リビング収納がある間取りとは?メリット・デメリットをご紹介!

リノベーション
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住宅の間取りを考える際に注意しておきたいのが収納スペースです。

特にリビングは人が集めるため、物が散らかりやすく、日々の片付けが大変です。そのような場合にリビング収納が役立ちますが、リビング収納にはメリットもデメリットも存在します。

リビングをスッキリさせるために収納はどのようにつくれば良いのでしょうか。今回はリビング収納について詳しく解説していきます。リビングの収納にご興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

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1. リビング収納のある間取りのメリット

まず、リビング収納のメリットを見ていきましょう。リビングに収納を設ける利点は主に以下の4つがあります。それぞれ特徴を解説していきます。

1-1. 室内をスッキリ見せられる

リビングに収納を設置する最大のメリットは収納力がアップすることでしょう。収納できるスペースが増えることで、スッキリした空間を保ちやすくなります。

扉付きの収納を設けておけば、急な来客時にも安心ですね。

クローゼットにつながる扉をハイドアにすれば、リビングの開放感も演出することができるためおすすめです。
※ 参考記事: 「ハイドアのメリット・デメリットは?おすすめの設置場所を解説!

1-2. スペースを有効活用できる

リビング収納は扉を付けず、見せる収納として活用することもできます。リビングスペースをよりおしゃれに見せることができ、空間のイメージも大きく変わるでしょう。

インテリアや小物にこだわり、より快適な空間をコーディネートしてみてくださいね。

1-3. 片付けがスムーズにできる

収納スペースがたくさんあることで、物の定位置が決めやすくなります。物の置き場所が決まっていると、片付けもスムーズに行なえます。家事の負担もいくらか軽減できるでしょう。

おもちゃ箱などをつくっておけば、お子さんと一緒に片付けることもできますね。

1-4. 災害時にも安心

リビング収納は壁や天井などに設置されているため、地震などで倒れてくる心配もありません。

万が一の災害にも備えられるのは大きなメリットです。小さなお子さんや高齢者がいる家庭にも設置しておきたいインテリアですよ。

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2. リビング収納のある間取りのデメリット

続いて、リビング収納のデメリットを見ていきましょう。

デメリットは工夫次第で気にならなくなるケースもあります。間取りを設計する際にも役立ててみてください。

2-1. リビングが狭くなる

リビング収納を壁に設置する際に必要となる床面積は0.3㎡から0.5㎡程度です。間取りや設置場所によっては圧迫感が出てしまう場合もあります。

間取りを設計する際は余白を意識して、壁がある程度見えるように設計してみましょう。吊り下げ収納などを検討してみても良いかもしれません。

2-2. 背の高い収納は掃除が大変

背の高いリビング収納を設置する際はお手入れがしにくいことを念頭に入れておきましょう。

特にリビングは家族が集まるため、ホコリも溜まりやすく、こまめな掃除が必要です。背の高い収納を設置する際は踏み台などを活用して、綺麗にお手入れできる工夫をしましょう。

設置の際は収納の高さにも注意が必要です。使用目的と合わせて検討しましょう。

2-3. 設置費用が高額

リビングに設置する収納は10万円程度が相場です。家電量販店などで売っている既製品は1万円以下で購入できることも多いため、設置する際は何を収納したいかと明確にしておきましょう。

その上で予算やグレードを考えることをおすすめします。

2-4. ライフスタイルの変化に対応しにくい

備え付けのリビング収納はライフスタイルの変化に対応しづらく、一度工事をしてしまうと、なかなか変更できません。

子どもの成長に合わせて柔軟に対応できるように可動式の棚を導入するなど工夫してみましょう。

2-5. 気軽に模様替えができない

壁面に収納をつくってしまうと、簡単に模様替えができないのもデメリットです。

リビング収納をつくる際はなるべくシンプルなデザインにし、色味やデザインを後から変更できるようにしましょう。リビング収納の設計時は将来のことを考えておく必要があります。

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3. リビング収納の間取りアイデア

ここからはリビング収納のアイデアを5つご紹介します。設計時の参考にしてみてください。

3-1. 壁面収納を活用する

壁を利用して収納をつくる方法です。見せる収納としても活用でき、インテリアディスプレイも楽しめます。ボックスなどを活用すれば、本や雑貨など小物も綺麗に収納できますよ。

3-2. 階段下を利用する

リビングの階段下に収納を設ける方法も人気です。扉や引き出しを取り付ければ、見た目もスッキリします。

階段下に収納をつくることで空間を有効活用することができ、圧迫感を感じることもありません。動線もスムーズで、より良い暮らしができるでしょう。

3-3. ファミリークローゼットをつくる

リビングにファミリークローゼットを設置しておけば、日常的に使うものを一箇所に集約することができます。

寝室や玄関など住宅のあらゆる場所に収納があると、片付けも手間でストレスが掛かってしまいますよね。ファミリークローゼットならそのようなストレスもなく、日々の荷物をスムーズに片付けられます。

※ 参考記事: 「ファミリークローゼットの導入は後悔する?失敗事例や選び方を解説!

3-4. 敢えて扉を付けない

よく使うアイテムを仕舞う収納は敢えて扉を付けない仕様にすると、クローゼットを開けるという手間が減ります。少しの動作でも日々積み重なっていくとストレスに感じてしまうため、細かい部分にも配慮していきましょう。

ウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットにすれば、導線もしっかり確保できます。

3-5. 可動式の収納を設置する

リビング収納は一度設置してしまうと、変更がなかなかできません。棚数や棚の位置などは変えられる仕様にしておくと良いでしょう。将来を見据えた設計で永く使える収納を取り入れましょう。

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5. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はあると便利なリビング収納について解説しました。

リビングに収納があると、物が片付き、スッキリとした空間を保つことができます。よりおしゃれなインテリアコーディネートを楽しむことも可能です。ただ、収納の位置や高さによっては使いづらいことも。

設計する際は「何を収納したいか」「どう使いたいか」をはっきりさせ、将来にも対応できる収納にしていきましょう。リビング収納のアイデアは他にもたくさんあるため、気に入った事例をたくさん集めておくことをおすすめします。