シンプルで洗練された雰囲気がつくれるモノトーンインテリアですが、上手にコーディネートするにはどのようなポイントに注意しなら良いのでしょうか。
モノトーンインテリアはさまざまな住宅で取り入れられているため、自宅のインテリアとしてコーディネートしてみたいと思っている方も多いのではずです。
今回はそんなモノトーンインテリアの魅力やおすすめのアイテムをご紹介します。自宅をおしゃれにしたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
1. モノトーンインテリアの魅力
モノトーンインテリアのつくり方をご紹介する前に、まずはモノトーンインテリアの魅力を知っておきましょう。モノトーンインテリアには以下のようなメリットがあります。お気に入りの空間になるようにニーズに合わせて取り入れていきましょう。
1-1. 生活感が出にくい
モノトーンインテリアは気になる生活感を隠すことができます。
インテリアの邪魔になるようなゴミ箱や収納ケースなどもモノトーンで合わせれば、他のインテリアを邪魔することもありません。生活感が抑えられるため、より清潔感のある洗練された空間を目指すことができるでしょう。
1-2. 統一感がある
モノトーンインテリアは配色もモノトーンをベースに考えます。そのため、空間に統一感が生まれ、よりおしゃれな空間になるでしょう。
インテリアや家具を選ぶ際はある程度、色味が決まっていないとごちゃごちゃした雰囲気になってしまいがちです。全体的にバランスの取れた空間にするためにも、家具や雑貨、ファブリックを選ぶ際は色味や素材を統一することをお勧めします。
1-3. あらゆるスタイルに合わせやすい
モノトーンインテリアはシンプルな配色であるため、あらゆるスタイルと相性が良く、お好きな雰囲気をつくれます。モノトーンをベースにナチュラルな雰囲気からエレガントな雰囲気までコーディネートできるため、模様替えしやすいスタイルだといえるでしょう。
トレンドに合わせてアイテムを買い替えるなど流行を追った暮らしができるのも魅力の一つです。
1-4. 空間がスッキリして見える
ホワイトやブラック、グレーなどのモノトーンは空間をスッキリ見せてくれる効果もあります。片付けたはずなのにごちゃついたイメージを感じてしまうのは、部屋の色数が多いことが原因です。
シンプルな色味で綺麗な空間を目指しましょう。色数を抑えたスタイルであるため、初心者でもおしゃれにコーディネートできます。
2. モノトーンインテリアのつくり方
インテリア選びで失敗しないためにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。モノトーンインテリアを自宅に取り入れる際に知っておきたい注意点をご紹介します。
2-1. ホワイトを多めに配色する
モノトーンインテリアで難しいのはホワイトとブラックの配分です。
ブラックが多いと重たい印象になってしまうため、なるべくホワイトを多めに取り入れるようにしましょう。ホワイトをベースにアクセントとしてブラックを使うくらいの気持ちでいることをおすすめします。
特に面積が大きいカーテンやテーブルなどの色味には注意しましょう。
2-2. グレーのバランスも考える
モノトーンインテリアではグレーの割合も重要です。
ホワイトとブラックだけの配色では無機質な印象になりやすいため、柔らかい雰囲気を出すためにもグレーを随所に使用しましょう。ホワイトだと明る過ぎる場合は明るめのグレーを使って、全体のバランスを整えてみてください。
2-3. 温かみのある素材を取り入れる
モノトーン配色でまとめ過ぎてしまうと、冷たい印象を与えてしまう場合もあります。そのような場合はファーやニットなどの温かみのある素材を取り入れてみましょう。
温かい素材があることで空間の雰囲気も柔らかくなり、落ち着いた印象になるはずです。夏には、ラタンやリネンなど少し軽めの素材を取り入れてみましょう。
2-4. 異素材をミックスさせる
モノトーンインテリアでは異素材を組み合わせてコーディネートするのもポイントです。木やアイアン、布などインテリアにはさまざまな素材があるため、全体のバランスを見ながら調整していきましょう。
その際、テーマとなる大まかな雰囲気は決めておくことをおすすめします。モノトーン×ナチュラルやモノトーン×シンプルなどつくりたい雰囲気を具体化させてみましょう。
2-5. 柄にこだわる
同じモノトーンインテリアであっても取り入れる柄が違えば、印象も大きく変化します。
特にカーテンやクッション、ラグなどのファブリックは柄を取り入れやすいため、お好きなデザインを選んでみましょう。ファブリックの柄を変えればお部屋全体のイメージも変化するため、低コストで模様替えができます。
3. モノトーンインテリアに取り入れたいアイテム
ここからはモノトーンインテリアをつくる際に取り入れたいアイテムについてご紹介します。それぞれの特徴を理解し、お気に入りのものを取り入れてみましょう。
3-1. 大理石のテーブル
大理石はモノトーンインテリアでよく取り入れられる素材です。高級感があるため、清潔な空間をつくりやすいでしょう。テーブルに大理石を使用することで、大人っぽい雰囲気がつくれます。
大きめのソファと合わせて開放的な空間を演出してみましょう。テーブルの上に花を生けるなど装飾にもこだわるとよりおしゃれな雰囲気になります。
3-2. 合皮素材のローソファ
圧迫感のないローソファであればブラックを選んでも窮屈さを感じることは少ないでしょう。
上品な印象になるように素材は合皮を選ぶことをおすすめします。水と汚れにも強いため、お手入れも簡単に行えるはずです。お子さんがいても安心して高級感のあるソファを導入できますね。
3-3. タイル風のクッションフロア
モノトーンインテリアはホワイトをベースにするため、床の色が邪魔になってしまう場合もあります。
床の色がブラウン系だった場合はクッションフロアなどを敷いて雰囲気を統一させましょう。特にタイルの模様が描かれているクッションフロアはモノトーンの空間によく馴染み、スタイリッシュな印象を与えてくれます。細かいデザインにも注目してみましょう。
3-4. ウォールステッカー
お部屋のアクセントとして使えるウォールステッカーもおすすめのアイテムです。ウォールステッカーをモノトーンインテリアで取り入れる際は、色味にもこだわりましょう。
全体の雰囲気と統一させたい場合はブラックのウォールステッカーを使用して、影絵のような演出をすることをおすすめします。デザインや貼る場所にもこだわり、特別な空間をつくりましょう。
3-5. ファブリックパネル
ファブリックパネルは低コストでおしゃれな雰囲気がつくれるアイテムです。ファブリックパネルをリビングや寝室の壁に飾ることで、生活感も出なくなります。
サイズや貼る場所は家具の位置を考慮しながら決めると良いでしょう。壁に掛けられない場合は、床や棚の上に置くだけでも印象が大きく変わります。
※ ファブリックパネルの詳細については、「ファブリックパネルの魅力とは?飾り方や選び方のコツをご紹介!」をご覧ください。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、モノトーンインテリアについてご紹介しました。
モノトーンインテリアはシンプルで落ち着いた雰囲気をつくりやすく、合わせるアイテムによってさまざまな雰囲気に変化します。満足できる空間にするためにも、全体のイメージを明確にしてからインテリアを選ぶようにしましょう。