引っ越し準備のスケジュール、いつから?何をする?を徹底解説

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物件を購入したら、次にやるべきことは新居への引っ越し準備です。いざ引っ越しに取り掛かろうとした時に、何から手を付けていいのか迷うという方も多いですよね。
引っ越し準備にはやるべきことがたくさんあるため、大まかなスケジュールと注意点を把握しておく必要があります。

直前になって困らないように、事前に引っ越し準備について確認しておきましょう。
この記事では、引っ越し準備に必要なこと、流れ、押さえておきたいポイントについて解説します。

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1. いつから引っ越し準備を始めるべきか

引っ越し準備は、ご家族の人数や荷物の量によっても異なりますが、できれば1ヶ月前くらいから始めると良いでしょう。
ちょっと早すぎると思われるかもしれませんが、引っ越しにはやることが多いため、普段お仕事や家事で中々時間が取れないことを考えても、少しずつ準備していくのがおすすめです。

また、引っ越し業者では早割を用意している会社も多いため、早めに決めておけば料金もお得になります。また、2~4月の繁忙期に引っ越しをされる予定がある場合は、希望の日程で予約が難しくなる場合もあるため、なるべく早く引っ越し業者の選定を行うのが良いでしょう。

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2. 引っ越し当日までにやるべきこと、大まかなスケジュール

引っ越し当日までにやるべきことを、引っ越しが決まったらすぐ、1~2週間前、前日にやることの3つの段階に分けてご説明します。

2-1. 引っ越しが決まったらまずやるべきこと

まず、引っ越しが決まったらやるべきことについて見ていきましょう。
この時期にやっておきたい主なことは、賃貸にお住まいであれば解約の手続き、引っ越し業者への見積もり依頼、粗大ごみの処分になります。

引っ越し業者への依頼は、一括見積サイトなどで申込をし、料金やサービス内容をよく比較して決めるようにしましょう。また、新型コロナ感染対策についてもちゃんと実施しているかどうかも確認すると良いでしょう。

あわせて荷造り資材の確認も行いましょう。段ボールを用意してくれる引っ越し業者がほとんどですが、どのくらいの数が必要になるかは、あらかじめ自分の荷物をみて確認しておきましょう。
段ボール以外に荷造りに必要になるガムテープ、ヒモ、軍手や新聞紙なども早めに準備しておきましょう。

そして、粗大ごみや不用品ある場合は、処分の依頼も早めに行います。お住まいの自治体に依頼する場合は、事前予約の上、決められた収集日にあわせてゴミを出す必要があるため注意しましょう。不用品の処分については、後ほど詳しくご説明します。

2-2. 1~2週間前までにやるべきこと

1~2週間前までにやるべきことは、各種手続きが主になります。
役所への転出届は引っ越し日の14日前から受付しています。転出届を提出した際に発行できる「転出証明書」は、転入手続き等で使用することになるため、ちゃんと保管しておきましょう。

※ 併せて「引越しの際、住民票移動の手続きには何が必要?タイミングも含め解説」もご覧ください。

国民健康保険・国民年金、各種金融機関や保険、住民税等税務署関係の手続き、そして電気、ガス、水道のライフラインの手続き、お子様の学校や保育園、幼稚園などの転校・転園手続き、電話やインターネットの移転手続きも、忘れずに行いましょう。

特に、電気、ガス、水道は、引っ越し先ですぐに使用開始する必要があるため、早めに手続きを行いましょう。ガスの使用開始時には、ガス会社スタッフの作業が必要になるため、当日や前日の連絡では依頼が難しい場合もあります。忘れずに早めの予約を行いましょう。

3-3. 前日にやるべきこと

引っ越し前日は、最終的な荷物の確認、家電運搬の準備、引っ越し当日に備えた準備を行います。
荷物は、必ず引っ越し業者が来るまでにすべて梱包しておきましょう。洗面やトイレ用品、タオルなど、新居ですぐに使うものは一まとめにしておき、洗濯ものなどもまとめて段ボールにしまっておくと良いでしょう。

ハサミや軍手といった引っ越し作業で使うものも取り出しやすくしておくと便利です。
食事も外食で済ませるなどして、食器や調理器具も前日までにはすべて梱包しておくのがおすすめです。

また、冷蔵庫や洗濯機といった家電も搬出するための準備をしておきます。
冷蔵庫は必ず中身をすべて取り出しておき、製氷機のお水や氷もすべて空にします。そして、電源を抜きドアを開けて一晩おきましょう。

洗濯機も水抜きの必要があります。方法としては、まず給水ホース内の水を抜くために給水栓を閉めて洗濯ボタンを押しスタートさせます。少しおいてから停止させ、電源を切って給水ホースを外します。もう一度電源を入れて脱水を行い、終了後洗濯槽内の水分を拭きましょう。洗濯機によっても水抜きの操作が異なる場合があるため、必ず取扱説明書を確認の上で行ってください。

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3. 荷造りや不用品処分についての注意点

引っ越し準備の中でも、最も大変なのが荷造りと不用品等の処分です。不用品の選別も大変ですが、処分するのにも時間や労力が掛かります。ゴミの種類によって処分方法も異なるため、事前に確認しておきましょう。

家電の処分については、廃棄物の減量と資源の有効活用推進のための法律「家電リサイクル法」によって、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の家電4品の処分方法が決められています。新しいものに買い替える場合は、お店に引き取りを依頼します。処分のみ行う場合は、買ったお店に問い合わせるか、自治体ごとに決められた方法で処分を行う必要があります。必ずお住まいの自治体のホームページで確認し、処分を行いましょう。

粗大ごみの処分は、自治体に回収を依頼する方法、または不用品引き取り業者、リサイクルショップへの持ち込みなどの方法もあるため、それぞれ比較検討することをおすすめします。まだ十分に使えるものであれば、業者で買い取ってもらえる可能性もあります。
ただし、民間の不応品回収業者の場合、処分費用が高くなったり、持ち込んでも引き取ってもらえない場合もあるため注意が必要です。

※ 参考記事: 「大型家具はどう処分する?方法や業者に依頼する際の注意点を解説!

衣類や雑貨などは、オークションサイトやフリマアプリを利用するのもおすすめです。最近は、アプリの機能も進歩しているため出品の手間もほとんどありません。
こちらの注意点としては、売れるまでの期間が見えないことや、手数料や梱包などの負担が発生するということ。引っ越しまでに期間に余裕があれば、利用を検討するとよいでしょう。

※ 参考記事: 「引っ越しを機に衣類の断捨離を!おすすめの処分方法について解説

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4. まとめ

今回は、引っ越し準備をいつから行えばいいのか、スケジュールややるべきことについて詳しくご説明してきました。引っ越しが決まったら、なるべく早く準備に取り掛かり、スケジュールに余裕を持って進めましょう。