マグネットクロスは、子育て世代におすすめの壁紙です。さまざまな活用ができるため、リビングや玄関などの壁紙に取り入れる方も多いのではないでしょうか。
しかし、マグネットクロスは注意点が多いのも事実です。しっかりと対策していないと、設置してから後悔することになりかねません。
今回は、マグネットクロスのメリットやデメリット・おすすめの活用方法をご紹介していきます。マグネットクロスを上手に取り入れることができれば、暮らしも豊かになるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
1. マグネットクロスのメリット
マグネットクロスとは、磁石がくっつく壁紙のことです。粉末が壁紙の中に入っているため、ホワイトボードのように紙を貼り付けられます。
そんなマグネットクロスを自宅で活用すると、以下のようなメリットが得られるでしょう。特徴をしっかりと押さえ、設置の際に活かしてみてください。
1-1. デザイン性が高い
マグネットクロスを自宅に設置すると、デザイン性が高くなるでしょう。ホワイトボードをリビングやキッチンなどに設置してしまうと、生活感が出てしまうため、クロスでおしゃれに仕上げることをおすすめします。
マグネットクロスなら色味やデザインにこだわれるため、お部屋の雰囲気に馴染ませられるでしょう。
1-2. 壁紙を選べる
ホワイトボードと違い、マグネットクロスは壁紙の種類を選べます。マグネットクロスにはさまざまな色や柄があるため、お部屋のアクセントとしても活用できるでしょう。
他の壁と合わせれば統一感も出てくるため、よりおしゃれな空間が演出できるはずです。用途に合わせて使い道を考えてみましょう。
1-3. スペースを有効活用できる
マグネットクロスは壁に棚やフックを取り付ける必要がないため、スペースを有効活用できるところもメリットです。子どものおもちゃやキッチン用品などあらゆるアイテムを壁面収納できます。
狭いリビングの場合も、マグネットクロスを取り入れれば、室内を広々と使えるでしょう。
1-4. 壁に穴を開ける必要がない
壁に穴を開ける必要がないのもマグネットクロスの大きなメリットです。賃貸のお部屋に住んでいる方でも気軽に取り入れられるでしょう。
頻繁にプリントを貼り替える際も壁が傷付かないため、綺麗な状態のまま利用できます。壁を傷付けたり汚したりしたくないという方は、マグネットクロスの導入を検討してみましょう。
1-5. 磁石を貼るときの音が小さい
マグネットクロスは、ホワイトボードより磁石を貼るときの音が小さいのが特徴です。壁紙が緩衝材の役目を果たしてくれるため、壁自体を傷付ける心配もありません。
特に小さなお子さんがいる場合は、ホワイトボードよりマグネットクロスの方が安全でしょう。設置場所は使用目的を考慮して考えることをおすすめします。
2. マグネットクロスのデメリット
続いて、マグネットクロスの注意点をご紹介していきます。自宅にマグネットクロスを取り入れる際は、以下のデメリットを押さえておきましょう。
2-1. 磁力が弱い
マグネットクロスはホワイトボードより磁力が弱いことがデメリットです。重いものを貼り付けると、落下してしまう可能性もあるため注意しましょう。
紙であってもたくさん重ねる場合は落下や事故に気をつける必要があります。特に小さなお子さんがいる場合やペットを飼っている場合は事前にしっかりと対策しておくことが大切です。
2-2. 掃除が大変
マグネットクロスは基本的に水拭きができません。種類によっては耐水性に優れたものもありますが、水で傷んでしまうためメンテナンス方法には注意しましょう。
お手入れが大変だという方は、気軽に水拭きできるホワイトボードを活用することをおすすめします。生活スタイルに合わせて適切なアイテムを取り入れていきましょう。
2-3. 施工費用が高い
マグネットクロスは施工費用が高い傾向にあります。一般的なクロスと比べて作業工程も多いため、工事に時間がかかるのも大きなデメリットでしょう。
自宅のクロス選びで迷っている方は、使用目的と合わせて予算にも注目することが大切です。予算オーバーすることがないように、しっかりと計画しましょう。
2-4. 壁紙が傷付きやすい
マグネットクロスの素材は柔らかく、傷付きやすいのも注意点です。家具やおもちゃなどをぶつけてしまうと、壁に穴が開いてしまうこともあるため、見た目が悪くなります。
修繕するにも手間や費用がかかるため、設置場所は工夫しましょう。小さなお子さんがいる場合は設置する高さに注意する必要があります。
2-5. 色褪せしやすい
色褪せや変色などが起こりやすいのもデメリットです。マグネットクロスを長期間使用した場合は、色褪せや変色が目立ちやすくなります。
特に直射日光の当たる場所に設置すると色褪せが加速するため、なるべく日の当たらない場所に施工するのが良いでしょう。
3. マグネットクロスの活用方法
最後に、マグネットクロスの活用方法をご紹介していきます。マグネットクロスに憧れているけれど、どのように使うか悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。
3-1. 子どもの教育スペース
マグネットクロスの活用方法としてまず挙げられるのが「子どもの教育スペース」です。お子さんが学校で習ったことを復習する場やお絵描きのスペースとして活用できるでしょう。
机に向かって学習するより楽しく学べるため、お子さんの学習意欲も高まるはずです。レイアウトなどにもこだわってみると良いでしょう。
3-2. オリジナルのカレンダー
オリジナルのカレンダーとして家族の予定をマグネットクロスに書き込むのもおすすめです。リビングや玄関などに予定を書き込むマグネットクロスがあれば、家族の予定の一目で分かります。
マグネットクロスのデザインはたくさんあるため、インテリアに合わせてお好きなものを選んでみましょう。
3-3. 家族の伝言板
カレンダーと同じように家族の伝言板として活用するのも良いでしょう。家族の生活スタイルがバラバラだという家庭におすすめです。
レイアウトや装飾にこだわると、家族も書き込みをしやすくなるでしょう。家族と顔を合わせる機会が少ないという場合は、このような方法でコミュニケーションを取っていくのも一つの手段です。
3-4. 小物の置き場所
キッチン用品やDIYの道具など小物置き場として活用するのもおすすめです。小物置き場としてマグネットクロスを利用する場合は、何を置くか・どのようにレイアウトしていくかしっかり計画しておきましょう。
また、耐えられる重さについても把握しておくことをおすすめします。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、マグネットクロスを自宅に取り入れるメリットとデメリットをご紹介してきました。マグネットクロスは磁石を付けられるクロスで、伝言板や小物置き場として活用できます。
スペースも有効活用できるため、狭いお部屋にもおすすめです。リビングやキッチン・玄関などに取り入れてみましょう。
その際はメンテナンス性も考慮し、クロスを傷付けないように扱うことが大切です。マグネットクロスは耐水性がない場合が多いため、お手入れの際は注意しましょう。