4LDKのメリット・デメリットとは?間取りを選ぶ際のコツも解説!

リノベーション
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4LDKはLDKに加えて個室が4つあるタイプの間取りです。ファミリー層に人気のある間取りですが、4LDKの住宅に住むメリットはどのようなところにあるのでしょうか。

購入後に失敗したと後悔することがないようにデメリットとあわせて知っておくと良いでしょう。今回は、4LDKの特徴や間取りを考える際に押さえておきたいポイントをご紹介していきます。

4LDKの間取りに憧れている方やすでに4LDKの間取りに住んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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1. 間取りを4LDKにするメリット

4LDKの間取りに住むメリットは以下の5つが挙げられます。それぞれの特徴をしっかりと押さえ、物件選びや自宅の間取りを考える際に役立ててみましょう。

1-1. 将来に備えられる

お部屋のサイズにもよりますが、4LDKの間取りは大人4人で生活するのに十分な広さです。将来、子どもが大きくなった場合にも対応できるため、家族みんなで余裕を持って暮らすことができるでしょう。

また、親との同居を考えている場合にも重宝する間取りです。さまざまなライフスタイルの変化に対応できるため、長く住み続けられる住宅になることでしょう。

1-2. 部屋にバリエーションを持たせられる

4LDKの間取りでは洋室だけでなく和室もつくれます。ホッとひと息つきたいときに和室があると、心も落ち着かせられるでしょう。

用途に合わせてインテリアもコーディネートできるため、さまざまな雰囲気の空間を演出できるでしょう。お部屋のインテリアを考える際は、全体のバランスを考慮することも大切です。

1-3. 趣味や仕事専用の空間がつくれる

部屋が余れば、趣味や仕事のための空間もつくれるでしょう。近年では、テレワークも進んでいるため共働きをしている家庭にもおすすめです。

空間の使い方に合わせてデスクやテレビなどの必要なアイテムを導入してみましょう。その際は予算を考慮することも忘れてはなりません。

1-4. 収納場所を増やせる

4LDKの住宅は収納場所を確保できるのも大きなメリットです。収納スペースを1つの場所に限定することで、スッキリとした住宅を目指せます。

余った空間に棚やポールハンガーを設置して、綺麗に整頓できる環境をつくりましょう。収納場所が決まっていれば、来客時にもすぐに片付けられます。

1-5. 来客用の部屋として使える

来客用の部屋として1部屋空けておくのもおすすめです。親族や友人が泊まりに来たときもスムーズに対応できるため、直前で慌てる心配もありません。

来客用に空間を取っておく場合は、布団やおもてなしセットを収納スペースにしまっておくと便利です。急な来客でもすぐにもてなせる用意をしておきましょう。

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2. 間取りを4LDKにするデメリット

多くのメリットがある4LDKですが、注意して物件を選ばないと住んでから後悔してしまう可能性もあります。リフォームや建て替えはすぐにできるものでもないため、入念な計画が必要です。

以下で間取りを4LDKにするデメリットを押さえておきましょう。

2-1. 掃除が大変

4LDKの間取りは部屋数が多くなるため、掃除の手間が増えます。1回のお手入れに掛ける時間も多くなるため、面倒に感じてしまう場合もあるでしょう。

また、家族の人数が多ければ多いほど部屋はすぐに汚れてしまうため、こまめな掃除が必要になります。汚れが目立たない床材にしたり防汚機能を付けたりと工夫して住むようにしましょう。

2-2. 費用が高い

4LDKのお部屋は他の物件と比べても費用が高い傾向にあります。新築する場合はその分、工期も延びるため余裕を持って引っ越し日を設計することが大切です。

立地によっては日当たりや風通しの確保も困難になるため、それらを考慮して間取りを決める必要があります。

2-3. 1部屋あたりの面積が狭くなる

土地の広さによっては1部屋あたりの面積が狭くなってしまう恐れもあります。住んでみてから「部屋数を増やすよりLDKを広くしたかった」など後悔しかねないため、本当に個室が4部屋必要かしっかりと考えることが大切です。

自宅の間取りを考える際は、家族構成や生活リズムを考慮して決める必要があるでしょう。

2-4. 部屋が余る可能性もある

きちんと計画されていない間取りは入居後に無駄な空間をつくってしまいます。使用されていない空間があると、費用の無駄にもなってしまうため、間取りの用途をしっかり考えた上で物件を選ぶようにしましょう。

部屋を余らすことがないように、使わない空間は収納スペースとして活用するのがおすすめです。

2-5. 移動距離が長くなる

4LDKの間取りによっては、動線が上手くいかず移動距離が長くなってしまう場合もあります。動線は家事のしやすさにも影響してくるため、スムーズでないと生活する中でストレスを感じてしまうでしょう。

自宅の間取りを検討する際は、動線がスムーズかも重視するポイントです。

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3. おしゃれな4LDKの間取りをつくるコツ

ここからは、4LDKの間取りを考える際のポイントをご紹介していきます。以下の4つのポイントを押さえておけば、入居後も快適な暮らしが叶えられるでしょう。

間取りを設計する際や物件選びをする際の参考にしてみてください。

3-1. リビングは広めに設計する

まず、4LDKの間取りではリビングを広く設計することをおすすめします。リビングは住宅の中で主役として扱われることが多く、家族が集まる場所です。

リビングが狭いとテーブルやソファも余裕を持って置けないため、生活しづらい空間となってしまいます。面積の問題で広いリビングがつくれない場合は、床下収納をつくるなど工夫してみましょう。

3-2. 動線は短くする

部屋数が多い4LDKの間取りでは動線を短くする工夫も大切です。特に廊下が長いと移動距離が増えてしまうため、最小限にまとめることをおすすめします。

リビングから各個室やサニタリールームに行き来できるようにすれば、動線も短くスムーズな移動ができるでしょう。家事のやり方などを考慮して生活しやすい間取りを検討することが重要です。

3-3. 収納をしっかり確保する

生活スタイルや家族の人数によって必要な収納の数は異なります。何をどこに収納するのか事前に分かっていれば、間取りを考える際に適切な収納スペースを設置できるでしょう。

特にリビングはすぐに物が散らかりやすいため、スッキリと片付けられるように収納を考える必要があります。

3-4. 家族の顔が見れる間取りにする

個室がつくれる4LDKの間取りでは、家族がコミュニケーションを取れる場所を確保することが大切です。せっかくのマイホームで会話がないのは寂しいため、リビングなどに団欒できるスペースをつくりましょう。

敷地が狭い場合は畳スペースを設けることをおすすめします。家具を置く必要がないため、少ないスペースでもゆったりとくつろげます。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、4LDKのメリットやデメリットについてご紹介しました。4LDKは部屋数が多いため、さまざまな用途で空間が使用できますが、その分、掃除は大変です。

敷地面積が狭い場合は間取りを工夫する必要もあるため、入念な計画が必要でしょう。より快適な住まいになるように、収納スペースや動線のことも考慮して間取りを考えていくことが大切です。