壁面収納のメリット・デメリットとは?オーダー時の注意点は?

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壁面収納は空間を最大限に活用した収納スペースで、さまざまな使い道があります。代表的なものはテレビ台を兼ね備えたもので、リビング収納として大活躍してくれます。その他、本棚やデスク兼用のものなどもあり、近年注目を集めているアイテムです。さらに洋服を掛けられる壁面収納もあるため、家族が多いご家庭にも人気を集めています。

そんな壁面収納をオーダーする際はどのようなことに気をつけていけば良いのでしょうか。壁面収納を自宅に取り入れるメリットとデメリットを踏まえながら解説していきます。自宅の収納スペースにお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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1. 壁面収納のメリット

壁面収納のメリットは主に以下の3つが挙げられます。納得のいく壁面収納を作るためにもぜひ参考にしてみてください。

1-1. デッドスペースを活用できる

特徴的な間取りの住宅だと、無駄なスペースができてしまうこともあります。壁の凸凹などデッドスペースを有効活用するには壁面収納を製作するのがおすすめです。奥行きがなければ扉のないオープンな収納に、奥行きのあるスペースなら扉のある収納で目隠しできます。どちらの収納も上手に活用すれば、お洒落な住宅になりますよ。

1-2. 低価格で収納を作れる

壁面収納はリフォームの中でも比較的、低価格で工事が可能です。費用の詳細や工事期間、デザインなどは依頼する業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。使える予算を明確にしておくことも重要です。

1-3. 自分なりのデザインが楽しめる

壁面収納は空間のデザインを統一できるところも魅力の一つです。床や家具の色味と合わせたり、空間のアクセントとしてインパクトを与えたりとさまざまな使い方ができます。業者によって、完全フルオーダーができる場合とできない場合があるため、業者選びは慎重に行いましょう。

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2. 壁面収納のデメリット

続いて、壁面収納のデメリットを見てみましょう。デメリットは対策することで気にならなくなる場合もあるため、しっかりと頭に入れておいてくださいね。

2-1. 圧迫感が出てしまう

自宅の壁一面を収納にする場合、30cmから50cm程度の床面積が必要です。そのため、圧迫感を感じてしまう場合があります。圧迫感を出さないためにも、壁が見えるように余白を意識しながら設計してみましょう。収納の上部は吊り下げ式にするなど空間の奥行きを損なわないような設計が重要です。

2-2. 気軽に模様替えができない

壁面収納は一度作ってしまうと、移動したりデザインを変えたりすることが簡単にできません。壁面収納を製作する際は長く使えるシンプルなデザインを心掛けましょう。シンプルな壁面収納であれば、万が一、色味やデザインを変えたくなった場合でも比較的簡単に変更ができます。設計は将来を見据えて考えていきましょう。

2-3.背が高い

デザインによりますが、壁面収納は背が高く、ある程度の広さが必要です。そのため、狭い部屋には向いていません。どうしても、狭い空間に壁面収納を設置したい場合は色味を明るめにするなど工夫してみましょう。

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3. 壁面収納をオーダーするときの注意点

壁面収納をオーダーする際はどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。主な注意点を解説していきます。リフォーム後に失敗したということがないように一つ一つしっかりと押さえていきましょう。

3-1. 設置する目的を決める

壁面収納を検討している方の中には「便利だから」「かっこいいから」となんとなくで決めていることも多いのではないでしょうか。そのような曖昧な理由で壁面収納を製作してしまうのは危険です。必ず設置前に目的を明確にしましょう。例えば、「洋服を綺麗に仕舞いたい」や「ディスプレイとして活用したい」などさまざまな使い方があるはずです。現状の生活で困っていることを書き出してみるのも良いでしょう。

3-2. 生活動線を確保する

壁面収納を製作する場合は生活動線を意識しましょう。リビングやキッチンなど人が集まる場所は塞がないように設計することが大切です。動線を塞いでしまうと、生活しづらくなってしまい、ストレスも溜まる一方です。生活の仕方を見直し、使い勝手の良い壁面収納を作りましょう。

3-3. 床や扉に合わせてデザインする

壁面収納はデザインにこだわれるところが魅力ですが、空間のバランスを考えていないと、浮いてしまう場合もあります。チグハグな印象にならないように壁面収納の色味や素材は床や扉など面積の大きいものと合わせましょう。また、長く使うためにも劣化しない素材を取り入れることも大切です。

3-4. 見せる収納と隠す収納を使い分ける

壁面収納を上手に活用するのは見せる収納と隠す収納の使い分けが重要です。見せる収納は扉が付いていないオープンな収納スペースでインテリアを飾ることができます。空間が華やかになり、お洒落度が増しますが、常に片付けていないと見栄えが悪くなってしまいます。

一方で隠す収納は扉が付いているため、荷物を見せることなく、スッキリとした空間を保てます。ただ、扉の開け閉めをする必要があるため、高い位置に収納する場合は怪我などのリスクに備えましょう。

3-5. 地震対策をしっかり行う

壁面収納は背が高いため、入念な地震対策が必要です。転倒防止グッズを購入するなどしっかりと対策をしましょう。設置時に壁面をしっかりと固定しておくのもおすすめです。テレビを壁面収納に置く場合はテレビ自体も固定しておきましょう。壁面収納は規定家具とは違い、突っ張り棒を設置しなくても良いため、見た目がスッキリするのも特徴です。ぜひご活用ください。

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5. まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は壁面収納のメリットやデメリットを解説してきました。壁面収納はさまざまな使い方があり、生活のあらゆる場面で活躍してくれるアイテムです。自宅のデッドスペースをどう活用するか悩んでいる方はぜひ壁面収納の設置を検討してみてください。

壁面収納をオーダーする際は設置する目的や生活動線を考慮した上で業者に依頼すると良いでしょう。最近では、壁面収納をDIYする方も増えているため、DIYが好きな方や家具作りに自信がある方はぜひ挑戦してみてください。シンプルな壁面収納であれば、簡単にDIYすることができますよ。気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

FLIE magazine 編集部

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