リビングにレイアウトするソファーの配置は?設置のポイントを解説!

インテリア
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リビングにソファーを置いて、快適に過ごせる空間をつくりたい方も多いでしょう。しかし、ソファーは比較的大きな家具に該当するため、レイアウトをしっかり考えないと、窮屈な印象になってしまう可能性があります。特にリビングは物が集まりやすい空間です。

実際にソファーをレイアウトする際には、どのようなことに気を付けたら良いでしょうか。そこで今回は、リビングにソファーを置く際に注意するポイントやおすすめのレイアウト方法・配置する際の注意点をご紹介していきます。

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1. リビングに置くソファーの配置で悩んだときのポイント

リビングにソファーを置く際は、以下のポイントに注意しましょう。事前に気を付けるポイントを把握しておけば、設置後に失敗したと後悔することもなくなります。必要最低限のコストだけで快適な空間をつくれるように、細かいところまで注意しましょう。

1-1. 空間を広く見せたいなら壁付け

リビングが狭い場合や広く見せたい場合は、壁付けがおすすめです。壁付けすることで、空間に余白が生まれるため、開放的な室内がつくれるでしょう。特に4人掛け以上のソファーは空間に圧迫感が出やすいため、壁側にレイアウトすると、動線もスムーズに確保できます。

1-2. ゾーニングのために置く

リビングはダイニングとの境目が分かりづらいケースも多々あります。そのようなときは、ソファーでゾーニングすると良いでしょう。ダイニングにソファーの背を向けることで、食事するスペースとくつろぐスペースをしっかり分けることが可能です。ただ、あまりにも大き過ぎるソファーは空間に圧迫感を与えてしまうため、背もたれが低めでスッキリとしたデザインが向いています。

1-3. テレビとの距離を考慮する

ソファーに座ってテレビを見る際は、テレビとの距離も考えながらソファーの配置を決定していく必要があります。テレビとソファーの間に確保する距離は「画面高さの3倍」が目安です。特に、家族が多い場合はリビングの角に配置すると、どこからでも見えるようになるでしょう。

1-4. 窓は塞がない

リビングにソファーを置く際は、窓を塞がないことも重要です。窓近くに大きな家具を置いてしまうと、空間が狭くなってしまう可能性があります。どうしても窓付近にソファーを置きたい場合は、背の低いロータイプのソファーがおすすめです。カーテンがスムーズに開閉できる配置を考えましょう。

1-5. 移動しやすい動線を考える

大きなソファーとその他の家具を近づけて配置すると、動きづらい配置になってしまいます。家具と家具の間を60cmほど空けておかないと、スムーズな動線が確保されません。家族の人数が多いほど間隔を空けておく必要があるため、生活スタイルを考慮した上で移動しやすい家具配置を考えましょう。

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2. リビングに置くソファーのレイアウト方法

続いて、リビングに置くソファーのおすすめレイアウトを5つご紹介していきます。リビングに置くソファーの配置方法で迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

2-1. L字パターン

テレビとソファーを正面に配置して、L字型のソファーでテーブルを囲むレイアウトです。足を伸ばせるタイプのソファーを片方に配置すれば、リラックスできる空間をつくれるでしょう。座面の数も比較的多く確保できるのも特徴です。また、片側が空いているため、リビングが広く見えるでしょう。

2-2. コの字パターン

L字パターンと同様にテレビとソファーを正面に配置して、コの字型のソファーでテーブルの両サイドも囲むパターンです。座面を多く配置できるため、頻繁に来客がある方にも向いています。ロングソファーを配置すれば足を伸ばせて、ゆったり快適に過ごすことが可能です。ただ、設置にはある程度まとまった広さが必要になるでしょう。

2-3. I字パターン

テレビとソファーを正面に配置して、間にテーブルを置く最もスタンダードなレイアウトパターンです。比較的小さめのリビングでも置きやすいメリットがあります。しかし、置ける座面の数は少なく、来客時などに不便さを感じるでしょう。横並びになって座るケースが多いため、同棲やルームシェアなどに向いています。

2-4. 斜めパターン

四角い部屋に対してテレビとソファーを斜めに配置するパターンです。リビングだけでなく、ダイニングやキッチンなどからもテレビが見やすいメリットがあります。ソファーを平行にするかテレビを平行にするかは自由に決められるため、リビングの広さに合わせて検討してみましょう。

2-5. 対面パターン

テーブルを挟んでソファーを配置するレイアウトでは、会話や団らんがしやすいメリットがあります。応接室などビジネスで採用されるケースが多いため、リビングで使用されることは珍しいでしょう。ただ、家族とのコミュニケーションが取りやすいメリットはあるため、試してみる価値はあります。ソファーの配置に迷ったら、候補の一つとして検討してみましょう。

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3. リビングにソファーを配置する際の注意点

最後に、リビングにソファーを配置する際に注意することを4つご紹介していきます。ソファーは一度設置してしまうと、気軽に位置を変えられないため、慎重に決めることが大切です。

3-1. 他の家具とのバランスを考える

リビングに置くソファーは、その他の家具とのバランスも考慮してサイズを決める必要があります。バランス次第では圧迫感を与えてしまう可能性もあるため、特に座面は低いものを選ぶのが良いでしょう。サイズの目安としては、6帖のリビングなら1人~2人掛け、8帖なら2人掛けがおすすめです。

3-2. 使用用途も考慮する

ソファーの配置を決める際は、使用用途を明確にすることも重要です。ソファーに座って作業することが多いなら腰への負担が少ないもの、ゆったりと映画鑑賞したり横になってゲームをしたりするなら体にフィットするものを選ぶと良いでしょう。商品を選ぶときは、座面に使われている素材を確認し、実際に使い心地をチェックすることが大切です。

3-3. 設置前に採寸をしておく

ソファーのレイアウトで重要なことは、設置前に必要な幅や座面の高さを計測しておくことです。なんとなくでサイズを決めてしまうと、想定より窮屈さが出てしまったり違った印象になってしまったりします。具体的なサイズをしっかりと把握しておき、適切なレイアウトをしていきましょう。

3-4. 部屋のサイズに合ったテレビを購入する

ソファーが良くても、テレビが部屋の大きさに合っていなければ、チグハグな印象になってしまいます。リビングのレイアウトをする際は、空間の広さを考慮して家具家電を購入しましょう。全体の雰囲気を俯瞰してみることも重要になってくるため、完成イメージは具体的に思い描いておくことをおすすめします。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、リビングに置くソファーをレイアウトするときのポイントやおすすめの配置方法をご紹介していきました。リビングは家族が集まる場所であるため、快適にくつろげる空間をつくりたいものです。レイアウトの際は使用用途や家族構成を考慮し、最適なレイアウトを検討してみましょう。