ラタンとは?天然と人工の特徴や家具選びのポイントをご紹介!

インテリア
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自宅をおしゃれにするアイテムにはさまざまなものがありますが、近年ではラタンも人気です。ラタンは素材感を感じられるため、空間のアクセントとしても役立ちますが、どのように使用したら良いか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ラタンの代表的な種類である「天然ラタン」と「人工ラタン」の特徴や家具の選び方について解説していきます。ラタンを自宅に取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

天然ラタンを選ぶか、人工ラタンを選ぶかでお部屋の雰囲気もガラリと変わります。理想の空間がつくれるように、慎重に選ぶようにしましょう。

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1. 天然ラタンの特徴とは

まず、ラタンはアジアやアフリカなどで見られるヤシの木の一種です。その茎を加工した素材が「天然ラタン」であり、椅子やテーブルなどの家具に使用されています。

天然ラタンには以下のような特徴があるため、事前に知っておくと家具を選ぶ際に役立つでしょう。

1-1. サイズが均一でない

天然ラタンの特徴として挙げられるのは、サイズが均一でないことです。自然素材であるため、それぞれ雰囲気が異なります。

唯一無二のデザインを楽しめるため、オリジナルの家具を自宅に取り入れたい方におすすめです。リビングや寝室など物足りないと感じた空間にコーディネートしてみましょう。

1-2. デザインもさまざま

天然ラタンは一つ一つ表情が違うため、色味や柄もそれぞれ違うものを楽しめます。1点ものの魅力を味わえるため、他とはひと味違うワンランク上のインテリアがつくれるでしょう。

ラタン家具を取り入れる際は、お部屋全体の雰囲気も考慮しながら設置場所や大きさを決めていくことが大切です。

1-3. 色落ちやすい

さまざまな魅力がある天然ラタンですが、もちろんデメリットもあります。天然ラタンは色落ちしやすいことがデメリットとなっているため、定期的にお手入れが必要です。

色褪せた雰囲気も味になりますが、綺麗な状態を保ちたい方はこまめに家具のメンテナンスをしましょう。色落ちが激しくなってきたら、買い替えの時期として考えておくことをおすすめします。

1-4. 水に弱い

天然ラタンは水に弱いことも注意点です。液体などをこぼしてしまうと、すぐに素材が傷んでしまいます。

水を頻繁に使用するキッチンや洗面所での使用はあまりおすすめしません。リビングなど水気があまりない場所に設置するようにしましょう。

特に夏場は湿気が多いため注意が必要です。

1-5. カビが生えやすい

湿気が多い場所にラタン家具を置いてしまうと、すぐにカビが生えてきます。カビが発生した家具は傷んでしまうため、買い替えが必要です。

購入費用を削減するためにも、ラタン家具を取り入れるなら定期的な換気を行うようにしましょう。室内の空気がしっかりと循環していれば、カビも生えにくくなります。

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2. 人工ラタンの特徴とは

続いて、人工ラタンの特徴をご紹介していきます。人工ラタンは、天然ラタンのデメリットをカバーするために開発された素材です。

それぞれの違いをよく理解し、ライフスタイルや好みに合わせてお気に入りの商品を選んでみましょう。

2-1. メンテナンスが簡単

人工ラタンのメリットは、メンテナンスが簡単なことです。初心者でも簡単にお手入れできるため、長持ちしやすい特徴があります。

特に小さなお子さんがいる家庭では、シミや汚れが残りにくい人工ラタンを取り入れるのが良いでしょう。天然ラタンより綺麗な状態を保ちやすいため、自宅のインテリアとして重宝してくれるはずです。

2-2. 色褪せしにくい

色褪せしにくいのも人工ラタンの特徴です。綺麗な状態を維持しやすいため、お部屋の雰囲気を損なう心配もありません。

頻繁にお手入れするのが大変という方は、人工ラタンの家具を購入しましょう。ラタンは比較的どんなインテリアにも馴染みやすいため、おしゃれな雰囲気が演出できます。

2-3. 紫外線に強い

水や紫外線に強いのも人工ラタンの特徴です。天然ラタンは水や紫外線に弱いため、設置場所を選ばなければなりません。

一方、人工ラタンであれば場所を選ばずにコーディネートができます。ラタン家具を設置したい場所が決まっている場合は、人工素材を取り入れるのもおすすめです。

2-4. 染色が可能

人工ラタンは染色も可能です。理想のデザインにアレンジすることもできるため、よりおしゃれな空間がつくれるでしょう。

オリジナルの家具を導入したい方やDIYが好きな方は、ぜひ人工ラタンを取り入れてみてください。お部屋をコーディネートする際は、配色バランスも考慮すると失敗を避けられます。

2-5. 軽量のものが多い

人工ラタンはプラスチック製のものが多く、軽いのが特徴です。持ち運びや収納もしやすいため、インテリアの一部として活躍してくれるでしょう。

ただ、安過ぎる商品は劣化するのが早いため、インテリアを選ぶ際は品質にも注意することが大切です。理想の住まいがつくれるように、細部までこだわりましょう。

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3. ラタン家具を選ぶ際のポイント

最後に、ラタン家具を選ぶ際に注意していただきたいポイントを4つご紹介していきます。以下の注意点をしっかりと頭に入れておけば、家具購入後に失敗したと後悔することも少ないでしょう。

3-1. メンテナンスしやすいか

家具選びの際は、メンテナンス性を考慮することが重要です。デザインだけで決めてしまうと、お手入れが大変など十分な管理ができなくなってしまいます。

メンテナンスを放置された家具は傷みが早いため、定期的に状態をチェックすることが大切です。耐水性や防カビ性など機能にも注目しましょう。

3-2. 耐久性があるか

家具選びでは、耐久性があるかどうかも重要なポイントです。耐久性のない家具はすぐに劣化してしまうため、長持ちする素材を選びましょう。

商品を選ぶ際は、家族構成や使い方・使用目的なども考慮することをおすすめします。その上で、天然ラタンか人工ラタンか決めていきましょう。

3-3. サイズは十分か

ラタン家具を自宅に取り入れる際は、サイズもしっかりと確認することが大切です。特にラタンソファは、1人掛けからファミリー向け・カウチタイプまでさまざまな種類があります。

使用目的や設置場所によって適切なタイプが異なるため、使用シーンをイメージして最適なものを選びましょう。

3-4. 雰囲気に合っているか

特に大きな家具はお部屋の印象を左右します。コーディネートの際は、雰囲気に合っているかしっかり考えましょう。

雰囲気が統一されていないと、チグハグな印象になってしまいます。ごちゃついた印象になってしまうため、空間のバランスを考えながらおしゃれなコーディネートを目指しましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、天然ラタンと人工ラタンの特徴・家具選びのポイントをご紹介してきました。天然ラタンはデザインに個性があり、人工ラタンはメンテナンスしやすいことがメリットです。天然ラタンのデメリットを人工ラタンが解消しているため、水にも強く軽量なものが多い傾向にあります。

設置場所や使用目的に合わせて、好みの素材を選択してみましょう。家具選びの際は耐久性の他、サイズや雰囲気にも注目することが重要です。

FLIE magazine 編集部

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