おしゃれな空間を演出するためのアイテムにはさまざまなものがありますが、ウォールランプもおすすめです。ウォールランプは壁に光を照らすことで、部屋の中に陰影をつくり出します。
そんなウォールランプを自宅に設置するメリットはどこにあるでしょうか。特徴や注意点を、選ぶ際のポイントとともに解説していきます。
自宅のインテリアに悩んでいる方や空間が物足りないと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ウォールランプの特徴
まず、ウォールランプの代表的な特徴を5つ見ていきましょう。照明の設置で失敗しないように、メリットは最大限活かすことが大切です。
好みやライフスタイルに合わせて、お気に入りの商品を設置してみてください。
1-1. 設置に場所を取らない
ウォールランプは設置に場所を取らないことがメリットです。室内の壁にビスを打ち込んで取り付けるため、スタンドライトのように場所を取りません。
その他のインテリアを邪魔することもないため、あらゆる場面で活躍するでしょう。自宅の物足りない空間に設置すると、アクセントになります。
1-2. インテリア性を上げられる
ウォールランプを設置することで、自宅のデザイン性を上げられるのも特徴です。今よりもワンランク上のインテリアが楽しめるため、華やかな暮らしができるでしょう。
他の住宅とひと味違う空間をつくりたいと思っているなら、ウォールランプの設置を検討してみてください。シェードにもこだわると、お気に入りの空間になります。
1-3. 空間に奥行きが出る
空間に奥行きが出て、開放感が得られるのもウォールランプを設置する魅力です。光と影を上手に演出し、おしゃれな空間をつくってみてください。
バーやカフェのような大人っぽい空間も簡単にコーディネートできるため、そのようなスタイルに憧れている方にもおすすめです。シックでスタイリッシュな雰囲気を楽しみましょう。
1-4. 壁がおしゃれになる
ウォールランプは電気をつけていないときでもインテリアとして飾っておけます。壁がおしゃれになるため、空間も華やかになるでしょう。
シェードの素材もガラスや陶器などさまざまなタイプがあるため、お部屋にマッチするデザインを選んでみてください。空間全体の雰囲気を考慮してコーディネートすることが大切です。
※ 参考記事: 「ランプシェードの魅力とは?おすすめの選び方や種類をご紹介!」
1-5. インテリアのアクセントになる
インテリアのアクセントになるのもウォールランプの魅力です。シンプルで物足りない壁に設置しておくと、空間にメリハリが付くでしょう。
壁は無機質になりやすいため、間接照明を活用して高級感を演出してみてください。観葉植物やアートなどと一緒に飾ると、よりおしゃれな空間がつくれます。
※ 参考記事: 「おしゃれな絵の飾り方とは?自宅に絵画を飾るときのコツをご紹介!」
2. ウォールランプの注意点
続いて、ウォールランプを設置する際に押さえておきたい注意点をご紹介していきます。ウォールランプのデメリットは以下の5つです。
それぞれの特徴をしっかりと理解して、事前に対策しておきましょう。
2-1. 設置に手間がかかる
ウォールランプはフロアライトやデスクランプのように置いて使用するわけではないため、設置に時間がかかります。取り付ける壁には穴を開ける必要があるため、手間がかかるのもデメリットです。
また、ビスを打ち込むため、一度設置すると取り外しが難しくなります。設計する際は慎重に計画を立てることが大切です。
2-2. 工事費用が高額になる
工事に手間がかかるということは、費用もそれなりに覚悟しておかなければなりません。取り外しの際にも電気工事が必要になる可能性があるため、予算は余裕のある額を設定しておきましょう。
気軽に模様替えをしたいという方にはあまり向いていないため、ライフスタイルや条件を見直すことも重要です。
2-3. 怪我の恐れもある
ウォールランプは怪我の恐れがあることも頭に入れておきましょう。取り付け位置によっては、うっかり頭をぶつけてしまう可能性もあるため、頻繁に立ち座りする場所への設置はあまりおすすめしません。
特に高齢者や小さなお子さんがいる家庭は、取り付け位置を慎重に決めましょう。
2-4. 動線の邪魔になる可能性も
設置場所によっては、動線の邪魔になる可能性があるのもウォールランプのデメリットです。設計の際は、生活動線と家事動線の2つを考慮した上で最適な設置場所を検討していきましょう。
場所によっては、空間が狭く見えたり暗く見えたりする可能性もあります。明るく開放的な空間をつくるためにも、設置場所にはこだわりましょう。
2-5. インテリアが限定される
おしゃれなウォールランプですが、インテリアが限定されるのもデメリットです。北欧スタイルやアメリカンヴィンテージなどは比較的馴染みやすいため、そのようなインテリアに憧れている方はウォールランプの設置を検討してみましょう。
インテリアが統一されていない空間に設置してしまうとチグハグな雰囲気になってしまうため、まとめるところと強調するところの差を意識することが大切です。
3. ウォールランプを選ぶ際のポイント
最後に、ウォールランプを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。ウォールランプを自宅に取り入れるときは、設置方法・使用場所・光の照らし方・大きさの4つをチェックしておきましょう。
3-1. 設置方法
まず、ウォールランプの設置方法は工事が必要な「直付けタイプ」と自分で設置できる「コンセントプラグタイプ」があります。
見栄えを重視するなら直付けタイプがおすすめです。コンセントが見えないため、スッキリとした印象を与えられるでしょう。
費用を抑えたい場合はコンセントプラグタイプがおすすめですが、コンセントや配線は剥き出しの状態です。
3-2. 使う場所
ウォールランプは目的に合ったタイプのものを設置するようにしましょう。リビングやキッチン・寝室などウォールランプを設置する場所はさまざまですが、それぞれ必要な機能が異なります。
商品によっては、調光機能が付いたものやアームの長さが変えられるものがあるため、目的に合った商品を導入しましょう。
3-3. 光の照らし方
ウォールランプの光は、ピンポイントに照らすものや間接的に照らすものなどさまざまなものがあります。取り付け方によっても空間の感じ方は変わってくるため、どのような雰囲気をつくりたいか具体的にイメージしておきましょう。
柔らかい雰囲気をつくりたい場合は、高い位置に照明を取り付けることをおすすめします。
3-4. 大きさ
ウォールランプの大きさも多種多様です。取り付けたい部屋の広さや位置に合わせて適切なものを選びましょう。
単体で設置するなら存在感のあるもの、寝室や廊下などに複数設置したいなら小ぶりのものがおすすめです。設計の際は、希望の設置場所にマスキングテープなどを貼ってみるとイメージが湧きやすくなります。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ウォールランプの特徴や注意点・商品を選ぶ際のポイントをご紹介してきました。ウォールランプを上手に活用すれば、おしゃれで開放的な空間がつくれます。
工事には手間や時間がかかりますが、今よりもワンランク上のインテリアが楽しめるでしょう。商品を選ぶ際は、設置方法・使用場所・光の照らし方・大きさの4つをチェックし、目的に合ったタイプを選ぶことが大切です。