自宅におすすめのヒーターはどんな製品?種類や選び方をご紹介!

ライフスタイル
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寒い時期には欠かせないヒーターですが、その種類はさまざまです。ライフスタイルによっておすすめの商品は異なるため、どんなヒーターを購入したら良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

今回は、ヒーターの主な種類やおすすめの選び方・使用時の注意点などをご紹介していきます。自宅にヒーターを取り入れようかと考えている方はぜひ参考にしてください。ヒーターの選び方を間違えてしまうと、電気代が高くなってしまう恐れもあるため、慎重に選んでいきましょう。

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1. ヒーターの種類

ヒーターとは、熱源が直接表面に出ることなく電気で間接的に暖める暖房機器です。燃焼させないため、室内の空気が汚れる心配もありません。また、炎が出ないため、小さなお子さんがいる家庭でも安全に使用できるでしょう。

そんなヒーターには種類がたくさんあり、それぞれ異なった特徴があります。以下では、一般家庭におすすめのヒーターを5つご紹介していきます。メリット・デメリットを押さえて適切な商品を選んでいきましょう。

1-1. シーズヒーター

シーズヒーターは赤外線ヒーターの一種で、目の前を暖めるのが得意です。ニクロム線を絶縁体で包んで、金属管で覆ったものを発熱体にしています。速暖性が高いため、スポット暖房として重宝するはずです。ただ、機器の値段は高めに設定されているため、予算に余裕がある方に向いています。

1-2. セラミックヒーター

セラミックヒーターは、特殊加工されたセラミックの発熱体に風を送って温風を発生させる仕組みです。ファン式のものが多く、空間全体を暖めることができます。ただ、あまりにも広い部屋では均一に暖まらないため、使用は不向きでしょう。空気は汚れにくく換気の必要性も燃焼系暖房機器と比べると少ないのが特徴です。

1-3. カーボンヒーター

カーボンヒーターは炭素繊維に電気を流して暖める暖房機器で、スポット暖房として人気があります。植物性の炭素繊維は赤外線放射量がハロゲンヒーターの2倍出せるため、電気代も極限まで抑えられるでしょう。初期費用も安く、低コストで使用できます。特にカーボンヒーターは遠赤外線を放射するため、体の芯まで暖まりやすいのが特徴です。

1-4. オイルヒーター

オイルヒーターとは、本体内部のオイルを電気で暖めつつ循環させて放熱するタイプの暖房器具です。周囲の空気をゆっくりと暖めるため、速暖性には欠けるでしょう。ただ、ファンがないため風を起こしません。肌が弱い方やハウスダストなどアレルギーを持っている方にもおすすめです。

1-5. 石油ヒーター

灯油と電気を併用する石油ヒーターは、電源コンセントがある部屋であれば気軽に利用できます。速暖性も高く、部屋全体を素早く暖めることができるでしょう。しかし、電気代が非常に高くなるのがデメリットです。電気代と灯油代が発生することを押さえておきましょう。

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2. ヒーターの選び方

続いて、ヒーターの選び方をご紹介していきます。暮らしに合った最適なヒーターを選ぶには、どのような点に注目したら良いでしょうか。以下では、ヒーターを選ぶ際に特に押さえておきたいポイントを5つご紹介していきます。

2-1. 部屋の広さで選ぶ

快適な室内を保つためには、お部屋の広さに合わせてヒーターの出力を考える必要があります。8畳の空間では最大出力3.2 kW~4.0kWの機種がおすすめです。15畳程度のリビングなら最大出力4.7 kW~5.7kWを目安に商品を選ぶと良いでしょう。ヒーターの設置場所を考慮して性能を検討してみてください。

2-2. 機能で選ぶ

ヒーターは種類によってさまざまな機能が搭載されています。ヒーターの機能で人気なのは、人感センサーやチャイルドロック・減光機能などです。ただ、高性能な商品であればあるほど金額は高くなっていくため、予算を考慮して納得のいく商品を選びましょう。最近では、吹出口のフラップが自動で動く可動フラップを備えたヒーターも注目を集めています。

2-3. デザインで選ぶ

ヒーターは人目に付きやすい場所に設置することが多いため、デザインにもこだわることが大切です。周囲に溶け込むようなおしゃれなデザインを選び、統一感のある空間を目指しましょう。特にシンプルで落ち着いたカラーのヒーターはインテリアに馴染みやすいため、あらゆる場面で重宝します。

2-4. 安全性で選ぶ

小さなお子さんやペットがいる家庭では安全性にこだわることも重要です。特に熱源の近くが熱くなるような商品は、触れると火傷をしてしまう恐れがあるため注意しましょう。吹き出し口にガードが付いているものや転倒防止機能のあるものを選び、万が一に備えておく必要があります。

2-5. 省エネ効果で選ぶ

熱を利用する暖房器具は、省エネ性を考慮して製品を選ぶことも大切です。暖める範囲が広がれば広がるほど、電気代は高くなっていくため、家計を圧迫してしまう可能性もあるでしょう。もし、長時間の使用を検討しているなら、エコモードに切り替えができる商品を選ぶことをおすすめします。

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3. ヒーターを使用する際の注意点

最後に、ヒーターを自宅で使用するときの注意点をご紹介していきます。燃焼系暖房機器に比べて安全なヒーターですが、使い方を間違えてしまうと、電気代が高くなったり事故の原因となったりデメリットに感じてしまうでしょう。ヒーターの魅力を最大限活用するためにも、以下の注意点を押さえておきましょう。

3-1. 換気を怠らない

ヒーターは燃焼系暖房機器より換気の必要性がありませんが、全く必要ないというわけではありません。室内の酸素が不足してしまうと一酸化炭素などが発生し、中毒事故を引き起こす原因となります。少なくとも、2時間に1回は換気を行い、空気を循環させましょう。

3-2. 外出前は消す

ヒーターの近くに布団など燃えやすい素材があると火事の原因となります。そのような出火は外出時や就寝時に起こることが多いため、出掛ける前や寝る前にはヒーターの電源を消すようにしましょう。また、長時間使用しない場合は、誤って電源が入ることがないようにコンセントを抜いておくことをおすすめします。

3-3. 設置場所に注意する

ヒーターを使用する場所の近くには、ヘアスプレーや缶詰などガスが注入されている缶を置かないように注意しましょう。このような商品は、長時間熱に触れていると爆発する危険性があります。特にキッチンの近くでヒーターを使用する場合は、近くに何もないことを確認してから電源を付けましょう。

3-4. 温風に直接当たらない

ヒーターを使用する際は、温風や輻射熱に長時間当たらないように気を付けましょう。お子さんや高齢者、体の弱い方などが近くにいると、低温やけどや脱水症状になる可能性もあります。安全に使用ができるかどうかもヒーターを設置する際の注意点となるため、しっかりと確認しましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。 今回は、ヒーターの種類や選び方・使用時の注意点をご紹介してきました。ヒーターにはさまざまな種類があるため、家族構成や暮らし方に合わせて最適な製品を選んでいく必要があります。購入前にそれぞれの特徴をしっかりと理解しておきましょう。また、ヒーターを使用する際は、換気の仕方や使用方法を工夫することが重要です。