ダイニングテーブルなしの魅力とは?注意点とあわせてご紹介!

インテリア
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ダイニングテーブルは食事をしたりちょっとした作業をしたりとさまざまな場面で役立ちますが、大きさによっては場所を取るため圧迫感を感じてしまう場合もあります。

生活必需品として購入したけれど、あまり使っていないという方もいるのではないでしょうか。そんな方は思い切って、ダイニングテーブルなしの生活を送ってみましょう。

今回はダイニングテーブルなし生活のメリット・デメリットとともに、代用家具についてもご紹介していきます。

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1. ダイニングテーブルなしのメリット

ダイニングテーブルを自宅に置かないメリットにはどのようなものがあるでしょうか。自身のライフスタイルと照らし合わせて考えてみてください。

ここでは、代表的なメリットを5つご紹介します。

1-1. スペースが広くなる

まず、ダイニングテーブルがなくなることでその分、スペースを広げることが可能です。狭いLDKでも広々と使えるため、ラグを敷いてくつろぐこともできるでしょう。

また、スペースが広がることで生活動線も確保され、スムーズな動きが可能です。家族が多くても、ストレスなく家の中を行き来できます。

1-2. コストが抑えられる

2つ目のメリットとして費用が浮くことが挙げられます。初めからテーブルを購入しないため、他のインテリアや家具家電にお金を費やせるでしょう。

その分、一つ一つのアイテムにこだわりを持つことができ、結果的に理想の空間がつくれます。ダイニングテーブルが自分の生活に必要かどうかよく考えてみましょう。

1-3. お手入れが楽になる

ダイニングテーブルがない空間は掃除の手間も省けます。テーブルがあると、椅子を引いたり戻したりと時間が掛かるためストレスにもなりやすいでしょう。

置いている家具が少なければ、家具を動かす手間も省けるため他のことに時間を割けます。より充実した暮らしを送るためにもダイニングテーブルなしの生活を検討してみましょう。

1-4. 食事後すぐにくつろげる

リビングテーブルで食事をすれば、食事後にそのままくつろぐことが可能です。ラグやソファ、座椅子などでゆっくりできるため、食後の時間を有意義に過ごしたい方におすすめです。

ただ、リビングテーブルは床に食べ物をこぼしたりすぐシミができたりとデメリットもあります。それぞれのライフスタイルを考慮して考えていきましょう。

1-5. 小さなお子さんと食事しやすい

ダイニングテーブルなしのメリットの最後は、小さなお子さんと食事しやすいことです。

ダイニングテーブルでは高さのあるベビーチェアを使わなければなりませんが、リビングに低めのテーブルを配置すればその心配もありません。

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2. ダイニングテーブルなしのデメリット

続いて、ダイニングテーブルなし生活のデメリットを見ていきましょう。デメリットは工夫次第で気にならない場合もあるため、事前に改善策を知っておくことをおすすめします。

2-1. 来客時に対応しづらい

来客との親しさによっては、リビングの床やソファに座ってもらうことに抵抗を覚える場面もあるでしょう。

リビングテーブルはダイニングテーブルよりかはカジュアルな印象になってしまうため、条件によってはデメリットに感じることもあります。そのような場合は、座布団を用意するなど工夫しましょう。

2-2. リビングに物が増える

ダイニングテーブルがないと、リビングテーブルに物を置いてしまうためごちゃついた印象になってしまう場合があります。

特にリモンや勉強道具、お子さんの遊び道具などはそのままになりやすいため、片付けの習慣をつけるようにしましょう。テーブルがない代わりに収納スペースを増やすなど対策してみることをおすすめします。

2-3. すぐに移動しづらい

床座は座る・立つの動作が億劫になりやすく、すぐに移動できないデメリットがあります。食事の配膳や片付けも高さのあるダイニングテーブルの方がスムーズです。

特に高齢者の方は腰や足を痛めやすいため、ソファを導入するなどの対策をしなければなりません。身体に負担のない家具家電を取り入れてみましょう。

2-4. 子どもがテーブルに乗る

低いテーブルをリビングに置く場合は子どもがテーブルの上に乗ってしまうこともあります。つかまり立ちをしてしまうと食事などを置けないため、近くにおもちゃを置いたり食事中にテレビをつけたりしないようにしましょう。

ただ、高さが低いテーブルは子どもの転倒リスクを防止できるため安心です。

2-5. 長時間座れない

床座は長時間座れないこともデメリットです。椅子がない状態で長時間同じ体勢をしていると身体が疲れてきてしまうため、勉強や仕事に集中できません。

リビングで勉強や仕事をしている場合は、ワークスペースを設けるなど対策が必要です。状況に合わせて、ダイニングテーブルの必要性を考えましょう。

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3. ダイニングテーブルなしにした場合に代わりに置く家具とは

最後に一般的なダイニングテーブルを置かない場合の代用家具についてご紹介します。ダイニングテーブルをなくすことでスペースが空きますが、そこにはどんな家具を置いたら良いでしょうか。

おすすめ家具の特徴を見ていきましょう。

3-1. 大きめのソファ

1つ目にご紹介するのは大きめのソファです。一般的にダイニングテーブルは椅子を並べますが、そこをソファに替えることで空間を広げることができます。

リビングテーブルに比べて、パソコン作業もしやすいため在宅ワークの方にもおすすめです。椅子をたくさん並べるより掃除の手間も省けるため、お部屋の広さに合わせてサイズを検討してみましょう。

3-2. ローテーブル

2つ目にご紹介するのはローテーブルです。床座が基本となりますが、家具面積を最小限に抑えられるため、開放的な空間がつくりやすいでしょう。

デメリットとしては食事の配膳や片付けに手間が掛かる点ですが、それらの問題は堀ごだつ風にすれば多少改善されるはずです。床構造を考慮して検討してみましょう。

※ 参考記事: 「ローテーブルのメリットとは?食事利用の注意点もご紹介!

3-3. カウンターチェア

ダイニングが狭い場合はキッチンのカウンターを利用して食事をしましょう。カウンターチェアを導入すればおしゃれな食事スペースをつくることができます。

リビングの広さも確保できるため、より快適な暮らしができるでしょう。カウンターに食事スペースをつくれば、配膳や片付けもスムーズに行えます。

3-4. シェルフ

ダイニングテーブルがなければその分、他の家具を置くスペースも増えます。ダイニングテーブルの代わりとして、シェルフなどの収納を置く方も多いでしょう。

リビングは何かと物が溢れがちです。収納スペースを多めに確保して、スッキリとした空間が保てるように工夫しましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ダイニングテーブルがない生活のメリットとデメリットをご紹介してきました。ダイニングテーブルはスペースを取る家具であるため、置かない選択をすることで開放的な空間がつくれる他、お手入れも楽になります。

ただその反面、おもてなしがしづらかったり移動しづらかったりとデメリットもあります。それぞれのライフスタイルに合わせて、取り入れるかどうか判断しましょう。

ダイニングテーブルの代わりとして、ローテーブルやカウンターチェアを導入することもあります。