、どのくらいの頻度で交換が必要かもポイントです。交換する手間を省きたいという方はなるべく長持ちする炭を選ぶようにしましょう。

使用目的を考え、炭の特徴とニーズがマッチしたものを取り入れてみてくださいね。白炭であれば1ヶ月程度が交換の目安です。よく洗って乾かせば繰り返し使える場合もあります。

3-5. 風水も参考に

炭は風水的にも良いとされています。ただ、玄関の床にじか置きしたりプラスチック製品に入れたりしてはいけません。入れ物に入れる場合は、陶器やカゴがおすすめです。布やキッチンペーパーなどに包む方法でも良いでしょう。

定期的に煮沸消毒をして、清潔な状態を保っておけば、パワーアイテムとして日々の暮らしも豊かにしてくれるはずです。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、インテリアとして炭を活用する方法についてご紹介しました。炭には消臭効果や空気清浄効果、調湿効果などがあります。

マイナスイオンを増やすこともできるため、自宅で自然な雰囲気を楽しむことができるでしょう。お部屋でも広大な自然を感じたい方はぜひ取り入れてみましょう。

また、炭の種類は主に4種類ありますが、それぞれ特徴があるため、使用目的に合ったものを選ぶようにしてください。インテリアで炭を活用する際は、お部屋全体のテイストも考慮することをおすすめします。