トイレリノベーションをするメリットは?相場や依頼先を解説!

リノベーション
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トイレは1日の中で何度も使う場所です。そのため、劣化や破損など不具合を起こすことも多々あります。そのようなときにリフォームやリノベーションが有効です。

リフォームは老朽化した部材や部品を新品の状態に戻すことを指しますが、リノベーションは既存の状態に大幅な工事を施し、機能やデザインを向上させることを言います。トイレリノベーションを依頼する際はどこに問い合わせたら良いのでしょうか?トイレリノベーションの費用とあわせて解説していきます。

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1. トイレリノベーションの魅力

トイレを使いやすくしたい場合、リフォームとリノベーションどちらがいいのでしょうか?答えは状態や要望によって異なるため、一概には言えません。

ただ、迷っている最中に突然トイレが使えなくなる可能性もあるため、決断は早めの方が良いでしょう。特に設置から10年以上経過しているトイレは本体ごと交換することをおすすめします。部材や部品の状態にもよりますが、リノベーションをした方が安く済むこともあります。

ここでトイレリノベーションをするメリットを知っておきましょう。

1-1. お手入れがしやすくなる

古い型のトイレを使用していると便器の淵に汚れが溜まりやすく、頻繁に掃除をしていても黒ずみが見えない構造になっているため、汚れを綺麗に落とせません。

最近はタンクレスのトイレも増えており、パーツの繋ぎ目や隙間が少ない仕様でお手入れもしやすくなっています。
製品によっては、汚れが付着しにくい素材やカビが発生しにくい加工を施しているため、トイレ空間を清潔に保てる工夫がされています。

1-2. デザイン性が高められる

リノベーションをすることで居室のようにインテリアコーディネートを楽しめるのも魅力の一つです。
最近では、トイレにおしゃれな配色や柄の壁紙を使っている方もたくさんいらっしゃいます。自分なりのコーディネートで落ち着く空間をつくってみてください。

モダンでシックなトイレやジャングルのようなトイレなど、さまざまなアイデアが活かされています。

また、SNSやインテリア情報サイトで好みのコーディネートを探してみましょう。

1-3. 光熱費の節約に繋がる

タンク付きのトイレは1回流すごとに13Lほどの水を使用します。タンクレスの場合は1回につき3,4Lです。節水効果も上がり、毎月の光熱費の節約に繋がるのも嬉しい部分です。

しかし、水をタンクに溜めることができないため、停電や断水など万が一に備えて対策をしておくことが必要です。トイレの種類によってできることとできないことがあるため、どの機能が欲しいのか無くしたい部分はどこなのか明確にしておくとよいでしょう。

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2. トイレリノベーションの依頼先

トイレリノベーションをしようを思ったとき、どこに依頼をすれば良いのでしょうか。
トイレの工事を依頼できる業者は主に以下の4つの業者があります。それぞれ特徴を見ていきましょう。

2-1. リノベーション業者

まず初めに挙げられるのが、リノベーション業者です。

リノベーション業者はリノベーションを専門的に行なっているため、幅広い要望に応えられます。業者によって得意とするデザインが違うため、希望のデザインを実現してくれるかどうか事前にホームページやパンフレットを見て判断するとよいでしょう。

2-2. 工務店

工務店とは狭い地域で営業している建設会社のことを指します。地域に密着しているため、素早い対応ができる点が魅力です。手洗い場など設備の追加や変更にも柔軟に対応してくれるでしょう。
ただ、工務店は昔ながらの個人経営であることがほとんどです。最新の設備が揃っていないこともあります。希望のデザインや種類に対応しているか確認するようにしましょう。

2-3. 家電量販店

家電量販店でもトイレリノベーションを受け付けてくれる場合があります。家電量販店でのリフォームやリノベーションは下請けの施工会社や工務店が工事を行うのが一般的です。

しかし、施工範囲が狭いため大規模なリノベーションを希望する方には向いていません。便器や便座、手すりの交換など小規模な工事が適しています。

2-4. 水まわり業者

水道屋など水まわり専門の業者もトイレの工事を行ってくれます。

ただ、こちらも家電量販店と同様にトイレ仕様の変更やデザインの考案はできません。どちらかと言うとリフォームに近い形です。ホームページで施工事例などを見て、希望の工事ができるか問い合わせてみましょう。

2-5. DIYするのもおすすめ

トイレは比較的狭い空間です。自力でリノベーションをするのも面白いですよ。

壁紙を張り替えたりペーパーホルダーのデザインにこだわってみたりと自分なりのアレンジが可能です。棚や収納を作ると、空間が広くなるため開放感のあるトイレが完成します。

簡単なDIYであれば、1,2時間程度でトイレが新たな空間へと生まれ変わります。おしゃれなトイレで暮らしをより快適にしてみましょう。

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3. トイレリノベーションの費用

トイレリノベーションをしたいと考えていても、悩むのはやはり費用面です。
工事内容別に費用をまとめているので、参考にしてみてください。

3-1. タンクレスにする場合

タンク付きのトイレからタンクレスのトイレに変更する場合にかかる費用は30万円前後です。タンクレスは手洗い場が付属していないため、10万円程度上乗せされます。総額40万円から50万円が一般的な相場です。

トイレのグレードによっても金額が変わってくるため、ある程度の予算を決めておくと良いでしょう。

3-2. 和式から洋式に変える場合

和式から洋式に変える際に掛かる費用は50万円程度です。工事期間もトイレ工事の中では長く、2,3日掛かります。

便利やタンクの種類によっては価格が変動するため、事前に確認しておくことが大切です。

3-3. 便座・便器を変える場合

便座や便器の交換のみなら10万円程度で済みます。温水機能便座など便器の上に乗せるタイプのものであれば2万円から5万円程度でできるところもあります。

ただ、便座や便器が古いと、床に跡が付いてしまうことも。床材の補修や工事も併用することを頭に入れて予算を決めていきましょう。

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4. まとめ

トイレリノベーションは自分好みのデザインでトイレがつくれる他、お手入れのしやすさや水道代の削減にも繋がります。意外と見逃しがちなトイレのメンテナンスですが、より充実した暮らしを手に入れるためにも定期的な見直しが必要です。この記事で紹介したトイレリノベーションの方法や費用を参考に希望に沿った形で工事を進めていきましょう。

トイレの状態や選ぶ業者によっては要望が全て叶わないこともあります。そのようなときでも妥協せず、的確な業者が選べるようにそれぞれの業者でできることとできないことを知っておくと良いでしょう。

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