キッチンにペンダントライトはおすすめ?よくある失敗や選び方とは?

インテリア
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キッチンのデザイン性を良くしようとペンダントライトを設置する家庭も多いでしょう。

おしゃれなイメージのペンダントですが、よく考えて選ばないと失敗してしまいます。ペンダントライトは一度設置してしまうと、気軽に交換できないため慎重に選ぶ必要があるでしょう。

そこで今回は、キッチンのペンダントライトでよくある失敗やおすすめの選び方などを解説していきます。自宅にペンダントライトを導入予定の方はぜひ参考にしてみてください。

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1. キッチンのペンダントライトでよくある失敗

まずは、ペンダントライトの設置でよくある失敗について見ていきましょう。

キッチンにペンダントライトを設置する際は、以下の失敗事例を考慮して製品を選んでいくことをおすすめします。

1-1. 照明のバランスが悪い

ペンダントライトはコードやチェーンなどで吊るすため、取り付け位置が悪いと不恰好な印象になってしまいます。設置の際は照明の個数や間隔をしっかりと計画し、まとまりのある空間を演出してみましょう。

キッチンの照明はリビングやダイニングの印象にも繋がるため、こだわって設計することが重要です。

1-2. 手元が暗い

ペンダントライトのよくある失敗として「手元が暗い」ことも挙げられます。明るさや取り付け位置が悪ければ、作業効率も下がるため入念な計画が必要です。

ペンダントライトは1灯で照らせる範囲が限られてくるため、キッチンでの作業を想像しながらどのくらいの明るさが必要か事前に把握しておきましょう。

1-3. 子どもが触りやすい

ペンダントライトは天井に設置する照明の中でも比較的低い位置にあるため、小さなお子さんがいる場合には気を付けなければなりません。

特に近くにダイニングテーブルなどがある場合はよじ登って遊んでしまう可能性があるため、家具の位置も考慮しながら照明計画を立てるようにしましょう。

1-4. ホコリが溜まる

ペンダントライトは天井から吊り下げるため、ホコリが溜まりやすい照明でもあります。清潔な状態を保つには、こまめなお手入れが必要です。普段のお掃除と合わせてペンダントライトの掃除も行なっておきましょう。

メンテナンスを怠ってしまうと、大量のホコリがシェードに溜まってしまうため、喘息や肌荒れなど身体に悪影響を及ぼします。

1-5. 風で揺れる

ペンダントライトはちょっとした風で揺れてしまうこともデメリットです。エアコンの位置によっては、風が当たり上に溜まっているホコリなどが落ちてくる場合もあります。キッチンやダイニングが清潔に保てなくなってしまうため、定期的なお手入れを心掛けましょう。

特に軽い素材のものは振り子のように触れるため、怪我をする恐れもあります。背の高い家族がいる場合には注意が必要です。

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2. キッチンのペンダントライトはどう選ぶ?

キッチンにペンダントライトを設置する際は、以下の点に注意して商品を選ぶことをおすすめします。

設置後に失敗したと後悔することがないように慎重に選ぶようにしましょう。

2-1. 取り付け位置に注意する

キッチンでペンダントライトを使用するなら取り付け位置に注意する必要があります。

手元が暗くならなうように作業スペースを考えて照明を設置しましょう。立つ位置よりも少し前にライトがあると、手元に影ができる心配もありません。ライトの間隔は照明の個数によって異なりますが、2灯の場合は50cm程度を目安にすると良いでしょう。

2-2. 同じ素材で統一する

ペンダントライトを複数設置する場合は、素材を統一することをおすすめします。同じデザインで揃えることによって、よりおしゃれなキッチンを演出できるでしょう。

リビングやダイニングの雰囲気を考慮しながらデザインを選ぶことも忘れないでください。お部屋全体のイメージを大切にしましょう。

2-3. 電球の色味に気を付ける

キッチンに設置するペンダントライトは電球の色にも注目する必要があります。リビングやダイニングに合わせて電球の色味を決めてしまうと、キッチンで作業する際に見えづらくなってしまう可能性があるでしょう。

料理も美味しく見えなくなってしまうため、キッチンの照明では電球色を使わないことをおすすめします。シーンに合わせて明るさを調節できるものも良いでしょう。

2-4. デザインにこだわる

よりおしゃれなキッチンをつくりたいなら、ペンダントライトのデザインにもこだわりましょう。

その際に気を付けていただきたいのが、LDK全体の雰囲気を考慮しながらコーディネートしていくことです。また、キッチンでの作業内容や動線も考えながら選んでいくと、使いやすいキッチンを実現できます。

2-5. 汚れを考慮して機能を選ぶ

キッチンは他のお部屋よりも水や油汚れが付きます。そのため、照明器具が汚れることも多く、事前に対策が必要です。キッチンにペンダントライトを設置するなら、掃除しやすいように自動でオンオフができるものを選ぶと良いでしょう。

他にも汚れにくい素材の照明もあるため、予算と照らし合わせながら選んでいくことをおすすめします。

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3. キッチンにペンダントライトを設置する際のコツ

キッチンにペンダントライトを設置するときは、どのようなことに気を付けたら良いでしょうか。

以下では、実際にペンダントライトをコーディネートする際のコツについてご紹介します。

3-1. 広さに合った個数を選ぶ

ペンダントライトの個数は照明の大きさとキッチンの広さに合わせて検討してみましょう。狭いキッチンであれば、作業スペースが限られているため、1灯でも問題ありません。

しかし、アイランドキッチンなど比較的広いスペースが必要な場合は、動線に合わせて複数照明を設置する必要があるでしょう。

3-2. 作業しやすい高さに設定する

キッチンにペンダントライトを吊るす際は作業しやすい高さに設置することをおすすめします。ライトが低過ぎると光が眩しく作業に集中できないことも。逆に高過ぎると明るさが足りない場合もあるため、適切な高さを検討することが大切です。

キッチンのペンダントライトは床から160cm〜170cmほどの位置、カウンターから60cm〜80cmほどの位置がちょうど良い高さといわれています。

3-3. 目的に合わせた吊し方を考える

ペンダントライトの吊し方にはいくつか方法があるため、目的に合わせて選んでいく必要があります。複数設置する場合はダクトレールを使用し、単灯なら引っ掛けシーリングがおすすめです。

また、フラットシーリングカバーを使用するとスッキリとした見た目がつくれます。つくりたいキッチンのイメージに合わせて検討してみましょう。

3-4. 家全体のバランスを考慮する

キッチンの照明を設置する際は、家全体のバランスを見ることも重要です。統一性を持たせながらコーディネートしていかないと、チグハグなイメージになりやすいため注意しましょう。

他のスペースとの相性を考えながら、お気に入りの空間をつくってみてください。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、キッチンのペンダントライトについてよくある失敗やおすすめの選び方・設置時のコツをご紹介しました。

ペンダントライトはおしゃれな雰囲気をつくりやすい照明器具ですが、選び方を間違えてしまうと、キッチンが暗くなってしまったりすぐに汚れてしまったりします。事前に改善策を取って、快適なキッチンをつくりましょう。