床の色にはさまざまなものがありますが、その中でもライトブラウンの床は明るいイメージをつくりやすく、住宅を始め、あらゆる場面で活用されています。
ライトブラウンの床にインテリアを合わせる場合、どのような色味やスタイルが良いでしょうか。
コーディネートする際の注意点などもあわせて解説していきます。
1. ライトブラウンの床に合うインテリアの色とは
基本的にライトブラウンの床はどんな色とも相性が良く、さまざまなバリエーションを楽しめますが、ここでは特におすすめしたい配色をご紹介します。お部屋の家具やカーテンを選ぶ際の参考にしてみてください。
1-1. 同系色
まず、床の色と同系色でまとめる方法です。木目調の家具などを揃え、ナチュラルな雰囲気をつくっていきましょう。明るく優しい印象にまとまるはずです。
ただ、同系色はぼんやりとしたイメージになるため、トーンに差をつけたりアクセントカラーを取り入れたりして空間にメリハリをつけるようにしましょう。
1-2. モノトーン
ライトブラウンの床にモノトーンのインテリアを合わせると、大人っぽい印象になります。モノトーンのインテリアはクールな印象に成りがちですが、温かみのあるライトブラウンの床と合わせることでバランス良くなるでしょう。
空間を広くしたいならホワイト系のインテリア、コントラストを効かせたいのであればブラック系のインテリアがおすすめです。
※ モノトーンインテリアについては、「モノトーンインテリアの特徴とは？コーディネートのコツもご紹介！」で詳しく解説しています。
1-3. 鮮やかな色
オレンジやグリーンなど鮮やかな色もライトブラウンの床に合います。彩度の高い色は空間をポップな印象にしてくれるため、楽しい空間をつくりたい方におすすめです。
空間の使用目的に合わせて、合わせる色を選んでみましょう。リラックスしたい場合はブルーやグリーンなど爽やかな色合いが合います。
1-4. ダークブラウン
メリハリのある空間をつくりたい場合はダークブラウンのインテリアがおすすめです。存在感が出る色味であるため、家具を目立たせたい場合に使用すると良いでしょう。
ただ、色数が多いと、全体のバランスが悪くなるため、アクセントカラーは2色程度に抑えておくことをおすすめします。
2. ライトブラウンの床に合うインテリアスタイル
ここからはライトブラウンの床におすすめのインテリアスタイルをご紹介します。それぞれスタイルによって、お部屋の雰囲気も異なるため、用途や好みに合わせて取り入れてきましょう。
2-1. ナチュラルスタイル
ライトブラウンの床はブラウン系の中でも比較的明るい色です。そのため、自然を感じられるナチュラルスタイルと相性が良いでしょう。木製家具やグリーンなどを取り入れ、開放的な空間を目指してみてください。
ナチュラルスタイルはDIYもしやすく、棚やディスプレイなどをつくれば、より自分好みの空間に仕上がるでしょう。
※ 併せて「ナチュラルインテリアの魅力は？特徴や注意点も徹底解説！」もご覧ください。
2-2. 北欧スタイル
ナチュラルスタイルとよく似たインテリアに北欧スタイルがあります。北欧スタイルはその名の通り、北欧の要素を最大限取り入れたインテリアで家具や照明、雑貨などが特徴的です。
人気のマリメッコを始め、エレファンティボタニカル柄などさまざまなデザインがあります。温かみのある空間が特徴で、照明も暖色系のものを取り入れると良いでしょう。
2-3. インダストリアルスタイル
異素材の組み合わせが魅力的なインダストリアルスタイルもライトブラウンの床が映えます。天然素材や金属、コンクリートなどさまざまな素材を取り入れてみましょう。
コーディネートする際はある程度の規則性を持って、全体のバランスを意識することを忘れないでください。アイアン系の家具を使うと、より開放感のある空間がつくれます。
2-4. リゾートスタイル
合わせる家具や雑貨を工夫すれば、リゾートスタイルも叶えられます。リゾートスタイルは海外ホテルのような空間をつくれるため、癒されること間違いありません。植物を随所に置き、明るい空間を目指しましょう。
ラグやカーペットなどを敷いて、ゾーン分けをするのもおすすめです。参考事例を集め、お気に入りの空間をつくりましょう。
2-5. モダンスタイル
シックなイメージのモダンスタイルは合わせる家具の色味によって、お部屋の印象も大きく変わります。明るい雰囲気を出したいのであればソファやカーテンにグレーを使用しましょう。
ダーク系の色でまとめると、重厚感のある安定的な空間に仕上がります。つくりたい雰囲気に合わせて、家具や雑貨の種類や数を決めましょう。
3. ライトブラウンの床にインテリアを合わせる際の注意点
最後にお部屋のインテリアを考える際の注意点をご紹介します。インテリアコーディネートを成功させたい方は知っておくと良いでしょう。
3-1. 全体のバランスを考える
お部屋のインテリアコーディネートをする際はまず、空間全体のイメージを明確にしましょう。その際に将来的な間取り変更や模様替えも考えておくと良いでしょう。
それらを踏まえた上で家具やカーテンの色を決めていくと、失敗することも少なくなります。インテリアの色や素材を選ぶ際は全体的なバランスを考慮し、統一感のある商品を購入しましょう。
3-2. 色から連想されるイメージを把握する
色にはさまざまなイメージがあります。グリーンは癒し、ブルーは落ち着き、オレンジは活動的などそれぞれのイメージを活かしたコーディネートをしましょう。
つくりたい空間のイメージを明確にして、それに合わせて商品を購入することをおすすめします。チグハグな空間をつくらないためにも、設計段階である程度のイメージは必要です。
3-3. 空間の使用用途を明確にする
インテリアコーディネートをする際は空間の使用目的を明らかにするのも大切です。同じ空間でも家族団欒の場として使うのか、客間として使うのかではコーディネートするインテリアが変わります。家具や雑貨を選ぶ際はその空間をどのような用途で使用するのか明確にしましょう。
3-4. カラーバランスを考慮する
インテリアで良いとされているカラーバランスは、「ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー=7:2.5:0.5」です。それらの配色バランスを守った上でコーディネートしていくことをおすすめします。
ベースカラーには床や壁、天井などが該当し、アソートカラーには家具やカーテンなどが入ります。アクセントカラーは雑貨やクッションなどです。それぞれインテリアの色を考える際に参考にしてみましょう。
3-5. メンテナンス性を意識する
お部屋のインテリアを考える際はメンテナンス性も考慮しましょう。インテリアの材質や色味によって、お手入れ方法はそれぞれ違います。
住宅の中でも特にリビングや子ども部屋は汚れやすいため、お手入れしやすい素材や汚れが目立ちにくい色を選ぶ必要があります。
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5. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はライトブラウンの床におすすめしたいインテリアの色味やスタイルの種類をご紹介しました。
ライトブラウンの床は明るい空間をつくりやすく、あらゆるインテリアスタイルと馴染みます。それぞれのつくりたい雰囲気に合わせて、ベストなアイテムを導入してみましょう。
家具やカーテンなどインテリアを決める際は全体のバランスを考え、使用目的やメンテナンス性を考慮ながら検討していくことをおすすめします。
