道路に面したリビングの目隠し方法は?それぞれの特徴をご紹介!

インテリア
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立地や建物の向きの関係で、リビングが隣の住宅や道路から見えてしまうケースもあるでしょう。家族がより良い環境で過ごすためにも、そのようなケースでは目隠しを検討している方も多いはずです。

そこで今回は、道路に面したリビングを目隠しした方が良い理由やその方法、注意点などをご紹介します。

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1. 道路に面したリビングは目隠しした方が良い理由

気に入った内装でも住んでみると、外からの視線が気になってしまい生活に支障をきたしてしまう場合があります。特に大通りに面した住宅は騒音が気になるため、事前に対策が必要です。

リビングを目隠しすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。以下では、代表的な4つの利点をご紹介していきます。

1-1. 外からの視線が気にならない

道路に面したリビングを目隠しする最大のメリットは、外部からの視線を遮断できる点です。昼夜問わず、視線が気にならないためゆったりとした生活が送れることでしょう。

特に小さなお子さんがいる場合は外からの視線が気になり、ストレスが溜まってしまう場合もあります。家族で安心して暮らせるように、外部からの視線や騒音はしっかりと遮断しましょう。

1-2. プライバシーを確保できる

リビングを目隠しすることはプライバシーを確保することにもつながります。外部のことを気にせず、自分らしい生活ができるためより生活が充実することでしょう。

カーテンなどでリビングを隠せば、視線を気にせず、昼前にテレビを見たりゲームをしたりできます。趣味を充実させるきっかけにもなりますね。

1-3. 犯罪の危険性を減らせる

道路からリビングが見えている状態は、空き巣など犯罪の危険性も高まります。プライベート空間をしっかりと隠し、安全に暮らせる環境を整えましょう。

そのためにも、ライフスタイルに合った窓装飾を選ぶようにしてください。窓装飾にはカーテンやブラインドなどさまざまな種類があります。

1-4. 周りを気にせずくつろげる

リビングが道路に面している場合は、外に生活音が響く恐れもあります。視線や騒音トラブルは外部からだけでなく室内からもあり得るため、入念な対策が必要です。

特に赤ちゃんやペットがいる家庭は、周囲に気を遣うことなく落ち着いて暮らせるようにカーテンの種類を工夫する必要があります。

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2. 道路に面したリビングを目隠しする方法

ここからは、道路に面したリビングの目隠し方法について解説していきます。以下でご紹介する5つの方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、事前に確認しておきましょう。

2-1. 外付けブラインドを設置する

光や風を取り込みながら視線だけを遮断したい場合は、外付けブラインドの設置がおすすめです。コンパクトでシンプルなデザインが多いため、見た目もスッキリとした印象にまとめることができます。

目隠しだけでなく、夏の暑い日差しを遮ってくれる効果も期待できるため室内も快適に保てるでしょう。冷暖房効果も上がり、光熱費の削減にもなります。

2-2. レースカーテンを取り付ける

室内から目隠ししたい場合はレースカーテンを設置すると良いでしょう。レースカーテンの機能にはさまざまなものがありますが、特におすすめなのはミラーレースカーテンや遮像レースカーテンなどです。

ただ、これらのレースカーテンは一般的なものより厚手な場合が多く、費用が高くなる傾向にあります。

2-3. フェンスと庭木を組み合わせる

リビング側に庭がある場合はフェンスを設置することをおすすめします。フェンスでリビングを目隠しできれば、窓を開けてのびのび過ごすことも可能です。

フェンスの背が低い場合は、庭木などを活用して目隠し効果を高めましょう。このようなケースでは、庭をアウトドアリビングにすることも可能で、住宅の使い道が広がります。

2-4. カーポートを付ける

リビングの前にカーポートを設置して目隠しと防犯を兼ねる対策もおすすめです。プライベート空間をしっかりと確保できるため、より快適な暮らしが送れるでしょう。

また、テラスに屋根を設置するのも一つの方法です。庭に屋根があることで、洗濯物も干しやすくなるため、空間を有効活用できます。

2-5. ウッドデッキを後付けする

リビングの前にウッドデッキとフェンスを取り付けるのも良いでしょう。高い塀で建物全体を囲うのとは違い、限られた個所だけに取り付けるため圧迫感が出ません。

外部からの視線を程よくカットできるため、洗濯物を干したりくつろいだりして有意義な時間を過ごすことができます。

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3. 道路に面したリビングを目隠しする際の注意点

最後に、リビングの目隠しをする際に押さえていただきたい注意点をご紹介していきます。以下の5つのポイントを押さえておけば、リビングの目隠しで失敗することも少なくなるでしょう。

3-1. 大人の目線を防ぐ高さがあるか確認する

リビングの目隠しをフェンスで行う場合は、大人の目線が防げる高さに設定するのが一般的です。2mほどあれば大体の視線は遮れますが、あまりにも高いフェンスは圧迫感が出てしまいます。

耐風性やコストの不安を残す原因ともなり得るため、過剰な目隠しは避けた方が良いでしょう。

3-2. 幅は角度を変えて必要なサイズを検討する

目隠しを設置する際は、正面だけでなく左右など他の角度からの視線を感じるかチェックする必要があります。

ただ、プライバシーを気にするあまりに、フェンスを四方八方に敷き詰めるのは良くありません。庭木を使用したりフェンスの高さを変えたりしながら空間の余白を大切にしましょう。

3-3. 道路との間隔も意識する

目隠しを設置するなら、道路との間隔も意識しなければなりません。地面に柱を埋め込んでフェンスを設置するケースでは、地面とフェンスの隙間にゴミが溜まってしまうこともあります。

状況に合わせて、ブロック積工事など施工方法も検討してみましょう。道路に面している部分が多いほど目隠しを施す箇所も多くなるため、その分、費用は高くなります。

3-4. 目隠しだけでなく他の部分も考慮して計画する

リビングの目隠しを考える上で、インテリア性を考えることも重要です。目隠しだけで考えてしまうと、リビング周辺が殺風景な印象になってしまう可能性もあります。

居心地の良い空間にしていくためにも、全体の雰囲気を考慮しながらデザインしていくことが大切です。

3-5. 隠し過ぎは逆効果

隠し過ぎるフェンスは逆に空き巣に狙われます。過度な目隠しは犯罪に巻き込まれる可能性があるため、フェンスなどは程良く隙間を空けて設置しましょう。

全体のバランスを意識しながら、落ち着く空間をつくってみてください。そのためにも、どんなところに問題点があるのか洗い出しを行うことが重要です。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、道路に面したリビングの目隠し方法についてご紹介しました。道路に面しているリビングはプライバシーを確保しにくく落ち着いて生活できません。

外付けブラインドやレースカーテン、フェンスなどで目隠しして、快適な生活を手に入れましょう。目隠しを設置する際は、建物全体のバランスが大切です。

隠し過ぎないようにある程度の余白は残しておきましょう。