クローゼットリフォームにはどのようなものがある?事例や種類を解説!

リノベーション
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クローゼットのリフォームを行えば、今よりも多く収納が可能です。しかし、具体的にどのようなリフォームをしたら良いか分からない方も多いでしょう。

そこで今回は、クローゼットリフォームの種類や扉の種類・費用を安く抑える方法をご紹介していきます。クローゼットのリフォームを検討している方はもちろん、家が物で溢れている方はぜひ参考にしてみてください。

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1. クローゼットリフォームの種類

クローゼットのリフォームは、主に以下の5つがあります。それぞれメリット・デメリットを事前に押さえておけば、納得のいくリフォームができるでしょう。

1-1. ハンガーパイプを設置する

クローゼットリフォームの代表的な工事内容は、ハンガーパイプの設置です。クローゼットには衣類をたくさんしまうため、ハンガーパイプがないと、シワがついてしまう可能性があります。

どこにしまったか分からず、探す手間がかかるのもデメリットです。衣類を綺麗に片付けるには、ハンガーパイプの設置を検討してみましょう。

※ 参考記事: 「ハンガーパイプの高さはどう決める?基準や注意点をご紹介!

1-2. 棚を追加する

棚を追加するのも、クローゼットリフォームの代表事例です。収納物に合わせて棚を設置する場合は、1箇所あたり1万円〜5万円ほどの費用がかかります。

強度のある枕棚や仕切り棚を設置すれば、使い勝手も格段にアップするはずです。予算に余裕がある方は、細部までこだわってみましょう。

1-3. 湿気対策をする

クローゼットは締め切ってしまうと、湿気がこもります。定期的に換気をしないと、カビや結露の原因になるため注意しましょう。

リフォームを検討している方は、湿気対策もあわせて行なっておくことをおすすめします。内装材の素材・グレードによっては価格が大きく変動するため、予算に合わせて選択しましょう。

※ 参考記事: 「クローゼットのカビは落とせる?除去方法と事前の対策を解説!

1-4. 押入れからクローゼットに変更する

押入れからクローゼットに変更するのも、おすすめのリフォームです。和室を洋室にする場合は、床の補強工事が必要になる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

追加工事が必要かどうかで初期費用が変わってくるため、リフォーム時には優先順位を決めておくことが重要です。

※ 参考記事: 「押入れからクローゼットにリフォームしたい!工事方法や費用は?

1-5. クローゼットを拡張する

クローゼットの間口や奥行きを拡張したい場合は、20万円前後の予算を考えておきましょう。ただ、クローゼットの配置場所や完成後のサイズによっては、既存の壁を撤去する必要があります。

その分、高額な出費となるため、予算は余裕を持って設定しておきましょう。

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2. クローゼットリフォームで選びたい扉の種類

続いて、クローゼットのリフォームで検討したい扉の種類をご紹介していきます。クローゼットに設置する扉は、主に折れ戸・引き戸・引違い戸・開き戸の4種類です。

扉なしのクローゼットもあるため、それぞれメリット・デメリットを解説していきます。

2-1. 折れ戸

折れ戸は、扉を開くときに折れるタイプの扉です。折れ戸のメリットは扉を開けた際の飛び出しやデッドスペースが少ないことで、狭いスペースでも気軽に設置できます。

少ない動きで扉を開閉できるため、高齢の方も安心です。ただ、埋め込みレールが必要になるため、他の扉よりコストがかかります。

2-2. 引き戸

引き戸は、扉がレールや溝の上を往復するタイプの扉です。スペースを取らないことや開けっぱなしにできることなど、さまざまなメリットがあります。

部屋に一体感も生まれ、開放的な空間が演出可能です。しかし、戸を引き込むスペースがないと設置できないデメリットはあります。

気密性や遮音性が低い可能性もあるため、冬場は隙間風が入ってくる恐れがあるでしょう。

2-3. 引違い戸

複数の引き戸を左右どちらかに寄せて開閉するのが「引き違い戸」です。開き具合が調整しやすいことがメリットですが、気密性はやや劣ります。

クローゼットをしっかり閉めたい方には不向きです。ただ、開けっぱなしにできるため、季節や用途に合わせてあらゆる使い方ができます。

2-4. 開き戸

開き戸は、蝶番を軸に前後に開閉する扉です。ドアノブを回して開閉するため、スッキリとした開口部になりにくい特徴があります。

ただ、ドアノブの種類は豊富です。好みのインテリアに仕上がる他、気密性・防音性も高いため、機能を重視したい方に向いています。

風などでドアが勝手に閉まってしまう恐れもあるため、小さなお子さんが指を挟まないように注意しましょう。

2-5. 扉なし

クローゼットの扉は、敢えて付けない選択も可能です。扉なしにした場合、費用も大きく削減できるため、低コストでクローゼットリフォームができるでしょう。

見せるインテリアも実現できるため、全体のバランスを考慮して検討してみることをおすすめします。扉なしの場合でも、工夫すれば目隠しが可能です。

※ 参考記事: 「扉なしクローゼットのメリット・デメリットは?設置の注意点も解説!

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3. クローゼットリフォームの費用を安く抑える方法

最後に、クローゼットリフォームの費用を抑える方法を4つご紹介していきます。クローゼットのリフォームは何も考えていないと、高額な費用を請求されがちです。

予算オーバーすることがないように、資金計画は入念に立てることをおすすめします。

3-1. 新設は空き部屋を活用する

クローゼットを新たにつくりたい場合は、空き部屋を活用するのが最適です。特にウォークインクローゼットを新設する際は、ある程度広いスペースを確保しなければなりません。

使っていない部屋がある方は、そこをクローゼットのスペースとして検討してみると良いでしょう。

※ 参考記事: 「ウォークインクローゼットの魅力とは?失敗しないための対策も解説!

3-2. ロールスクリーンを設置する

クローゼットに扉を設置してしまうと、費用が跳ね上がってしまいます。費用を安く抑えたい場合は、扉なしを検討しましょう。

目隠しをしたいだけなら、ロールスクリーンやカーテンで代用できます。気密性は確保されませんが、プライバシーを守ったクローゼットが完成するでしょう。

3-3. スペースを狭くする

広過ぎるクローゼットは、費用が高くなりがちです。コスト削減を考えているなら、スペースを狭くするのも良いでしょう。

条件を整理し、譲れないポイントを把握しておくと、失敗する心配もありません。業者に依頼する前に何を改善したいのか、どのような空間を作りたいのか具体的にイメージしてみましょう。

3-4. DIYをする

クローゼットリフォームの費用を抑えたいなら、プロに依頼するのではなくDIYも検討してみると良いでしょう。簡単にできるクローゼットなら、自分でも工事が可能です。

目隠しをするためにカーテンを取り付けてみたり、衣類を掛けられるように突っ張り棒を設置してみたりとさまざまな工夫ができます。業者に依頼する前に、自分でつくれないかも考えてみると良いでしょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、クローゼットリフォームの主な種類や扉のタイプ・費用を抑える方法をご紹介してきました。クローゼットのリフォーム内容は、ハンガーパイプの設置や棚の追加・湿気対策など多岐に渡ります。

扉の種類も折れ戸・引き戸・引違い戸・開き戸などたくさんあるため、それぞれの特徴を事前に把握しておくと、理想のクローゼットがつくれるはずです。費用を安く抑えたい場合は、ロールスクリーンを設置したりDIYを検討したりと工夫する必要があります。