住宅の建築でよく使用される木材の種類は?選び方のコツを解説!

リノベーション
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一戸建てに多い木造ですが、使用される木材によって見た目や機能に違いがあるのはご存知でしょうか。住宅を建築しようと考えている方は建築材料の種類やその特徴を知っておくと、よりイメージ通りの理想的な暮らしが叶えられるでしょう。

この記事では、住宅建築で木材を使用する際の選び方やポイントも解説していきます。それぞれの魅力をしっかりと押さえ、自宅の設計に活かしてみてください。住宅は一度工事してしまうと、途中で修正することが困難なため、後悔することがないように初めの段階できちんと計画するのがポイントです。

ぜひ注意点も参考にしてみてください。

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1. 住宅の建築でよく使用される木材の種類

住宅の建築でよく使用される木材は主に以下の5種類があります。それぞれ特徴や使用条件が異なるため、ニーズに合ったものを選ぶことが大切です。以下では、向いている箇所もご紹介していくため、ぜひ自宅の設計でも役立ててみてください。

1-1. ヒノキ

水に強く狂いが少ない「ヒノキ」は住宅の土台や通し柱などの構造材に適している木材です。高価な木材としても知られているため、神社仏閣などに使用されることもあります。

その他、害虫が付きにくい特徴があるため、古い住宅にもおすすめです。ヒノキは香りが良く、フローリングや浴槽などにも向いているでしょう。

1-2. スギ

安価で汎用性が高い「スギ」はヒノキと同じく、建物の土台や構造材に使用されることがほとんどです。柔らかい素材でもあるため、造作にも向いています。スギも独特な香りを持っており、日本家屋ならではの趣を感じることができるでしょう。

防虫効果もあるため、比較的長持ちする素材です。

1-3. ケヤキ

大黒柱などに使用される「ケヤキ」は、ダイナミックな木目や優れた耐久性が特徴です。造作材としても人気を集めているため、和家具などを取り入れることもできます。

ただ、硬い素材であることや狂いが生じることを押さえておかなければなりません。高い加工技術が必要となるため、費用も高額になるでしょう。

1-4. ヒバ

湿気や水に強い「ヒバ」はヒノキに負けない優良材です。土台や柱に使われることが多く、耐久性の高い住宅をつくれます。安価ながら菌や害虫などにも強いため、長く使える素材として人気です。

強度が高くブレも少ないため、綺麗な見た目を維持することができるでしょう。

1-5. アカマツ

松の中でも赤みがかっているものを「アカマツ」といいます。強度が強いだけでなく摩擦も起こりにくいため、敷居や梁にも適している木材です。

また、木目がハッキリとしているため、棚やカウンターなど造作材としても使用されるでしょう。価格帯は比較的安価で、気軽に取り入れられます。

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2. 住宅の木材はどう選ぶ?

住宅建築でよく使われる木材の特徴が分かったところで、今度はその選び方についてご紹介していきます。木材の選び方を間違えてしまうと、住み心地も悪くなってしまうため慎重に決めることが大切です。以下では、住宅の木材を決める際のポイントを5つご紹介していきます。

2-1. 家族構成で考える

住宅の建築で木材を使用する際は、家族構成を考慮して種類を選ぶことをおすすめします。特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では柔らかい木材を選ぶのが良いでしょう。身体への負担を押さえられるため、転倒やつまずき防止にも繋がります。

また、ペットを飼っている家庭ではメンテナンスのしやすさも考慮することが重要です。

2-2. ライフスタイルで考える

住宅の木材を選ぶ際は、生活の仕方を考えるのも大切です。家族がどのような生活をするのか動線を含めて考えてみましょう。家族が集まりやすい場所は湿気対策を行なっておかないと、カビが生えやすくなってしまい、住宅の劣化に繋がります。

長く住み続けるためにもライフスタイルに合った木材を導入しましょう。

2-3. メンテナンス性で考える

水や汚れに弱い木材をたくさん使用してしまうと、それだけこまめにお手入れをしなくてはなりません。木材の特徴を理解し、メンテナンスがどれくらい必要なのか方法とともに把握しておきましょう。

必要なお手入れを怠ってしまうと、カビやひび割れなどが発生しやすくなります。

2-4. 色味から考える

つくりたい家の雰囲気がある場合は、それらに合わせて木材を選ぶのも良いでしょう。ナチュラルな雰囲気をつくりたいならヒノキやスギなど、重厚感のある演出をしたいならウォールナットなどがおすすめです。

木目や色味など見た目から種類を決めていくことで、イメージに相違が出ることも少なくなります。機能も考慮しながら最適な種類を選んでいきましょう。

2-5. 予算から考える

木材の種類によっては高価なものもあれば、安価に購入できるものもあります。また、ランニングコストも種類によって変わってくるため、予算を考慮するのも重要なポイントです。

こだわりを詰め込み過ぎて、家計を圧迫してしまうことがないようにしっかりと計画していきましょう。

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3. 住宅の建築に使用する木材の種類を選ぶ際に見るべきポイント

最後に木材の種類を決めるときに見ておくと良いポイントについて解説していきます。住宅の設計をする際は、以下の4点に着目して木材の種類を選んでいきましょう。

3-1. 肌触り

フローリングや柱などに使用する木材は直接触れることが多いため、肌触りが重要です。木材の種類によって雰囲気は大きく異なるため、イメージに合った物を選んでみましょう。

特に針葉樹は柔らかいため、優しい肌触りを楽しめます。木造住宅を建てる際は部材の種類にも注目してみましょう。

3-2. 色合い

住宅の木材を決める際は色合いを重視することもおすすめします。お気に入りの雰囲気がつくれれば、毎日の暮らしもより楽しくなるため、細部までこだわりを持ちましょう。

その際は予算と照らし合わせながらデザインを決めていくことが大切です。建築前にはサンプルなどで色味を確かめてみましょう。

3-3. 耐久性

住宅の木材を考えるときには耐久性も考慮しなければなりません。部材の耐久性は住宅の寿命にも直結してくるため、長く住めるように耐久性の優れた木材を使用するようにしましょう。

特に住宅の土台や基礎に使用する木材は、より強いものを取り入れる必要があります。

3-4. 強度

住宅の木材は耐久性の他に強度も重要です。自然な風合いが楽しめる無垢材は、部材によって強度に差が生じるため慎重に選ぶ必要があります。どの部分に使用する木材なのかしっかりと把握して設計するようにしましょう。

安定した強度を保ちたいなら、無垢材より集成材がおすすめです。条件に合わせて最適なものを選べるようにしましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、住宅の建築をする際によく使用される木材の種類や選び方をご紹介してきました。住宅の木材にはさまざまな種類があるため、見た目や機能・メンテナンス性などあらゆる条件を考慮して選ぶ必要があります。

工事してから「こうすれば良かった」と後悔することがないように丁寧な設計を心掛けていきましょう。ハウスメーカーや工務店から提案された情報を基にこだわるところはしっかりこだわり、削減するところは取りこぼさずに省いていくことが理想的な住宅をつくりあげるポイントです。