マンションのお風呂をリフォームする方法は?事例やコツを解説!

リノベーション
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築年数が10年を過ぎると、リフォームを検討し始めます。特にお風呂は毎日使用する箇所であるため、劣化具合が気になるでしょう。

そこで今回は、マンションのお風呂リフォームについて代表的な事例や工事を成功させるポイント・注意点をご紹介していきます。水回りが綺麗だと、日々の生活も充実してくるため、定期的にメンテナンスをしておきましょう。

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1. マンションのお風呂リフォーム事例

マンションのお風呂リフォームには、以下の5つの事例があります。それぞれ工事の方法やメリット・デメリットを把握しておきましょう。

実際にリフォームする際は、お風呂の状態や予算を考慮して工事内容を決めていくことが重要です。

1-1. ユニットバスの全体交換

住宅のバスルームが古くなり、浴槽やシャワーの設備が劣化していた場合には、お風呂の全体交換が行われます。新しいユニットバスを導入することで、清潔なバスルームを保つことが可能です。

手すりを付けるなどバリアフリー対策もできますが、その分、費用は高くなってしまうため注意しましょう。

1-2. 古い形の在来浴室からユニットバスに変更

古い形の浴室を新しいユニットバスにして、使い勝手を良くする方法もあります。ユニットバスの全体交換より費用を安く抑えられるため、予算が限られている方にもおすすめです。

ユニットバスに変更すると、お子さんとの入浴や親の介護なども容易にできます。家族構成や人数に合わせてサイズを検討してみましょう。

1-3. 在来浴室から新しい在来浴室に変更

在来浴室とはモルタルで仕上げる工法で、比較的自由度が高いのが特徴です。そのため、デザイン性を上げる場合には高額な費用がかかります。

使用する素材によっても金額は異なるため、予算を明確にしておくことが重要です。お風呂の仕様をアップグレードしたい場合には、在来浴室を選択してみると良いでしょう。

1-4. お風呂の拡張

浴室の拡張をするだけでも、お風呂の使い勝手が良くなります。家族の人数や使い方に合わせて、最適なサイズを検討してみましょう。

ただ、拡張の規模や場所によっては、給排水やガスの工事も必要になる可能性があります。最終的な費用が高くなるため、予算の上限は超えないように工夫しましょう。

1-5. お風呂の移動

窓の位置を変えたりシャワーヘッドの高さを変えたりするのもお風呂の使い勝手を良くする手段です。浴槽の位置が変われば、空間全体の雰囲気も変えられるでしょう。

築年数が経ってリフォームを考えているなら、お風呂の移動も検討してみることをおすすめします。お風呂をリフォームする際は、後悔しないためにも完成イメージを明確に思い描いておくことが重要です。

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2. マンションのお風呂リフォームを成功させるためのポイント

続いて、お風呂リフォームを成功させるコツをご紹介していきます。お風呂のリフォームは高額な費用がかかるため、何も考えずにデザインだけで決めてしまうとお金を無駄にしがちです。

失敗しないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

2-1. 必要な機能を考える

お風呂リフォームでは、最新のものにすることが最適とは限りません。ライフスタイルや家族構成に合ったタイプを選ぶことをおすすめします。

設置後に後悔しないように、導入する設備が本当に必要か、慎重に判断しましょう。必要最低限の設備を取り入れることで、費用も抑えられます。

2-2. お風呂のサイズを測る

お風呂リフォームで失敗しないためには、購入前に正しいサイズを計測しておくことが重要です。広いお風呂は快適ですが、その分、光熱費が高くなります。

逆に狭過ぎると窮屈になってしまうため、最適な広さを検討しましょう。ショールームなどで実物を見る際には、メジャーを持参することをおすすめします。

2-3. お風呂の形態を知る

お風呂の形態には、在来浴室とユニットバスの2種類があります。マンションのお風呂はユニットバスが一般的ですが、物件によっては在来浴室の設置も可能です。

それぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握しておき、状況に合わせて判断していきましょう。費用を抑えたいならユニットバス、浴槽にこだわりたいなら在来浴室がおすすめです。

2-4. 他の部屋との調和を考慮する

お風呂のリフォームをする際は、その空間だけで考えずに他の部屋との調和も意識するようにしましょう。インテリアスタイルや雰囲気が合っていないと、浴室だけ浮いて見えてしまいます。

ナチュラルな雰囲気の住宅ならブラウンなど自然な配色、モダンな雰囲気ならモノトーン配色がおすすめです。

2-5. ショールームで実物を見る

マンションのお風呂リフォームを成功させるためには、ショールームで実物を見ることが大切です。浴室に収まるサイズか、入り心地はどうか実際に浴槽に入って確認してみましょう。

ショールームに訪れる際は、できる限り家族全員で確認し、不満がないように慎重に選ぶことがポイントです。

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3. マンションのお風呂をリフォームをする際の注意点

最後に、マンションのお風呂リフォームで注意するポイントをご紹介していきます。一戸建ての住宅との違いを把握しながら、丁寧に行動していきましょう。

3-1. 規約を確認する

マンションのリフォームは、管理規約で施工可能な範囲が決められています。工事を進める前に、規約違反をしていないかチェックしましょう。

物件によっては排気口や換気ダクトの工事ができないケースもあるため、不安な場合は管理会社やオーナーに確認しておく必要があります。

3-2. 近隣住民に配慮する

マンションのお風呂リフォームでは、工事の際に騒音が発生してしまいます。事前説明がないまま着工してしまうと、周囲に迷惑がかかるため、リフォーム前に工事の挨拶をしておきましょう。

ただ、近隣住民への対応はマンションによって方針が異なるため、管理会社に尋ねておくことをおすすめします。

3-3. マンションリフォームに強い業者を探す

マンションでお風呂リフォームをする際は、マンションリフォームに強い業者を選ぶことが大切です。マンションリフォームの実績が多い業者は、近隣住民への対応も丁寧に行なってくれるため、トラブルも未然に防げます。

ホームページに施工実績がたくさん載っている会社を選ぶようにしましょう。

3-4. あらかじめ予算を決めておく

リフォームを依頼する前に予算を決めておくのも重要です。決める予算は上限と希望の2種類があります。

これ以上超えてはならないボーダーラインと希望の金額を決めておくと、予算オーバーする心配もありません。お風呂のリフォームは費用が高額になりやすいため、工事内容は慎重に検討しましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、お風呂リフォームの事例やマンションでの工事を成功させるポイントや注意点をご紹介してきました。工事内容によって金額が大きく異なるため、ライフスタイルや家族構成に合わせて最適な方法を取りましょう。

工事前には規約をしっかりと確認しておき、近隣住民への挨拶も忘れずに行うことが大切です。