ピクチャーレールは天井や壁に設置するレールのことを指し、絵や写真、洋服を掛けるなどさまざまな使い方ができます。賃貸物件でも見かけることが多く、生活の質を上げるアイテムとして注目を集めています。
そんなピクチャーレールはサイズや種類も豊富です。具体的にどのような使い方ができるでしょうか。アイデアやピクチャーレールの賢い選び方を解説していきます。
1. ピクチャーレールの使い方
まず、ピクチャーレールの使い方のアイデアを見ていきましょう。おすすめの使い方を以下で5つご紹介していきます。ご自身のスタイルに合わせて、アレンジしてみましょう。
1-1. 作品を飾る
ピクチャーレールの使い方の代表例として作品を飾る方法が挙げられます。絵画や写真などお気に入りのものを飾りましょう。ワイヤーで吊るしても良いし、フックに作品を掛けても素敵です。ギャラリーのような非日常空間をつくることもできますよ。照明などにこだわってみても良いかもしれません。
1-2. 衣類を掛ける
ピクチャーレールに衣類を掛ける使い方もあらゆるところで実践されています。ピクチャーレールにはフックが付いているため、ハンガーをそのまま掛けることが可能です。洋服の他にもカバンや帽子、アクセサリーなど日常生活で使う頻度が高いアイテムを使いやすい位置に置いておけます。
1-3. 本棚にする
ピクチャーレールに棚を取り付ければ、本棚にすることも可能です。お気に入りの雑誌や本を置いておきましょう。書斎にピクチャーレールがあれば、必要な書物もすぐに取り出せるため、勉強や仕事も捗るはずですよ。ピクチャーレールを設置する位置もよく考えて取り付けましょう。
1-4. ドライフラワーを吊るす
ピクチャーレールにドライフラワーを吊るす方法もよく行われています。飾りながらドライフラワーを作ることもできるため、趣味など暮らしがより充実するでしょう。フェイクグリーンなどを活用してお気に入りのスペースを作ってみてくださいね。
※ 参考記事: 「ドライフラワーを自宅に飾るなら!おすすめの種類や作り方を解説!」
1-5. ディスプレイを作る
植物や雑貨など小物をたくさん集めて、ピクチャーレールでディスプレイを作るのもおすすめの方法です。お部屋全体のバランスを意識しながらおしゃれな空間を作りましょう。目的をはっきりさせるとインテリアコーディネートもスムーズにいきますよ。
2. ピクチャーレールの選び方
ピクチャーレールを自宅に取り入れる際はどのような基準で選んでいけば良いのでしょうか。おすすめの選び方を4つご紹介していきます。それぞれの目的に合わせて適切な商品を選んでいきましょう。
2-1. 耐荷重で選ぶ
ピクチャーレールを選ぶ上で最もポイントとなるのは耐荷重です。どのくらいの重さに耐えられるか、商品によってそれぞれ異なるため、必要な耐荷重を把握しておきましょう。
ピクチャーレールは一般的に10キロから15キロの耐荷重で作られているため、重たい絵画などを飾る場合はそれ以上のものを選ぶことをおすすめします。耐荷重20キロあると安心です。
2-2. 使い方で選ぶ
ピクチャーレールの選び方として使用する目的で選ぶ方法もあります。ピクチャーレールに何を掛けるのか具体的にイメージしてから商品を選ぶことで失敗も少なくなるでしょう。お部屋のインテリアを考える際にピクチャーレールの使い方についても考えてみてください。
2-3. 設置方法で選ぶ
ピクチャーレールの取り付け方は先付けと後付けがあります。先付けは内装工事中にピクチャーレールも取り付ける方法で、後付けは出来上がった空間に後からピクチャーレールを設置する方法です。それぞれ施工方法や強度が異なるため、それぞれのニーズに合わせて工事しましょう。一般的に後付けの方が強度は劣ります。
2-4. 種類で選ぶ
ピクチャーレールは商品によって色味や素材が異なります。インテリアに馴染ませたい場合は天井や壁と同系色のものを、アクセントにしたい場合は反対色や素材を変化させても良いでしょう。メタル素材や木目調のピクチャーレールも人気です。
また、ワイヤーの色味にもこだわることで、よりオリジナルの空間が作れるでしょう。
3. ピクチャーレールを選ぶ際の注意点
ピクチャーレールはさまざまな使い方ができ、非常に便利なアイテムですが、よく考えて設置しないとインテリアや生活面で邪魔になってしまうこともあります。ピクチャーレールの魅力を最大限に活かすためにも以下の注意点を押さえておきましょう。
3-1. インテリアに合わせる
ピクチャーレールはインテリアの一部として大きな役割を果たします。商品のデザインだけで選んでしまうと、お部屋の雰囲気に合わなかったり、悪目立ちをしてしまったりする可能性があります。商品を選ぶ際は必ずお部屋全体のバランスを見ながら色や素材を選ぶようにしましょう。
3-2. 必要な長さを計測する
一般的に販売されているピクチャーレールの長さは50cmから3mと幅が広く、長さによって与える印象も大きく異なります。よりおしゃれな空間を作るためにも適切な長さの商品を購入しましょう。購入前にピクチャーレールを設置する場所の長さを計測しておくと失敗することもなくなります。
3-3. 取り付け方法を間違えない
ピクチャーレールを賃貸で取り入れる場合は設置方法に注意が必要です。賃貸物件では天井や壁に穴を開けることは禁止されているため、石膏ボードなどにピクチャーレールを取り付けることをおすすめします。
この方法で設置すれば、壁に直接穴を開ける必要もないため、安心してピクチャーレールを活用できます。ただ、石膏ボードに設置したピクチャーレールは強度が弱いため、掛けるものは軽いものにしましょう。
※ 参考記事: 「石膏ボードにはどんな種類がある?役割やおすすめの貼り方をご紹介!」
3-4. 設置場所をよく考える
ピクチャーレールの設置方法は天井付けや壁付けがあります。インテリアを楽しむなら壁付け、スッキリ見せたいのであれば天井付けがおすすめです。設置する場所や目的をよく考え、空間を無駄遣いすることがないようにしましょう。
3-5. 耐荷重をよく確認する
最後に自宅にピクチャーレールを導入する際は耐荷重をよく確認するようにしましょう。耐えられない重さのものを置いたり掛けたりしてしまうと、ピクチャーレールが破損してしまいます。
天井や壁を傷める原因にもなり得るため、重さに耐えられるアイテムを取り入れるようにしてください。特に小さなお子さんがいるご家庭は慎重に取り扱いましょう。
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5. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はピクチャーレールの使い方や商品の選び方を解説してきました。ピクチャーレールは使い方の自由度が高く、あらゆる場面で活用可能です。しかし、よく考えて使用しないと無駄なスペースを増やしてしまったり怪我のリスクが高まったりしてしまいます。
今回ご紹介した注意点を頭に入れ、最適な商品を選んでくださいね。ピクチャーレールはちょっとしたアイデアでお部屋の雰囲気をガラリと変えられる万能アイテムです。