土間リビングを取り入れたい!失敗するリスクや注意点を解説!

リノベーション
この記事は約5分で読めます。

日本には古くから土間文化があります。土間は家の外と中を繋ぐ重要な役割を担っており、近年になって、その必要性が再認識され始めています。特に土間とリビングを一体化させた「土間リビング」が人気となっており、新築時やリフォーム時に取り入れる方も増えていますよ。そんな土間リビングにはどのような役割があるのでしょうか。土間リビングを自宅に取り入れるメリットとデメリットを解説していきます。また、新築時やリフォーム時の設計で失敗しないように土間リビングを取り入れる際の注意点も合わせてご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

1. 土間リビングのメリット

まずは土間リビングを自宅に取り入れるメリットから解説していきます。土間リビングの機能を良く理解し、最大限生かしてみましょう。

1-1. 通気性がある

土間が設置された住宅は風通しが良く、湿気が出来にくいとされています。リビングと土間を一体化させることによって、家屋全体の気温が下がり、快適な生活空間を維持できるでしょう。特に暑い夏場におすすめで、省エネ効果も期待できます。エアコンに頼ることなく、快適に暮らせますよ。

1-2. お手入れが簡単

一般的に土間はコンクリートでつくられます。コンクリートは水や汚れに強いため、フローリングと比べても汚れが目立ちません。お手入れも簡単で水拭きするだけで汚れが落とせるでしょう。土間の部分をリビングまで延ばすことで清潔感も維持しやすくなりますね。

1-3. 自由度が高い

土間リビングの使い方は人それぞれです。カフェのようにしたり遊具などを置いてお子さんが遊ぶスペースにしたりアイデア次第でさまざまな使い方ができます。室内にあるため、天候を気にせず楽しめますよ。中にはサンルームとして活用する方もいらっしゃいます。

スポンサーリンク

2. 土間リビングのデメリット

土間リビングのデメリットは何でしょうか。土間リビングはかっこいいからと見た目だけで取り入れてしまうと、失敗してしまう可能性もあります。土間リビングを自宅に取り入れようと考えている方はデメリットもしっかりと頭に入れておきましょう。

2-1. 冬場は寒い

土間は外からの空気が侵入しやすいため、冬場は室温が極度に下がります。リビングの入り口付近にストーブやヒーターを置いて寒さ対策をしましょう。床暖房を設置するのも有効的です。特に広い土間リビングは家屋全体に冷気が行き渡るため、しっかりと防寒対策をするように心掛けましょう。

2-2. 段差ができる

土間はコンクリート打ちっぱなしが一般的です。リビングは基礎工事をするため、それぞれの箇所で段差が生じてしまいます。特に高齢者や小さなお子さん、ペットがいる家庭は注意しましょう。

2-3. 動線が確保しづらい

土間は玄関、リビングは居室であるため、靴の脱ぎ履きをしなくてはなりません。間取り次第では部屋の行き来が不便に感じてしまうこともあるため、土間とリビングの配置はよく考えましょう。玄関と土間、リビング、庭を連結させるなど設計段階から対策しておくことをおすすめします。

スポンサーリンク

3. 土間リビングで失敗しないために

土間リビングは施工後に「寒い」「使いづらい」など失敗してしまうこともあります。そのような失敗はお金を無駄にしてしまうだけでなく、生活する上でのストレスともなり得ます。土間リビングの良さを最大限活用するためにはどのような点に注意したら良いのでしょうか。土間リビングを自宅に取り入れる際の注意点を解説していきます。

3-1. 寒さ対策をする

まず1つ目は寒さ対策を行うことです。先程ご紹介したように土間リビングには床暖房や薪ストーブがおすすめですが、あまりお金を掛けたくないという方はラグやカーペットを敷くと良いでしょう。ラグやカーペットであれば、インテリアショップやカーテン専門店で気軽に購入できるため、低コストで寒さ対策ができますよ。インテリアコーディネートも同時に楽しめるでしょう。

3-2. 土間を隔離する

土間空間とリビング空間をカーテンや扉で分けると、室内の暖房効果もアップします。広い土間に建具を設置する場合は引き戸にするのがおすすめです。ドアで完全に仕切ってしまうと、開放感が感じられないため、土間リビングの良さが軽減してしまいます。引き戸を設置すれば、開閉作業もスムーズに行えますね。

3-3. 住宅の断熱性を考える

土間リビングのある住宅で快適に過ごすためには建物の断熱性を考えることが重要です。土間リビングのある住宅には大きな窓を設置することも多く、屋外に室内の熱が逃げてしまいます。室内の断熱性を高めるためには、二重窓の設置がおすすめです。リビングの掃き出し窓を二重窓にすれば、室温も維持しやすく、温かい空間の中で生活できるでしょう。自宅の設計をする際は断熱性も考慮しながら計画してみてくださいね。

3-4. 湿気対策をする

土間リビングは窓を開けて換気をしていれば、湿気が出来にくいですが、閉め切っていると、室内の空気と屋外の空気が交差してしまい、特に冬場は結露が発生してしまいます。結露は土間の外壁に面した部分やリビングと土間を区切る段差部分に出来やすいため、放っておくとカビの原因となり、家屋を傷つけかねません。吸湿性の高い壁材や断熱材を使用するなどの対策が必要です。

3-5. その他の設備のバランスも考慮する

住宅の間取りはあらゆる設備とのバランスを考えなければなりません。土間リビングの場合は特に換気口や排水溝、コンセント、シューズボックス、照明などの位置に配慮しましょう。計画をする際は土間リビングをどのように使うか目的を考えると、自分に合ったベストな間取りが導き出されます。工事してから、失敗したと後悔することがないように入念に計画していきましょう。

スポンサーリンク

4. まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は近年注目を集めている土間リビングについて解説してきました。土間リビングは趣味のスペースや収納スペースなどあらゆる空間利用ができますが、防寒対策や湿気対策をしていないと、生活の中で不便を感じてしまいます。

今回ご紹介したメリット
デメリットを参考に自分が納得できる土間リビングをつくっていきましょう。失敗するのが怖いという方は一度専門家に実現可能か尋ねてみることをおすすめします。ハウスメーカーを始め、リフォーム会社やリノベーション会社では家族構成やライフスタイルに合わせたアドバイスがもらえるはずですよ。ぜひご活用ください。