オール電化の住宅で停電したら?対策や準備するアイテムをご紹介!

ライフスタイル
この記事は約6分で読めます。

近年、オール電化の住宅が増えていますが、停電時の対策は済んでいるでしょうか。オール電化はガスを使用する住宅より停電時の影響が大きく、生活に支障が出てしまうケースもたくさんあります。事前にしっかりと対策しておき、万が一に備えておきましょう。

今回は、オール電化で停電したときの影響やその対策・準備しておくと便利なグッズをご紹介していきます。国内では、地震などの災害が頻繁に起こるため、準備を怠ると命取りになってしまうでしょう。

いざという時のために、入念な計画をしておくことをおすすめします。

スポンサーリンク
任意売却なら「未来改善パートナーズ」

1. オール電化で停電したときに起きること

オール電化の住宅で停電が起きたら、どのような事態になるでしょうか。停電時に起こることを以下でご紹介していきます。

一つ一つ対策し、直前で慌てることがないようにしましょう。

1-1. 冷蔵庫が使えない

まず、オール電化で停電が起きたら冷蔵庫が使えなくなります。停電が長引いてしまうと、中に入っていたものが腐ってしまうため、生活にも影響してくるでしょう。

また、氷や冷凍食品なども溶けてしまうため、冷凍機能が故障してしまう可能性もあります。臭いも室内に広がってくるため、事前に対策しておきましょう。

1-2. 照明が付かない

オール電化の停電では、照明器具も使えなくなります。夜は真っ暗になってしまうため、怪我や事故のリスクも高まるでしょう。

停電の規模が大きければ周辺の電灯も消える可能性があるため、避難する際や必要なものを探す際に不便です。災害時に必要になるものを揃えておくなど事前に準備しておくことをおすすめします。

1-3. 電子機器の充電ができない

電気が使えなければ、電子機器の充電もできません。スマートフォンなどの充電がなくなってしまうと、連絡をしたり情報を集めたりできなくなってしまいます。

避難場所の情報やライフラインの復旧状況・配給が行われる時間などが把握できなくなってしまうため、対策しておく必要があるでしょう。

1-4. お湯が出ない

オール電化の住宅では、電気を使ってお湯を沸かします。そのため、停電が起きると給湯器も使えなくなってしまうでしょう。

水道が出たとしてもお湯が出ないため、入浴も困難です。身体の汚れが取れない上、ストレスも溜まってしまうため、普段から水を溜めておくなどの対策をしなければなりません。

1-5. エアコンが使えない

オール電化の住宅で停電が起きると、冷暖房も使えなくなってしまうでしょう。真夏や真冬はエアコンが使えないことで体調を崩す可能性もあるため、特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭は注意が必要です。

エアコンを使わなくても、暑さや寒さを凌げる工夫をしましょう。

スポンサーリンク

2. オール電化で停電したときの対策

オール電化の住宅で停電が起きた際は、以下の行動を取りましょう。対策を事前に知っておけば、その時になって慌てる心配もありません。適切な対処で、復旧を待ちましょう。

2-1. 電源プラグをコンセントから抜く

停電が起きたら、まず電化製品の電源プラグをコンセントから抜きます。これは、停電が解消されたときに火災や事故を防ぐためです。

全ての電化製品をコンセントから抜けるように、普段からどこに何があるか確認しておくことをおすすめします。配置が分かっていれば、災害時でも慌てず対応できるでしょう。

2-2. 水を用意しておく

災害に備えて、水を用意しておくことも大切です。オール電化の仕組みによっては、電気が止まれば水道も出なくなる場合があります。

水が使えなくなることを視野に入れて、ペットボトルなどに常備しておきましょう。水道から汲んだ水は常温で3日、冷蔵庫保管で10日程度しか持たないため、常に入れ替えておくことをおすすめします。

2-3. 充電を長持ちさせる設定をする

スマートフォンの充電がなくなると不便なことが多いため、バッテリーを長持ちさせる設定をしておきましょう。画面を暗くしたり省電力モードにしたりするのが有効な手段です。

通信状態が悪くなったら「機内モード」にしておくと、電池消費を極限まで抑えられます。設定方法など事前に確認しておきましょう。

2-4. トイレの流し方を確認する

停電によってトイレが流せなくなる場合もあるため、あらかじめ断水時の流し方を把握しておくことをおすすめします。手動レバーがあるタイプは、手動レバーで洗浄可能です。

便器洗浄のつまみがあるタイプは、つまみを操作すれば洗浄できます。位置や操作は製品によって異なるため、事前にチェックしておきましょう。

スポンサーリンク

3. オール電化の停電対策に有効なグッズ

最後に、オール電化の停電対策におすすめのグッズを5つご紹介していきます。それぞれの役割をしっかりと確認し、早めに準備しておきましょう。

3-1. カセットコンロ

電気が使えないときの対策として、カセットコンロを使用するのもおすすめです。オール電化では停電時にIHコンロが使えなくなるため、料理をしたいときはカセットコンロを活用しましょう。

ガスボンベなどを用意する手間もかかりますが、電気がなくても温かい料理が食べられます。

3-2. クーラーボックス

停電すると冷蔵庫も使えなくなるため、クーラーボックスを用意しておくと良いでしょう。冷蔵庫に入っていた食材も腐らせずに保管できます。

普段から冷蔵庫にたくさんの食材をストックしている方は、いざという時のためにクーラーボックスを準備しておくことをおすすめします。

3-3. 懐中電灯

オール電化で停電してしまうと、電気がつかず真っ暗になってしまいます。そのようなときは懐中電灯が役立つでしょう。

スマートフォンのライトでも明かりを照らせますが、バッテリーを消耗してしまうため、あまりおすすめできません。

スマートフォンなどの電子機器は外部との連絡を取ったり情報を入手したりするために使いましょう。

3-4. 石油ストーブ

真冬などに停電してしまうと、暖を取れないために生命が危険にさらされます。体調を崩さないためにも、電気を使わない石油ストーブやガスストーブを用意しておくと良いでしょう。

また、真夏などの場合はクーラーボックスや保冷バッグに氷をたくさん入れておくことをおすすめします。

3-5. 非常食

万が一の災害に備えて、家族分の非常食も用意しておきましょう。なるべく火や電気を使わない食品がおすすめです。

缶詰や携帯おにぎりなど簡単に食べられるものが向いています。商品を選ぶ際は、アレルギーなども考慮すると良いでしょう。家族のライフスタイルを考えて選ぶことが大切です。

スポンサーリンク

4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、オール電化の住宅が停電した時の影響やその対策・準備しておくと便利なグッズをご紹介してきました。オール電化は電気一つで生活が成り立つ便利な仕組みですが、停電が起こってしまうと使えない設備がたくさん出てきます。

特に冷蔵庫やエアコン・照明は生活に関わってくるため、事前に対策しておく必要があるでしょう。電化製品をコンセントから抜く他、いざという時のために、カセットコンロやクーラーボックスなど必要なものを揃えておくことをおすすめします。加えて、水や非常食の常備もしておくと安心です。