リビングにダクトレールを設置するなら!よくある失敗や選び方を解説!

インテリア
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おしゃれなリビングを演出できるダクトレールですが、状況によっては印象を悪くしてしまう場合もあります。リビングの照明はなかなか簡単に変えられるものでもないため、商品を選ぶときは慎重に決めたいものです。

そこで今回は、リビングのダクトレールでよくある失敗や賢い選び方・取り付ける際の注意点をご紹介していきます。住宅の新築やリフォームなどでリビングにダクトレールを設置予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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1. リビングのダクトレールでよくある失敗

リビングのダクトレールは上手に設置できれば、室内のデザイン性を高められます。しかし、ポイントを押さえていないと、失敗してしまうケースもあるでしょう。

特にダクトレールの高さや本数・色・位置・光量には注意する必要があります。以下で、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

1-1. 位置が悪い

ダクトレールは家具や家電との位置が重要です。例えば、テーブルやソファの位置から照明がズレていると、暗い印象を与えてしまいます。

食事をする際やリビングでくつろぐ際に不便さを感じてしまうため、ダクトレールの位置を決めるときはインテリアの配置も考慮するようにしましょう。

1-2. 本数が足りない

ダクトレールの失敗として、本数が足りないことも挙げられます。広いリビングの場合、ダクトレールの本数を工夫しないと明るさが足りません。また、逆にダクトレールを付けすぎても存在感が出るため、窮屈さを感じてしまいます。

ダクトレールの設置を検討しているなら、設置後のイメージを明確に思い描いておきましょう。

1-3. 色が合わない

リビング全体の雰囲気を考えずに、ダクトレール単体の色で選んでしまうと失敗してしまう可能性があります。リビングのアクセントとして選んだつもりが、悪目立ちしてしまったという失敗も多く注意が必要です。

レールの色を決める際は、リビング全体の配色バランスを考慮することをおすすめします。

1-4. 模様替えしにくい

先程、ダクトレールはテーブルやソファの位置を考慮して位置を決めるのが良いといいましたが、合わせ過ぎてしまうと家具を移動しづらくなってしまうデメリットがあります。

リビングを模様替えする予定がある場合は、そのことも考えながらダクトレールを設置しましょう。広範囲に広げられる商品もおすすめです。

1-5. 眩しい

一般的にダクトレールは高い位置に設置しますが、天井が低い場合は照明との距離が近くなるため注意しなければなりません。場合によっては、眩しいと感じてしまうかもしれません。

また、ダクトレールは存在感のある照明器具で、テレビに集中できないなど生活に支障をきたす場合もあります。

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2. 失敗しないリビングダクトレールの選び方

ここからは、リビングに設置するダクトレールの選び方をご紹介していきます。購入後に失敗したと後悔することがないように、知識を付けておきましょう。

2-1. 種類を知る

ダクトレールには、直付けタイプ・埋め込みタイプ・引っ掛けシーリングタイプの3種類があります。それぞれ取り付け後の見た目が異なるため、つくりたい雰囲気に合わせて選んでみましょう。

まず、直付けタイプは天井にネジを取り付けるタイプで、好きな場所に設置できます。埋め込みタイプは天井とレールに境目がないフラットなタイプで、スッキリとした印象です。引っ掛けシーリングタイプは電気工事の必要がないため、賃貸物件でも気軽に取り付けられます。

2-2. 照明の色を合わせる

おしゃれな雰囲気のリビングをつくるためには、ダクトレールに設置する照明も重要です。ダクトレールに設置できる照明はペンダントライト・スポットライト・シーリングライトの3種類で、それぞれ印象が異なります。

デザイン性を高める方法として、レールと照明の色を合わせるのが有効です。統一感を持たせると、高級感溢れる空間が演出できるでしょう。

2-3. 部屋のテイストを考慮する

ダクトレールをリビングに設置する際は、リビング全体のテイストも考慮することをおすすめします。ナチュラルな雰囲気なら北欧デザインの照明、モダンな雰囲気ならスタイリッシュな照明を取り入れると良いでしょう。

つくりたいリビングのイメージをしっかりと固め、理想のインテリアをコーディネートしてみてください。

2-4. 設置場所から選ぶ

ダクトレールの長さは設置する場所によってさまざまです。商品も1mほどの短いものから3m以上の長いものまであるため、それぞれの用途に合わせて設置してみましょう。

工事が必要な簡易ダクトレールなら、延長部品が付いているものもあります。リビングのどこに設置するか全体のバランスを見ながら検討していきましょう。

2-5. デザインを重視する

ダクトレールを選ぶ際は機能だけでなくデザインも重要です。リビング全体に馴染ませるのか、アクセントとして目立たせるのかでも選び方は変わってきます。

ダクトレールの設置でリビングをどう変えたいのかしっかり考えるようにしましょう。選ぶカラーによっては雰囲気を台無しにしてしまう可能性もあるため、全体を考えることが重要です。

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3. リビングのダクトレールを取り付ける際の注意点

最後に、リビングにダクトレールを設置する際の注意点をご紹介していきます。以下はダクトレールのデメリットでもあるため、しっかりと確認しておきましょう。

3-1. 最大ワット数を確認する

ダクトレールは商品によって、1本に設置できるワット数が決められています。最大ワット数を超えてしまうと、故障や火災の原因となるため、設置前に最大ワット数を確認するようにしましょう。

それを踏まえて、照明の種類を検討することをおすすめします。

3-2. 耐荷重を把握する

ダクトレールをリビングに設置する際は、最大ワット数と合わせて耐荷重もチェックしましょう。何も考えずに照明を設置してしまうと、使用している途中で落下してしまう可能性もあります。

怪我や事故のリスクが高まるため、利用前に確認することを忘れないようにしましょう。

3-3. 掃除の手間が増える

ダクトレール照明は掃除の手間が増えることがデメリットです。複雑な形をしている上に照明の数が増えるため、お手入れの箇所もたくさんあります。

ダクトレール照明をリビングに取り入れる際は、メンテナンス性も考慮することが大切です。少ない労力で利用できるように対策していきましょう。

3-4. デザインが限られる場合もある

ダクトレールのカラーバリエーションは、主に白と黒の2種類です。デザインもシンプルなものが多いため、選ぶ商品によっては物足りなさを感じてしまうでしょう。

そのような場合は、設置する照明を工夫することをおすすめします。シェードや柄などにこだわると良いでしょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、リビングのダクトレールでよくある失敗をご紹介しました。ダクトレールの位置や本数を間違えてしまうと、リビングの印象を悪くしてしまうため、全体のバランスを考慮したコーディネートが大切です。

用途や間取りに合わせて、適切な場所に設置することをおすすめします。また、設置する際には、最大ワット数や耐荷重の確認を忘れないようにしましょう。

FLIE magazine 編集部

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