玄関ホールをおしゃれにしたいなら!コツやおすすめの間取りをご紹介!

インテリア
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玄関は家に入る際に最初に通る場所であるため、デザイン性にこだわりたいと考えている方も多いでしょう。しかし、あまりにも見た目を重視してしまうと、使い勝手が悪くなってしまうため、全体のバランスを考えながら設計していくことが重要です。

そこで今回は、おしゃれな玄関ホールをつくるコツや注意点・おすすめの間取りアイデアをご紹介していきます。より快適な家をつくるためにも、ポイントを押さえておきましょう。

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1. 玄関ホールをおしゃれにするコツ

そもそも玄関ホールとは、玄関に入ってすぐの空間を指します。住宅の顔ともいえるため、玄関ホールの良し悪しで家の印象が決まってしまうでしょう。

玄関ホールをおしゃれにするためにはどのような工夫が必要でしょうか。以下で、意識していただきたいポイントを5つご紹介していきます。

1-1. 統一感を意識する

おしゃれな玄関ホールをつくるには、統一感を意識しなければなりません。外観や内装と雰囲気がズレていないか、施工前にしっかり確認しましょう。

家のコンセプトを決めておくと、玄関のデザインもスムーズに選べるはずです。ナチュラルやモダン・アメリカンなど好みのスタイルを取り入れてみましょう。

1-2. 開放感を演出する

開放的な空間をつくるだけでも、玄関におしゃれさがプラスされます。特に部屋と部屋を繋ぐ廊下は閉鎖的になりやすいため、開放感を意識して空間をつくりましょう。

開放感を演出する簡単な方法は、天井を高くすることです。ホール部分は思い切って吹き抜けにするのも良いでしょう。

玄関ホールにハイドアを設置するのもおすすめです。
※ 参考記事: 「ハイドアのメリット・デメリットは?おすすめの設置場所を解説!

1-3. アクセントを取り入れる

おしゃれな玄関をつくるコツとして、絵画や写真などのアートを飾るのもおすすめです。壁に装飾があることによって、メリハリのある空間がつくれるでしょう。

鏡や植物なども空間のアクセントになるため、玄関ホールをコーディネートする際に役立ててみてください。全体の配色バランスを意識すると、高級感もプラスされます。

※ 参考記事: 「おしゃれな絵の飾り方とは?自宅に絵画を飾るときのコツをご紹介!

1-4. 採光を確保する

玄関ホールを設計する際は、採光にこだわることも重要です。玄関の向きや日当たり具合を考慮して、明るい空間になるように設計しましょう。

隣の住宅が近いなどで視線が気になる場合は、開閉式の窓ではなくFIX窓を取り入れることをおすすめします。FIX窓なら、プライバシーをしっかり確保しつつ十分な採光が取れるでしょう。

1-5. 素材にこだわる

自宅の玄関ホールをおしゃれにしたいなら素材にこだわるのも大切です。特にタイルは加工の仕方や色・形・大きさなどさまざまな種類があるため、お気に入りのデザインを見つけられるでしょう。

また、お手入れしやすい素材を選ぶことも重要です。玄関は汚れやすい場所であるため、綺麗な状態を保てる素材を採用することをおすすめします。

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2. 玄関ホールをおしゃれにする際の注意点

続いて、玄関ホールを設計する際の注意点をご紹介していきます。何も考えずに見た目だけで設計してしまうと、不便さを感じてしまうでしょう。

事故や怪我の原因にもなるため、玄関ホールは慎重に設計することが大切です。

2-1. バリアフリー対策をする

玄関ホールを設計する際は、バリアフリー対策をしっかりと行いましょう。特に高齢者がいる場合は、幅や段差に注意する必要があります。

車椅子でもスムーズに通れるような工夫を凝らすことが大切です。必要であれば、手すりも適所に設置することをおすすめします。

※ 参考記事: 「バリアフリーリフォームでよくある工事内容は?注意点もご紹介!

2-2. 必要以上に広くしない

「開放的だから」「通りやすいから」といって、玄関ホールを広くし過ぎるのも良くありません。建物を建てられる面積はあらかじめ決められているため、玄関を広くしてしまうと、リビングや居室などその他の空間が制限されてしまいます。

移動も大変になるため、広過ぎる玄関は生活の負担になってしまうでしょう。

2-3. 収納は広めに設計する

玄関に置くものは靴だけではありません。レイングッズやアウトドアグッズなどさまざまなアイテムを置く可能性があるため、玄関の収納はできるだけ広めに設計しましょう。

今使用しなくても将来的に必要になる可能性が高いため、少し余裕のある収納を設置することをおすすめします。家族の人数や生活スタイルを考慮して最適な収納を選ぶことが大切です。

2-4. 明るさを意識する

玄関ホールの設計で意外と忘れがちなのが、夜の明るさです。日中は外の光で玄関が明るくなりますが、夜は照明で対応しなければなりません。

夜でも明るさがしっかりと保てるよう玄関照明にもこだわりを持ちましょう。間接照明などを上手に使うと、おしゃれな演出もできます。

2-5. 全体の繋がりを考える

玄関ホールの設計では、住宅全体の繋がりを考えることも重要です。玄関単体で考えてしまうと、その空間だけ浮いてしまうため、全体の雰囲気に馴染んでいるかしっかり考えましょう。

素材や使用するアイテムなどはある程度、統一性を持たせておく必要があります。

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3. 玄関ホールをおしゃれにする間取りのアイデア

最後に、玄関ホールの間取りアイデアをご紹介していきます。玄関ホールの設計に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

3-1. シューズクロークを設置する

近年、玄関脇にシューズクローゼットを設けた間取りが人気です。収納するものの種類や量によって必要な広さや設計が変わってきますが、玄関を土間続きにすることで活用の幅が広がります。

他の間取りとの繋がりを意識したいなら、ウォークスルータイプのシューズクロークもおすすめです。

※ 参考記事: 「シューズクロークで玄関がスッキリ!導入時の間取りや注意点を解説

3-2. リビング一体型を採用する

広い玄関スペースが取りにくい場合は、思い切ってリビングと一体化した玄関間取りを採用するのも良いでしょう。玄関フロアや廊下のスペースがなくせるため、リビングや居室を広くすることも可能です。

奥行きが感じられる間取りで、開放感も出てくるでしょう。広い玄関に憧れている方は、ぜひリビング一体型を採用してみてください。

3-3. 吹き抜けを取り入れる

開放的な玄関をつくりたいなら、吹き抜けを取り入れましょう。2階との繋がりも感じられるため、家族の顔が見える住宅がつくれます。

家族とのコミュニケーションを積極的に取りたい方や家族団欒の時間を大切にしたい方は、ぜひ吹き抜けを採用してみてください。吹き抜けは床面積が制限されないため、狭い土地でも可能です。

※ 参考記事: 「吹き抜けのデメリットとは?対策やおすすめの取り入れ方をご紹介!

3-4. ホール階段を設ける

ホールに階段を設けるのも開放的な玄関をつくるためのポイントでしょう。空間に奥行きが出るため、実際の広さより広く感じるはずです。

縦の空間と日当たりの演出で、明るい玄関を設計してみてください。スケルトン階段など開放的なデザインにすると、よりおしゃれな雰囲気に仕上がります。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、おしゃれな玄関ホールをつくるコツや注意点・おすすめの間取りをご紹介してきました。玄関ホールを設計する際は、全体の雰囲気を考慮して統一感のあるコーディネートをしていく必要があります。

開放感は重要ですが、あまりにも広くし過ぎてしまうと、他の部屋が狭くなってしまうため注意が必要です。吹き抜けを採用したりホールに階段を設けたりして対策してみましょう。