女性の一人暮らしに人気の1LDKですが、快適に暮らすためにはどのようなレイアウトが適しているでしょうか。インテリアのレイアウトにはさまざまな方法があるため、事前に知っておくと良いでしょう。
今回は、女性の一人暮らしにおすすめしたい1LDKの家具レイアウトや注意点・おすすめのスタイルをご紹介していきます。これから一人暮らしを始めるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 女性の一人暮らしにおすすめな1LDKの家具レイアウト
1LDKはゆったりと1人時間を過ごしたい方に向いている間取りです。上手にレイアウトしていかないと、ただ広いだけの空間になってしまうため、ポイントを押さえておきましょう。
1-1. ゾーンを分けたレイアウト
1LDKの物件は、リビングの隣に洋室が設置されているケースが多いのが特徴です。リビングの横に洋室が設置されている場合はスライド式の扉で仕切られることがほとんどですが、一人暮らしだと開け閉めが面倒に感じてしまうこともあります。
そのようなときには、扉を開けっぱなしにして、棚などを設置しておきましょう。棚があることで空間のゾーニングもできるため、メリハリを感じられます。
1-2. 壁際に家具を置くレイアウト
1LDKの家具レイアウトで迷ったら、壁際に置くのもおすすめです。壁に家具が集まることで、お部屋の中央が空き、広々とした室内を演出してくれます。
動線も確保しやすいため、料理や洗濯・掃除などの家事もしやすくなるでしょう。窓側に余白をつくっておくと、奥行きのある空間がつくれます。
1-3. テレビと対面のレイアウト
テレビとソファを対面にするレイアウトも人気です。部屋の中心を空けられるため、スッキリとした印象になるでしょう。
ラグとソファ、サイドテーブルとテレビボードなど家具の色味を合わせると、統一感のある空間が演出できます。観葉植物など小物も取り入れながらコーディネートしていきましょう。
1-4. 在宅ワークに特化したレイアウト
近年、在宅ワークが増え、家の中で仕事をする方も増えてきています。そのようなケースでは、在宅ワークに特化した家具レイアウトがおすすめです。
壁に面してデスクを置くことで、周囲を気にせず作業に集中できます。シンプル過ぎると感じたら、おしゃれな雑貨などを飾ってみると良いでしょう。
1-5. 好みを反映したレイアウト
女性の一人暮らしでは、好みを反映しやすいのも特徴です。特に寝室は自分だけの空間になるため、好きなものをたくさん取り入れると良いでしょう。
家具やファブリックを選ぶ際は、テーマを決めておくとスムーズに決められます。理想のインテリアを調べ、参考事例をたくさん集めておくと良いでしょう。
2. 女性の一人暮らしで1LDKのレイアウトをする際の注意点
女性の一人暮らしで1LDKに住むなら、レイアウトで以下のことに注意しましょう。家具を購入してから失敗に気付く方も多いため、事前に確認しておくことをおすすめします。
2-1. 大きめの家具は慎重に選ぶ
1LDKのレイアウトでよくある失敗は、置く必要がない大きめの家具を購入してしまうことです。店舗で見たときは魅力的だと感じても、家で見てみると圧迫感を感じてしまうことはよくあります。
また、ソファを導入してもあまり座らないという失敗も多く、家具選びは慎重に行うことがポイントです。
2-2. 動線を考慮して配置する
家具の置き場所を決める際は、動線を考慮することも重要です。その空間だけなら問題ない配置でも、隣の部屋へ移動したいときに邪魔になってしまう可能性もあります。
特にテーブルやソファの位置には気を配り、動線を邪魔しない配置を検討しましょう。大きめの家具は壁側に寄せると、通路を遮ることもなくなります。
2-3. 全体のバランスを確認する
インテリアのレイアウトは、全体のバランスを確認しながら行っていくことも重要です。その空間だけの印象で決めてしまうと、別の部屋とのバランスが取れなくなってしまいます。
色や柄の影響は強いため、家全体のテーマを決めてコーディネートしていきましょう。部分的に色や柄・素材を合わせるのもおすすめです。
2-4. 視線を妨げないようにレイアウトする
視線を妨げるような高さの家具を置かないことも、家具レイアウトを成功させるポイントでしょう。高さのある収納棚などを置いてしまうと、室内が狭く感じてしまいます。
1LDKはゆとりのある一人暮らしができることがメリットとなっているため、その魅力を活かすレイアウトを心掛けましょう。
2-5. 配色のバランスも重要
1LDKのレイアウトでは、配色バランスも大切です。インテリアコーディネートにおける最適な配色バランスは、ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%となっています。
これらの比率を守ることで、おしゃれで高級感のあるインテリアが実現するでしょう。
3. 女性の一人暮らしで取り入れたいインテリアスタイル
最後に、女性の一人暮らしにおすすめのインテリアスタイルをご紹介します。それぞれの魅力を最大限活かし、快適な空間を演出してみましょう。
3-1. カフェ風スタイル
まず、初めにご紹介するのが「カフェ風スタイル」です。カフェのような落ち着いた雰囲気が特徴で、木目調や白を基調としたデザインでまとめます。
テーブルやイス・収納棚などは敢えてシンプルにした方が上手にコーディネートできるでしょう。観葉植物や間接照明も適所に使うとおしゃれに演出できます。
3-2. カントリースタイル
明るい「カントリースタイル」も女性の一人暮らしに人気があります。家具は木目調のデザインでまとめるため、ソファに置くクッションなどでアクセントを付けてあげましょう。
少し派手な柄であっても、全体が落ち着いた印象であるため、自然に馴染むはずです。食器や雑貨にもこだわってみると、おしゃれな雰囲気がつくれます。
3-3. 和モダンスタイル
和風とモダンを掛け合わせた「和モダンスタイル」もおすすめです。日本の伝統文様である麻の葉や矢羽根・亀甲などの柄を使うと、落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。
テーブルやイスなどの大きな家具をシンプルなモダンデザインにしておくと、上手にコーディネートできます。全体のバランスを考えながら、レイアウトしていきましょう。
3-4. 北欧スタイル
自然な印象が強い「北欧スタイル」もおすすめしたいインテリアスタイルです。デザインにも遊び心があるため、明るい華やかな空間が演出できます。
家具はシンプルなもので統一し、カーテンやクッション・ラグなどファブリックの柄にこだわってみましょう。淡い色でまとめると、ふんわりとした雰囲気を楽しめます。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、女性の一人暮らしで試したい1LDKの家具レイアウトやインテリアスタイルをご紹介してきました。1LDKの間取りは一人暮らしには余裕があるため、開放的な空間をつくりやすいでしょう。
全体のバランスを考えながら、おしゃれな空間を演出してみてください。どんな使い方をしたいか、どんな雰囲気をつくりたいか明確だとコーディネートしやすいでしょう。